ボタンを押すと即立ち読みできます!
mimi to gochisou
初読み作家さんです。
いつも利用している電子書籍サイトで無料配信されていたのがきっかけでした。
ファンタジーで主人公は既に恋人同士のヒト種オオカミという種族の真琴と亜衣(あい)です。
<ストーリー>
とてもモテる恋人を持つ真琴にはちょっとした心配事が…。
その心配事を失くすためにある事を思いつくのですが、それは重篤な副作用が伴う危険もあって…。
ケモ耳が生えているお話はいくつも読んできましたが、「耳」がキーになっているお話は初めてかも。
短編なので設定は複雑ではないのですが、個性的だなと思いました。
学校で勉強しているシーンがあるのでまだ子供なのかなと思うのですが、なかなか絆が強いカップルでした。
短編です。
ヒト種オオカミの同級生カプ。オオカミばかりが住む町に住んでいます。二人ともお肉が大好きです。
恋人の亜依は女の子にモテモテでなんだかちょっと不安になった真琴は電車内で耳にした、自分以外には欲情しなくなるというウワサの市販薬を飲んでみる事に。
すると、真琴のオオカミの耳がある日突然取れて、ウサギのような耳が生えてきてしまい、ウサギになってしまったから大変!このままでは真琴は他のオオカミに食料にされてしまう…!
家に閉じこもったきりの真琴のもとへ、タンポポを摘んで訪れた亜依。
ずっとこのままウサギだったらどうする?と聞く真琴に対して、ウサギがいっぱい住んでる町に引っ越して、気功とか習って鋼鉄理性の男を目指す、と言うし、本当はウサギの町にオオカミがいたら迫害されちゃうんだけど、それでもオオカミの中にウサギがいるより数百倍マシだという亜依がかっこいいです。
食う食われる関係で種族が異なっちゃったとしても、なんとかして一緒にいたいと頑張る気持ちが愛いっぱいで読んでて癒されます。とっても可愛い二人です。