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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
大好きなこの2人の続編が出るってんで、楽しみにしていました。
以下、めっちゃネタバレしてます。
まずは口絵ですっけ?捲ってすぐのイラスト。
小山田先生がまたすばらしいイラストを下さってます。
今回は半裸なんですけど、なんかかえってエロい。
抱き合う2人と、お顔のアップなんですが、このお顔もいいなぁ。
甘えるように目を閉じて口を軽く開けてる聡と、満足そうに愛しげに目を細めて顔を寄せている和巳。
でも、和巳の手は半分脱がせてる聡を下着越しにしっかりかわいがっている、という、なんともエロい構図。
この口絵だけで、まずうひょーってなりました。
今回は「精神の泉」の爆破に、鑑識中だった聡が巻き込まれて2人の出会いであるコインロッカー爆破事件から1年分の聡の記憶が失われてしまって。
この爆破事件を、和巳の高校時代の友人であり初めての相手でもあり、「精神の泉」の爆破主犯格として追っている久米田からの電話で知ることとなった和巳。
今近くで鑑識しているのは君の恋人だよね、と久米田から電話口で言われ、大切なものを奪われるかもしれない恐怖に震えながら「手を出すな」と叫ぶが、「どうして警察官僚なんかになったんだ」と言われ爆破音が襲う。
この時の和巳の恐怖や焦燥を想うと、私の切ない妄想はとまらず。
こんな事言われたら、まるで自分のせいで聡が巻き込まれたみたいに感じるじゃないの。
こんなシチュエーション、大好きです。
病院で目覚めた聡に「アンタ誰?」と言われて忘れられた事にショックだろうに、聡に自分と恋人としての記憶がなくても、また築いていこう、と「馬鹿」と言われる回数も1から数え直す和巳が男前でとてもステキです。
聡も記憶はなくても、カラダが覚えてる、みたいに和巳との逢瀬はカラダも心も癒されていて。
久米田の悲しい過去が読者には明らかになって、高校時代唯一友人だった和巳を結局は大事にしていて爆破予定現場でも聡を安全な場所に1人押し込む久米田の優しさが切なかった。
いつか3人でおいしいお酒とオレンジジュースを飲めるといいね、と切なく願いました。
目の前で爆破した教団施設で聡の姿を見た時の和巳の動揺。
自分との記憶だけでなく存在そのものを失ったのかもしれない恐怖。
このシーンは大丈夫って分かって読み返しても、やはり何度でも苦しくなります。
結局ここでまたしても巻き込まれた事で聡の記憶は戻るのですが、精神的に弱りきった和巳が聡にかわいがられて喘がされていて、まさかリバ?とビビリつつ読み進めましたが、結局は聡が自分の中に欲しい、と思ってリバなしで濃厚えっちでした。
聡のお見舞いに北海道からやってきたお兄さんに聡の自宅で鉢合わせした時、ただの友人の顔をして挨拶をして帰ろうとして和巳にお兄さんが「弟をよろしく」と頭を下げる。
その返事は泣いていた聡には聞こえなかったけど、私が勝手に妄想してうふふ、です。
これで「精神の泉」編は終わりだそうですが、久米田は結局どうなるのか、和巳は理事官室長の椅子に座る事ができるのか、まだまだこの2人の世界のお話は続いていますね。
デンパ男シリーズの3冊目。前作『溺愛オトコと純愛ヤロウ』がなんとも意味深なところで終わっていたので、続編が出て嬉しいです。
という事で内容をざっくりと。ネタバレ含んでいます。ご注意を。
『溺愛オトコ~』で、宗教団体「精神の泉」との決着がつかず、裏で手を引いている久米田を取り逃がしていた公安。
「精神の泉」の壊滅と、久米田との決着。どうなるのかなあ、と思いつつ読み始めましたが、序盤は和巳と聡のバカップルな描写から始まります。
前作で川上に下劣なことをされた聡ですが、その心と身体の傷を癒すかのような和巳の態度と聡の甘えっぷりがなんとも可愛い。危険な目に合わせたくなくてあまり出歩かないようにと指示する和巳に「母ちゃんかよ!」と突っ込んでしまった私ですが、それに素直に従う聡の態度に、二人の信頼関係が確固たるものになったことがうかがえます。
そんな甘々な二人ですが、聡に久米田の魔の手が伸びて…。
あらすじにも書いてあるので書いちゃいますが、久米田の罠に嵌まった聡が記憶喪失に。しかも、和巳との記憶だけ(というか過去1年間の記憶)がすっぽり抜け落ちてしまう。けれどそんな聡に対して和巳は臆することなく接するのがとてもかっこよかった。また一から関係を築いていけばいい、と。
記憶がないながらも和巳に対しては気持ちが安らぎ、身体の関係だけは続く二人ですが、その間にも爆破事件は続いて。
久米田がなぜそんなことをしたのか。
という謎を軸に、久米田の過去、そして警察の闇が少しずつ解き明かされていく展開は流石。
けれど、久米田が宗教団体を離脱した経緯とか、久米田の家族の話がいまいち踏み込まれておらずちょっと消化不良な感じだったのが残念。
井上さんの書かれたあとがきによると『デンパ男のシリーズ精神の泉編』はこれで完結だそうな。
けれど、「警察の闇」という部分では全く明らかにされておらず、ストーリーとしてはここから和巳が追い詰めていくところが面白んじゃなかろうかと思うのですがね。
久米田が気の毒で。
出だしで、久米田と和巳の高校時代の過去の回想が描かれていますが、すでに世を疎んでいる感じの久米田の姿が。そんな久米田が、唯一心を開いたのが和巳で。
和巳と過ごす時間が長かったなら、久米田の心も癒されたんじゃないかと思いつつ。
そしてRIKUJIのマダムタカコが…!
いい味出してます。彼視点のスピンオフとかどうでしょうか、井上先生。
マダムタカコ然り、和巳の部下の西村然り、気になる脇役はたくさん出てくるので、続編かスピンオフを出してほしいな。そして、できることなら久米田も幸せにしてあげてほしい。
最後和巳と聡がリバりそうだったのにはちょっと滾った…。
でも結局リバはないので地雷の方もご安心を。
キャラの立った登場人物とテンポよく進むストーリーで、面白い話ではあるのですが、もう少し踏み込んで掘り下げて描いてくれたらもっと良かったのにな、というのが正直な感想です。
そして小山田さんの挿絵は今回も神だった…。
カッコいいし、美しいし、エロいし。
久米田のビジュアルにはKOされました☆
前作が気になる箇所を残してたので、今作が出ると知って楽しみにしてました。
爆発事件のせいで直近1年の記憶を失った聡に対し、西村はやっぱり西村でした。
「馬鹿」をまた1から数えよう、と。
西村の深い深い愛情にじーん…。
爆発事件(テロ)の犯人の久米田は悲しい人ですね。
警察の闇は次作以降のお楽しみなのかな?
その時は久米田を違った形で出して欲しいです。
西村と聡と3人でお酒呑む、そんな未来があればいいな。
小山田先生による久米田のビジュアルも素敵ですし(←
あと忘れてはいけないマダムタカコ…そうだったのね!!とビックリ。
彼(彼女?)の活躍も今後楽しみです(笑)
口絵が神!!!
エロス〜!!
エロい絵ってこういうのを言うんだと思う。
挿入してる穴と棒とか、断面図とか直接的なそういうのにはまっっっったくエロスを感じないのだけど、これはすごい!!
この表情たるや!!!
まさかの記憶喪失。
使い古されたネタだとは思えず楽しく読めましたが、記憶が飛んだり戻ったり……ある意味器用だなと思ってしまった。
そして電子はあとがきがないので(あとがき欲しい)、まだ続編があるのか?と思いきや、精神の泉編は終了ですと???
えーーーっっ………。
遠藤は胸糞だし、警察の闇は深そうだし、久米田はどうなるの???
久米田は、爆発事件で二人も一般人を犠牲にしちゃったからその罪を償う意味で、あのまま絶望の淵に落としたまま生きる屍扱いなんでしょうか……。
その発端は警察の闇から発生しているかと思うと、やるせないです。
攻め受けのあれこれよりも、久米田の末路が一番心に残ってやるせなくなりました……
三人でお酒を飲む(攻めは飲めないけど)という人生も描けたのかもしれないのに…….
一巻から三巻までぶっ通しで読みましたが、エロが結構多いですね。
ついついエロになると流し読みしてしまいましたが、最後のエロはリバりそうになったのでしっかり読んだ。
リバっても良かったのになぁと思ったけど、まぁいいか……。
そしてまさかのマダムタカコ。
ビープリ応援書店の書き下ろしSSが電子の特典SSとして収録されていたのですが、これが面白かった。
久米田が来なくなったことを嘆く「BROTHER」のママ・黒岩とマダムタカコを巡り合わせようとする様子が綴られてるんですが、二人がもし出会ったら…と想像すると笑えます。
まさかの記憶喪失! ラブラブに付き合ってますが前作から引き継いでる西村の過去。出てきましたね。私が思ってた展開にはなりませんでしたが、2人の過去から今回の再会と久米田の思いがなんかねぇ。 事件は解決だけど、私この上司(遠藤)のことやっぱり好きになれないです。 公安てそんなところだから、と言われてしまえばそれまでなんだけど、胸糞悪い。 でもそこにいる限り西村もそのうち…いやいやそばに柏木がいる限り心は無くさないで欲しい! まあ今回の事件中では自分の感情抑えられてなかったみたいだし。 それよりマダムタカコ密かに何者?! 防衛省諜報機関? いや~いつかマダムの裏(本当)の部分書いて欲しい!
「デンパ男」の3作目。
きちゃいました、私の萎え展開。
コレが来ると、どうしても作品に「逃げ」の空気を感じてしまう。あ、あくまで個人の感想です。この展開が萌えるという方も沢山いらっしゃると思うし、勿論いて良いのです。
聡が鑑識中にテロの爆発事件に巻き込まれて、頭を打って記○○失の流れ、あ〜これは展開見えてきた…と思ったらやはりその通り。それでも聡を想う西村の深〜い愛情が読者に印象付けられる。
その後、例の新興宗教の施設での爆破予告で鑑識に行った聡がまたまた大爆発に遭い、これまた予想通り記憶が戻る。
はあ〜。やっぱりそうなるのね…ま、いっか。
本作でのポイントは、マダム・タカコ。そうだったの!深く知りたいです。
あとがきにて一応精神の泉編は完結、とありますが、内容は完結してない〜!警察の闇も深いし、まだまだ続けてください。
最後に、井上ハルヲさんは本当にHシーン描写が上手いと思う。片方がノンケで、Hでとろとろ溶けちゃうみたいな悲恋モノ読んでみたいです。
小山田あみさんの口絵がまた……ここは神x2。(書店でのカバー依頼は要注意!)
電子書籍で読了。挿絵有り。
小山田画伯の挿絵は紙媒体の方が美しいように思いました。違いが気にならない画伯さんもいるのになー。
あれ?あれ?あれ?
シリーズ1~2作までは人気だったのに、評価している人の総数自体が少ない。何故?
表紙絵はこんなに賑々しいのに、どことなくほの暗いからでしょうか?
でもノアール好きには、たまらんお話だと思うんですがね。ベタベタしていないのに愛は深いし、悲劇の当て馬は美しいし、あまり細部まで書き込まない表現だから「裏読み」や脇キャラについて妄想する楽しさも堪能できます。
私がグッと来たのは、西村が仕事をし続ける限り持たざるを得ない精神的な危うさ(本人自覚有り)をどうやって回避していくかについて触れた部分です。
そうか、そう来たか。
愛は光である、ってことか。