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baka ni koi toka shoujiki murijane
1ページの小ネタ集と数ページのエピソードが入り混じった構成でした。
一瞬このまま小ネタだけで終了したらどうしよう、と不安になりましたが、ちゃんとした長いエピソードが出てきてほっとしました。
望月(片思い歴5年のこじらせ攻め)と朝比奈(国宝級のバカ受け←うっかり某煎餅みたいになってしまった)は親友同士だけど、ちょっとワケあり。
このふたりに倉岡と高橋という「ぬるーく見守り隊」が加わった4人組の話です。
男子校ならではのちょっと低めだけど辛辣なテンションが心地良い。
そこにヒナのことを大好きなイケメン王子・江野が転入生として加わることで大波乱が…!!
もーう、心臓壊れるかと!!
前半はヒナの全ページに渡る完全なるおばかっぷりに笑いつつ、望月のおかんっぷりに微笑みつつ、伝わらない切なさすら笑いに変わるくらいほのぼのしていたのです。
それが江野の登場で突然FUJI◯AMAに乗せられたくらいの展開。
もう胸が…、心臓が…、こんなに急激に痛むのはなぜ?死ぬの!?というくらい痛む。
しかも泣けます。
数十ページ前までは笑いながら読んでいた本で、まさか泣かされるとは思いませんでした。
単純に好奇心だけで望月をセフレに選んだヒナが気付いたばかりの気持ちと、望月の5年に渡る想いの違い。同じ「好き」なのに切ない。
だけどそんな望月の後ろ向きな決断すら吹き飛ばしてくれるヒナのおばかパワー。まさに国宝級でした。
ちなみに2回くらい泣けます。
初めての回と途中と後半に2回出てくるピアスのエピソードが良いです。
あと最初の方で望月がついた嘘も好き。
信じるヒナが可愛かったです。
中学時代の望月が!萌える!!
茶髪の望月もイケメンなのですが、どんなときでも黒髪眼鏡はご褒美ですね。
軽い気持ちで読み始めたのに、こんなに笑って、胸が苦しくなって、泣かされるとは思いませんでした。
良作です!
ふつうのマンガと4コママンガ(?)が混ざったような構造で、テンポ良くお話が進んでいきます。
主軸は、男子校で繰り広げられる、中学のときに親友になった元根暗な攻(オカン気質)ととにかく明るいおバカな受が、セフレから恋人になるまでのお話。受の子がおバカすぎて、なかなかラブが進みません。もどかしい!
周りを固める友人たち(見守り組やら、受のヒナのことが好き(ライク)な邪魔者など)のお話も、もう少し詳しく読みたかったです!
ギャグみ強めで、セフレなんですが、シてるシーンは多くはないかな?ライトで楽しいBLです。