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idolotaku no boku desuga idol mezashimasu
単なる萌えエロ系かと思ったらそれだけでは無かった、アイドルを目指して励む二人のサクセスストーリーです。ふわっとした可愛らしい絵が題材によくマッチしていますね。
オタク同士でもその立場は対極的で、鈴木はオープンオタ、早川くんは隠れオタなリア充系。早川くんのドルオタが鈴木にバレるところから全てが始まります。
鈴木は地味な典型的オタク風ですが、お弁当箱や入学式のエピソードを見ると前向きな性格。オタクである事をコンプレックスにネガティブな考えにならない所に好感が持てました。
自分だけ弱みを握られたままでは…と鈴木の弱みを作るため女装させて撮影したら、あれよあれよと言う間に掘られてしまう早川くんの墓ケツ。
ところが早川くんの独自の貞操観念により、罪滅ぼしとして鈴木はアイドルを目指すと言うとんでも展開!
…とまぁ、きっかけはアレですが、 割れ鍋に綴じ蓋のような奇跡の縁で、表面上だけ見れば相容れる事の無いハズの二人が巡り合った、「類は友を呼ぶ」とはこう言う事なのかもしれない。
この作品のいい所は楽しい事ばかりでなく、立場ゆえの困難に突き当たる所。早川くんは友達に、鈴木はネット上で正体がバレてしまう。
しかし、励まし合い、きちんと話し合う事によって「本当の自分」を伝える勇気をお互いに貰う事が出来る、一人ではきっと乗り越えられない壁を一緒なら越えられる時に感じる二人の出会いの尊さ。
ありのままの自分を見せる事の大切さ、離れていってしまう人も居るけれど、それ以上に応援してくれる人達が居る。
わだかまりを抱えたままだとモヤモヤしてしまうので、秘密が明るみに出た事により、状況が良い方に向かって行ったので読後感もスッキリ。
努力の結果鈴木は遂にステージへ一夜限りのアイドルとして降臨する事に!アイドル事務所へ、のような本格的なデビューでは無いけれど、その後も二人はゆるくアイドルを目指しながら仲良くオタ活を続けていて、大袈裟過ぎないラストが微笑ましくて逆に良かったです。
しかし、鈴木が早川くんの一番のアイドルになれたのは、この先もきっと覆らない真実でしょう。
Hシーンは女装姿の鈴木が可愛い顔してがっつり攻める!積極的に襲い掛かる強さと大胆さは、やはり漢と言う事なのだ。
脱がし過ぎずに表紙通り女装攻めの可愛さを、そのまま貫いてくれたのも良かったです。一部ウィッグを取った姿での行為もあり、最初はアイドルルックに欲情していた早川くんも、一緒に過ごす内に鈴木そのものに惹かれていったのが解るのです。
そして、早川くんの方も豊かな表情が可愛いのだ、逆体格差好きですが、極端に差があり過ぎてもちょっと…って感じなので、小柄な女装攻めとゴツ過ぎないイケメン男子の組み合わせがバランス的にも丁度良かったです。
同時収録は「最強ビッチLv.100」。地味メガネの木村が、最強のヤンキー瀬野くんに助けられたのはいいのだけれど、最強なのは尻と性欲もだった!
表題作が贖罪ならこちらは御礼、ボディガードと肉奴隷をそれぞれ手に入れこちらも結果オーライな鍋&蓋的相互扶助カップルの誕生なのです♪
実は私、この本を楽しんでおきながらも、アイドルには興味が無かったりします。しかし、カバー裏でアイドルの語源から鈴木が熱く語るセリフが素晴らしく、作者さんの文才を感じ、アイドルの存在意義や彼らがもたらす恩恵に説得力があり、少し理解出来るような気がしました。
男の娘もビッチも苦手なのですが、借りた本の中にあったので読了。
何の前知識もなく読んだので、自分の右左概念がひっくり返されました。
そうですよね、こういう方が萌える方もいるわけで、だからわたしは攻め受け検定で凡人レベルしか取れないのだと力不足を再確認しました。
簡単に言うと、
小柄な子が攻める体格差、女の子にしか見えない男の娘攻め好きにはたまらないだろうな、という作品でした。
腐り始めは「攻めも受けも175cm〜、攻めは細マッチョ、受けは黒髪眼鏡しか認めない!」という狭過ぎる了見だったわたしもだいぶ場数を踏んで視野が広くなったと思っていましたが、このジャンルは上級者コースで敷居が高すぎました。
ただ他のこういう作品よりも女装した鈴木が過剰にきゅるんきゅるんしている印象もないし、火がつくと野獣化するので、そこまで受け付けない!という感じはありませんでした。
試しに読んでみようかな、という方には良い入門編だと思います。
同時収録はおまけのようなもので、ストーリーはあってない感じでした。
むしろ目玉は描き下ろしの女装した早川だと思うのです。
肩から上だけを見てほしい。イケメン。刀○乱舞に出てきそう。
興味のある方はこのページだけでもちらっと見る価値はあるかも。