条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
高身長・高収入・高受精率! 21世紀の3K男子はスゴイ
super darlin'
束原さき先生の作品が巻頭にあったので、買ってしまった。そして、アンソロあるあるにて、日塔てい先生は表紙イラストのみ。ちょっとこれは残念! 日塔てい先生のいかにもなスーパーダーリン!は、ぜひ見たいものだ。全体に、スパダリが身近過ぎる‼︎ 石油王程度の非日常な世界観をこれでもかと魅せて欲しい‼︎ それでこそのスーパーダーリン!だと思うのね。
▪️「初恋リフレイン」束原さき先生
狙い通り。本作品では一番好きです♡ 仁(しのぶ)が偶然採用されたのは、大学時代の美しい霧島先輩が社長の会社だった…。あの時、先輩は真摯に気持ちを打ち明けてくれたのに、俺は逃げてしまっていた。男としても憧れの存在である先輩を、本気で好きになってしまうのが怖かったから…。
変わらない熱っぽさで仁を見つめる霧島社長の愛おしさが溢れる愛撫にドキドキが止まらない‼︎
仁のおずおずと差し出す心と身体‼︎ 色っぽさ全開です‼︎ 物凄く短い中にギュッと濃縮された愛執。
このお題で丸っと描いて欲しい‼︎と、切に熱望して止みません‼︎
▪️「I want you! Ifor you‼︎」いさか十五郎先生
これは「欲しがりさんで我がままで」の番外編、もしくは一部だと思う。トンデモな巨大財閥の御曹司のリュータは、その財力で好きなバンドのボーカル、カナンのストーカー、もとい追っかけをしている。いつも抱く方の筈のカナンが、一見ヘタレな雰囲気のリュータにあれよあれよと抱かれてしまう。どんなに突っ張っても、リュータの手の内にある、カナン。身体は欲しがってしまって…。
財力凄い‼︎っていうのは、スーパーダーリン!ならでは。
▪️「巨大闇組織ハレンチ摘発24時」亞眼先生
所謂警察24時⁈ エッチな人身売買組織を摘発した刑事は、現場で助けた少年を介抱する為に一旦家に連れ帰る。あまりの色っぽさに煽られて、結局抱いてしまうのだが…。
想定内のエロエロ。助けて貰うっていうシチュは、いかにも惚れちゃうスーパーダーリン!
▪️「sign」吉田ゆうこ先生
事故で記憶を無くした京介は、恋人にも周りにも冷淡だった人間らしい。それが、恋人の紗也の事だけは大切で、憶えていると言う。このまま京介は優しいままなのか?という、ちょっとだけ寒気のする、甘い甘いストーリー。このあたりから、ん?これ、スパダリなのか? という、疑問が頭をもたげてくる。
▪️「prelude」かたしな先生
音大生の葵は、立派なホテルの客室係のバイトをしている。ある日、VIPルームの清掃を任されるが、そこに現れたVIPの男に優しくされた事で、舞い上がってしまう。
その男は実は…⁈ というお話。スパダリ度は低い。
▪️「俺の先生」佐久本あゆ先生
教師と生徒で内緒のお付き合いをしている。桜庭先生は、実は理事長の息子という、スパダリ設定だが、設定だけなのだ。教師らしく、卒業までは節度あるお付き合いを、と心している桜庭先生の想いとは裏腹に抱かれたいと焦れる翔太。もぅ、別にスーパーダーリン関係なくね⁈
▪️「toriko」大槻ミゥ先生
若きご主人さまと、執事見習いとの閨。ショート過ぎるストーリー。
執事としては一向に役立たずの彼を辞めさせないで、と当主である父に掛け合ってくれたのはご主人さまだった。だからいつかお役に立ちたいと願ってはいるが。いかんせん彼が役に立つのはベッドの上でだけ。というエッチな物語。スパダリ度は低いよね。
▪️「演じてダーリン」ぴい先生
シチュエーション好きの冬真は、フツーの甘い甘いエッチでは物足りない変態。ところが、怪我をしてしまったことで、身体が自由にならないので、恋人の仁に仕方なく甘い甘いフツーのエッチをされていた。ハタと気付く冬真。もしかして、仁こそがスーパーダーリンなのでは⁈
仁にスーパーダーリンをやらせてあげないので、やむなくスパダリ度は低め。
▪️「俺のジマンのカレシ様っ!」文川じみ先生
可愛いと言ってくれて、甘やかしてくれる。カッコ良くて大人な自慢の彼氏は実は…。
スーパーダーリンでは無い‼︎ 別に。いや優しいけども‼︎
うんとスーパーなダーリンたちを見てみたい。そして甘い甘いストーリー。
メロメロに愛されているさまを愛でていたい。という様なのを期待したい。スーパーダーリンとは非日常的であって欲しいのだ。驚かせて欲しいのだ。
あまりにもフツーのダーリンたちにビックリしてしまった。そんな驚きは要らない。
束原さき先生の美貌な社長の一点に「萌」評価です。
よく目にする作家さんが書いてらっしゃったのとスパダリにひかれて読んでみましたが残念ながら特に印象に残った作品がありませんでした。
たぶん、スパダリと言うものは、見た目やステイタスだけではなく、日頃の言動や気遣い、立ち居振舞いに至るまで全てパーフェクト!ってことだと思ってましたので、このようなショートショートでは外見やステイタスは書けてもそれ以上は書ききれないのだと思います。それを証拠にどの作品もエッチに至るまでの過程をもっと!とか、その続きをもっと!と思えるものばかりで、嫌いなものはなく、もっと読みたいと思えるものばかりでした。
その中でも最初の2作品はそれなりにページ数もあり、ストーリーも楽しめました。そう考えると、やはり中身の濃さ=ページ数なんだなと思いますし、個人的には長編が好きなんだなと思いました。