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v kei boukunn no erock'n roll!
なるしすのあ〜る先生作品初読み。
こちらは電子限定の短編です。
ヴィジュアル系ロックバンドと、コスチュームデザイナーが出てくるお話です。
私は実際にファンのV系バンドはないのですが、元々ロックバンドが美しく着飾ったりメイクしたり、ギラギラ!キラキラ!というのが大好きで。
で、本作。
主人公はヘードネーというバンドのヴォーカル・カズハ(受け・可愛い系)。
ギターのアヤメに憧れてバンドに入り、アヤメのお手付きになっているが、ある日バンドのパトロンで衣装提供しているデザイナーのヒロに挨拶に行く。
アヤメに、ヒロのご機嫌を取れ、と言われていて、それを誤解して積極的にヒロに抱かれちゃうのです…
だけど、いつも俺様なアヤメは本当はカズハに独占欲を抱いていて…
結局ヒロとシてしまったことがバレますが、そこは短編だからか修羅場にはならず。
アヤメがカズハに「お前は俺のものだ」みたいなお説教(?)、ヒロはまた振られた〜、みたいなオチで終わります。
ストーリーは正直イマイチというか…カズハってちょっとおバカで、「自己」がないんですよね。
ヒロは、カズハが恋人はいないと言うし積極的に抱きついてきたりするから、勘違いしても仕方ないように思うのです。
一方、アヤメもちょっとかわいそう…俺様で言葉足らずだったからカズハに気持ちが通じてなかったために、ネトラレ的な展開になっちゃった。
結果的には喧嘩にも破局にもならなかったので、まあいいか…みたいな読後感です。
元々V系の衣装やきらびやかさが読みたかったので、そこは満足しました。
アヤメはスチームパンク風ドレスがとても良く似合っています。