ほんのりヴァニラ

受けさんが女の子ちっく。

こんな可愛い～お話が読めていた時代があったのね～と懐かしく思う2002年発売の作品です。
なんでか分かりませんが橘さんの絵がすごく好きだったのです。
同人も結構読んでいたんですよね。

女の子みたいに目がくりっと大きくて可愛い・桂樹（あだ名はバニラちゃん）と、
その桂樹の実家のケーキ屋にアルバイトとしてやってきた学校の先輩・夏目のお話です。
桂樹の友達の芳水も黒髪＆若干ロングで可愛い系。
二人が一緒にいるとゆりんゆりんしている画面でありました。
なんだろうかお花が飛んでくるｗ

実家のケーキ屋は桂樹の父が仕切っていたのですが、
ある日父親がそのケーキ屋のバイトの子と駆け落ちをして海外に行ってしまうというトンデモ展開。
そして残された桂樹と夏目は奮闘！
夏目は最初は桂樹のことは気になるけれど恋愛対象ではなかったのですが、
そのうちにお互いに好きになり…。

がっつりＨ描写はありませんが、キスや体を触る描写は有りです。
こういう描写があるのでにおい系とまでは言いませんが、
昨今のＢＬの標準から考えるとかなりエロ度は低いほうかもです。

脇役のキャラクター夏目の友人や桂樹の友人もかなりがっつりと絡んでいて、
そして内容はエロ度は低いながらしっかりＢＬ展開と言える恋愛模様が描かれている作品です。
「あまあま・受けが女の子みたい・少女マンガのようなきれいめの男子」がお好きな人にオススメです。