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junjo dreamer
可愛らしい系のオムニバス
とある大学を舞台としたオムニバス形式のスピンオフ作品集になります。
表題作は大学の同級生同士の逆体格差カプ。攻めが告白して付き合うことになった初々しいカップルの、攻め視点のお話です。
童貞の攻めは、おうちデートのたびに「今日こそは…！」と野望を燃やしています。でも緊張を解くためにお酒など飲んで、いつも寝てしまい、受けとエッチしたと思ってもそれは夢だったということが何度か続きます。
なかなか初エッチが達成できない日々が続いていましたが、ある日それがとんでもない誤解だったことに気づき、トラブルに。
攻めのほうが小柄なカプだったので「自分が抱きたいと思ってたのにヤられちゃった」展開かなとも思ったのですが、下克上やリバはなかったです。攻めはヘタレワンコ系、受けは寡黙な胸筋雄っぱい系で、可愛らしいカプでした。受けの甥のちみっこがちょっぴり出てきて、それがやたらと可愛かったです。
2作目もすでに付き合っている大学生同士。寡黙なヒゲメガネの攻めが、受けが他の男友達と仲良くしているだけで嫉妬しちゃうのにそれを表に出さず、受けは受けで本当に攻めに愛されているのか心配しているすれ違いカプでした。
短いお話で、受け攻めのキャラクターが把握しにくく、ちょっと受けがキツい性格に感じてしまうような点がもったいなかったです。
もう1作は、上記のヒゲメガネ攻めの叔父である大学講師が受け、大学生が攻めという年下攻めでした。
講師の受けは、緊張しいというか、人と話したりするのにパニクってしまうキャラ。それが大学生の攻めにばれ、その克服のために特訓しましょう、とか言ってスキンシップされちゃう展開です。
結構ページ数のある作品でしたが、身体の関係になるのは最後の方で、ほのぼのと可愛らしい話でした。
攻めながら寝てるってこと？
表題作は読んでいてこちらもどこまでが夢なのか惑わされます。でも、何回か夢落ちを読んでいるうちに、もしかしてもしかして？！と疑ってきての、オチ。
颯真に本命の彼女がいると勘違いしてからの一生懸命なふみくんがめちゃくちゃ可愛くて、いくらお酒に弱いからって余韻でわかれ！颯真のバカっ！と叱りつけたくなります。
個人的にはこのカップルが一番好きだったので、出来ればその後のお話がもっと読みたかったですね。出会いのエピソードでペンケースのなかにどんぐりやおもちゃがびっしり入っていたのはホッコリさせられましたので、出来れば可愛いゆうりも交えてほんわかエピソードで癒されたいです。
描き下ろしおまけ4コマが可愛い
大学生同士が付き合っているところからスタートします。可愛いエロギャグは頭使わずに読めて楽しい。絵はガッチリしてますが2人とも可愛いので男百合感。
お酒で記憶がなくなるタイプの颯真(攻め)は、ふみ(受け)ととっくに致しているのに、それを夢だと思っているという相当ひどいお話なのですが、颯真もふみも可愛いしラブラブなので問題なし！
同じ大学内のCPが他2本収録されています。
「空想科学エスケイプ」の柳楽(大学生 攻め)と柿崎(大学講師)、照れる柿崎が可愛かった。
描き下ろしおまけ4コマがとても良かったので、七ノ日先生のこんなの沢山見たいなぁ。
