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omaetonanka yattenai
サラリーマン物が3本入った作品集。
表題作はヤった、ヤってないで、すったもんだするラブコメディ。
7年付き合った彼女に振られた寺尾は、同僚の北村と飲んで、絡んで、翌朝目覚めたら??
ヤリチンで、女の子大好き、合コン大好きだったはずの北村だったが、酔った勢いとはいえ、寺尾を…、
寺尾は「お前となんかヤってない」と言い張るのですが、北村はそんな寺尾がどんどんかわいく見えてきちゃう。
寺尾の方も、実は…、
テンポもよくて、楽しくて、読みやすかった。
次の「恋って煩う~」は危ない一目ぼれの話。
もう1編「縁結びは糸の先」は見えちゃう系のちょっとファンタジックなお話でした。
この作品と、この後の作品は作画環境が変わったのか絵の雰囲気が変わります。
全部で3CPの話が収録されています。
作画に結構クセがありました。
「お前となんかヤってない」+「事の発端」
会社で再会した高校の同級生、女たらしのヤリチン北村と元野球部の寺尾。
寺尾が7年付き合った彼女にフラれたあとからの話です。
高校時代は面識がある程度、会社に入ってから仲良くなった2人ですが、読者のわたしたちには寺尾が寄れば触ればツンツンなので仲良しには見えません。そこには「ヤった」「ヤってない」問題が絡んでいるわけで。
ヤったのか、ヤってないのか。なぜ頑なに認めないのか。
その辺りの2人それぞれの心境がじっくりと描かれています。
続く「事の発端」は問題の夜の話。種明かしです。
「恋って煩うものですね」
足につまずいて鼻血を出した結城に、血のついたスーツの代わりに自分がデザインしたスーツをプレゼントさせてほしいと言う近衛。
「男が服を贈るのは〜」という話でした。
「縁結びは糸の先」(前後編)
ひととひとを結ぶ糸が見える成神と、初対面で突然、成神に予言されたリーマンの立花。
糸が切れかかっていたり、切れていたりするのが見えるのに、父を救えなかった過去のトラウマで「なるようにしかならない」と冷めた目でひとを見るようになった成神を、立花が精神的に救う話でした。
表題作は青年漫画っぽいタッチ、「恋ってー」は少し線が細めできれいめな作風に変わって、「縁結びー」は両方の中間っぽい作画でした。
そこで好みが分かれるかもしれません。
リーマン系の作品が3カップル分入っています。
表題作はタイトル通りで、酔った勢いでヤったものの、攻めがチャラ男なため、受けがヤってないと言い張り揉めます。
2作目は、
たまたま街中で攻めが受けを転けさせてしまい、鼻血が出たところを家に連れ込みスーツを弁償(プレゼント)します。受けはゲイの自覚はなく拒否しますが攻めが「コッチの人だよね?」と感じ取っており、押せ押せです。
3作目は(個人的に1番好きでした)
縁の糸が見えてしまう占い師(攻め)は過去のトラウマから1人で生きることを選んでいたが、馬鹿正直で真っ直ぐなリーマン(受け)と出会います。
思いを伝えあったあとの攻めのキャラ変がギャップ萌えでした!