愛して満たして可愛がって

aishite mitashite kawaigatte

愛して満たして可愛がって
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×26
  • 萌5
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
42
評価数
14
平均
3.2 / 5
神率
0%
著者
赤佐たな 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
価格
¥679(税抜)  
ISBN
9784758076562

あらすじ

吉野佑月は援助交際をしている。
誰かに愛して欲しくて、ただ「可愛い」と言って欲しくて――
そんなある日、クラスメイトの伊崎陽太に援交現場を目撃されてしまう。
そんなことは止めろと言う陽太に「誰でもいいから愛されたい」と必死になる佑月。
すると、陽太は自分が佑月を愛すると言い出して…。

赤佐たなのエロカワデビューコミックス♥
表題作のほかに恋愛ドラマラブ!な男子の恋を描いた[ドラマみたいな恋よりも]も収録!

表題作愛して満たして可愛がって

高校生
高校生

同時収録作品ドラマみたいな恋よりも

大学生
大学生

その他の収録作品

  • 二つの月夜(描き下ろし)
  • カバー下:漫画、あとがき

レビュー投稿数2

どうして「可愛い」だったんだろう

2つの話が収録されています。
表紙のビッチ臭がすごかったので心して読みましたが、本編はだいぶイメージが違いました。

【愛して満たして可愛がって】
親の愛に飢えていた佑月は、毎夜体を売っては「可愛いよ」という言葉をもらって心の隙間を埋める日々。
携帯電話は言葉をくれる人たちとつながっていることを実感できる唯一のツールで、手放した途端にこの世界から切り離されてしまう、自分がいらない存在だと認めることになる、という感じで痛々しかったです。
快楽系ビッチよりも精神的依存型ビッチの方がタチが悪いけど、この場合はビッチっていうのではないか。春を売って言葉を買う、みたいな。
言葉は気持ちを込めなくても言うことができる、ということを佑月は知らないというのが切ない。
言えばサービスしてくれると思って放たれた「可愛い」という言葉は対価であって気持ちではないんですよね。
陽太が言った「可愛い」という言葉から初めて気持ちのこもった言葉を聞いた佑月の戸惑いが丁寧に描写されていたので、入り込みやすかったです。
ただこの言葉、「好きだよ」じゃだめだったのかな。「可愛い」って言わせるって自分の容姿によほど自信がないと厳しいよなあ。親が子どもに言う「可愛いね」の代用ってことか!
しかし継母、すごいなー。子ども相手にそこまでできるかな、というくらい鬼でした。

【ドラマみたいな恋よりも】
ドラマが大好きで、ドラマのような恋愛に憧れる大学生・ハルの話。
あのくらいの時期、映画やドラマの台詞を引用しまくるひとっているいる!と思いながら読みました。心頭してる本人と引く周囲の温度差も分かる。実際に自分が近くにいたら「ノジくん、いつもお疲れ」って思いそう。
それだけにハルが気付けてよかったね、と思うラストでした。

描き下ろしで2つのカップルがつながります。
最初の話で佑月が陽太の友達に自分の思いをぶちまけるところがあって、「よく話したこともないクラスメイトにいきなりこれは引かないか?」と思ったのですが、あれはあの子だったのね!という発見の喜びも味わえました。

個人的には表情がかわいいと思えるシーンとそうでないシーンの比率が3:7くらいでした。
ストーリーへの引き込み方はうまいなあと感じたし、デビュー作ということなので次回にもっと期待!

2

エロいけど、可愛い!

赤佐たな先生のデビューコミックス!
表紙結構エロいんですけど、登場人物みんな可愛くて、キュンとします。
まさにエロカワ!
ワンコ攻と、ヘタレ攻が大好物なんですが、タイトルの「愛して満たして可愛がって」がワンコ攻、同時収録の「ドラマみたいな恋よりも」がヘタレ攻なんで、わたしの性癖を満足させてくれる、萌補給に効果的な一冊です。
Twitterの宣伝漫画も可愛いくて、わたしはノジくんますます好きになっちゃいました。
書き下ろしはこのふたつの話がリンクしてて、にやけちゃいます。

0

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