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onblue
onBLUEの作家特集はインタビューや対談が10ページ以上あって、友人作家さんからの寄稿も楽しいので、興味のある作家さんの時は買うようにしています。
今号の特集は緒川千世先生。対談は一卵性双生児の姉で少女漫画家のモリエサトシ先生です。
漫画家になろうと決めた時、高校生で少女漫画家としてデビューしたこと、雑誌を変えて投稿したこと、マンガを離れたこと、BLマンガを描くようになったことなど、緒川先生の漫画家人生を振り返るロングインタビューが読みごたえがありました。
そして、モリエサトシ先生との対談。お二人は一緒に住んでいても、深くアドバイスしたり手伝い合うことはなく、仕事は分かれている印象。でも好みが似ていて、同じようなネタを思いついたりするのは双子の神秘だなと興味深かったです。
お二人とも、完成されてない、永遠でないものに萌えを感じているそうで、緒川先生の作品を思い返して、未完成な少年が多いのに納得しました。
読むのは一瞬だけど、作家さんが苦しんだり悩んだり、どんな風に作品を生み出してきたのかを垣間見れるのは貴重なので、今後もonBLUEの特集は追いかけていきたいです。
連載はとびとびに読んでるので話がつながってないものもありますが、ほの暗い話がさらに暗い方向へ進んでいて…
彩景でりこ先生「蟷螂の檻」は欲望が止まらないって感じでエロシーンたっぷり。
のばらあいこ先生「寄越す犬、めくる夜」は菊池の暗い未来の足音が聞こえるよう。
カシオ先生「心を殺す方法」は泥沼の底までいきついた感じです。
続きが気になるけど、この先を知りたくないような複雑な気分…