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子供の喧嘩に、賢吾を狙う女の襲撃!? 極道の嫁は波瀾万丈!
gokudousan wa kyo mo paap de aisaika
「極道さんはパパで愛妻家」続編です。
前作も面白かったのですが、今作は更に萌え度アップと自信を持ってお薦めです!!
前作同様、基本はほのぼのハートフル路線ですが、そこに甘々成分を大幅に投入!! プラス受けの覚悟を試す試練といった所でしょうか。
受けの成長がメインになる今作ですが、エロ方面での成長も見所。エロ方面では振り回されていた受けが、今作では攻めを煽って(誘って)反撃するまでに…!(//∇//)
前作を読んでいなくても分かるように書かれていますが、前作で作り上げた関係がベースとして大きいので、読まれてからの方がより面白いと思います。
あと、初回特典としてショートストーリー付き。但し、2ヶ月連続刊行される次作の番外編です。次作には、今作の番外編が付くそう。策に嵌まっている気もしますが、この番外編が面白かったので次作も購入してしまうでしょう…。興味のある方は、初版で購入を急いで下さい!
内容は、前作で結ばれた二人+ちみっこの三人によるほのぼのとした家族同然の日々。極道で若頭の賢吾(攻め)は相変わらずの溺愛ぶりを発揮し、幼馴染みで町医者の佐知(受け)は愛しく感じながらも素直になれず、ツンデレ仕様。
そんな中、史(ちみっこ)が保育園に通う事になり、佐知は手を離れる事にちょっとした寂しさを感じます。そこに賢吾の次期組長指名の為の大事な会合の手伝いに、よその組から賢吾の昔馴染みの女性がやって来て、佐知は自分のあいまいな立場に不安を感じ…というもの。受け視点です。
佐知は相変わらずの天然ぶり。その誰をも魅了する美貌と色気で、患者から組員まで無自覚に誘惑しまくっています。前作同様、賢吾は牽制しまくりで忙しそう…。
基本は強気で、賢吾に対して毒舌ぶりを発揮していますが、エッチでは賢吾に騙くらかされているのが萌え所。賢吾が初めての相手な為、彼の言う事を信じ切っているのですね。「どこがいいか教え合うのが当然」だったり「必要以上に恥ずかしがるのはマナー違反」と言われ、皆こんな恥ずかしい事をしているのか?…と思いつつも素直に従っちゃってます。これだから天然受けは…!と、読みながらひたすらニマニマ( ´艸`)
賢吾はひたすら佐知命! かなりのやきもちやきぶりも健在で、「手が触れたら浮気とみなす!」と言い切り、組員達が佐知の手作りの差し入れを食べただけで組員達に怒り心頭。このへんでは器の小ささを疑わせますが、佐知が自分の立場に不安を覚え、葛藤している時には揺るぎない強い愛情で、包容力と器の大きさを見せてくれます。
賢吾の昔馴染みの女性が現れ、今まで佐知が居た場所を奪ってしまった事で、佐知は自分のあいまいな立場に不安を覚えます。堂々と自分の居場所だと主張する事が出来ず、その女性が居た方が賢吾達の為になるのではないかと迷ってしまうのですね。
佐知の辛い心境がしっかり書かれているので、ここらへんは読んでいて切ない…。
しかし、佐知命の賢吾が、そんな佐知の様子に気付かない訳が無く、彼らしい強引なやり方で佐知の迷いを吹っ切ってくれます。あまりの(佐知に対しては)狭量ぶりに小さい男かと思いきや、大きい男だった…!!
そして迷いを吹っ切った佐知の最強ぶりと言ったら…!
割り込んできた女性に堂々と自分の気持ちを伝えて居場所を取り戻し、更に賢吾の母親が倒れた際には、動揺する敬吾を叱り飛ばすという男前ぶりを発揮してくれるのです。もう、このへんはスカッと爽快に…!
忘れていけないのが、ちみっこ。佐知が不安定になった事で、この子が一番かわいそうなんですね。そんな訳で、切ない所がありつつも、基本的にはほのぼの担当。賢吾と家訓を決めているシーンには、かなり笑えます。
絡みは3回。結構濃厚です。受けが天然の為、騙くらかされて…という萌え所もありますが、更に後半では、受けが攻めの操縦法を覚えて…という萌え所も。攻めを上手に煽って、誘っている受けの色っぽさには悶絶です。
誰でも分かりやすい、王道ともいえる作品だと思うのです。単純明快な萌えが非常に多いのですね。楽しく読めて、キュンキュンしたり切なくなったり、スカッとしたり…という感じで。
こういう、分かりやすい王道作品が好きな私は、大変楽しく読めました!
幼馴染みから恋人へステップアップした2人に降りかかる次の問題は、間男だったり女性問題だったりとあるあるな展開なのかなあ…と、前作が面白かっただけに期待半分で読み進めたのですが、前作を超える面白さと中身が詰まった1冊だったように思います。
前作でもそうだったのですが、受けさんの佐知が本当は健気なとこもあるのに好きな人の前になると素直になれなかったり、ここぞという時には極道に囲まれる環境にいながらその誰よりも男前を発揮したりと、本当に魅力に溢れた人で大好きです。
相変わらずの自分の見かけに無頓着な場面も見れてニマニマ出来ましたし、前作ではあまり(というか全く?)見れなかったデレ佐知も最後にたくさん堪能出来て、私の中では好感度ダダ上がりの受けさんです。
でも、そんな魅力たっぷりの佐知をこれでもか!と大きい包容力で包み込む攻めさんの賢吾もやっぱり好きで。
佐知にはデレデレで甘すぎる程なのに組員には佐知関係限定で心が狭くなる可愛いさもたくさん見受けられ、佐知を心から信頼してるからこその全てを許すカッコよさを見せられたりと、ギャップ萌えさせるシーンが多かったように思います。
今作では前作以上に2人を支えた史くんもやっぱり可愛くて、でも少し頼もしく成長もしていて。
一丁前に佐知を賢吾と2人で独占する姿にはクスッと笑わされましたし癒されました。
このお話は脇を固めるキャラも好きだったなあ…と、読みながら思い出していました。
伊勢崎にしろ、京香さんにしろ、舞桜にしろ…あとは、今作で最後の最後にカッコイイとこを見せた安知さん!
極道チックなシーンもほぼ無いに等しいので、争い事が苦手な方にも大丈夫ではないかと思います。
というか、普通に子連れの溺愛ほわほわものなので、イラスト込みで癒されること間違いなしの、見どころ満載の1冊でした( *´︶`*)
また続きがあってもおかしくない終わり方でもあるので、またこの面々に会えるのを気長に待ちたいと思います。
『極道さんはパパで愛妻家』の続編。
前作と違って命の危険があるような大事件はなく、全体的にほのぼの甘々な雰囲気。
賢吾と佐知が史を育てながら更に愛を深めていくような内容です。
あらすじ:
前作で賢吾(攻め)と恋人同士になった佐知(受け)。
ある日、幼い史が佐知のことで友達と喧嘩するという事件が。
更に、賢吾の昔馴染みで他の組の組長の娘・美鈴が、家事を手伝いに入り浸るようになり、自身の立場に不安を覚え始め…
恋人同士になったものの、賢吾と佐知の丁々発止のやり取りは健在。
賢吾は相変わらずストーカー並みに佐知ラブで、そんな賢吾に引きつつも満更でもない佐知が可愛いです。
また、佐知のたまに見せるデレに硬直する賢吾のリアクションは鉄板で笑えますw
そんなラブラブな二人ですが、佐知は史が友達と喧嘩した一件で、男で「嫁」という自身の立場について悩むように。
そして、佐知がいなければ組の姐さんになる筈だった美鈴という女性の登場にも心を乱されることに。
賢吾の役に立っていない自分の在り方を見つめ直すようになります。
正直なところ、一般人の佐知が組や賢吾に直接的に貢献できないのは当たり前だし、佐知には医者という本職があるので、悩むポイントがズレていないか?と思ってしまい、美鈴の指摘や佐知の悩みには今ひとつ同調できず。
クライマックスで佐知が賢吾をビンタするのもパフォーマンス過剰な気がするし、
医者が医者らしく患者を助けるのも当然に思え、
美鈴が佐知を見直すシーンにもそれほどピンときませんでした。
そんなわけで、あとがきで書かれているような成長や試練の要素はストーリーからあまり感じられませんでしたが、
前作からのキャラクターの魅力のおかげで楽しく読むことができました。
特に、賢吾を恐れて佐知とちょっと接触するのにもビビりまくりな組員たちのリアクションには逐一笑わせてもらいました。
彼らの気苦労に全く気づかず、フレンドリーに接する佐知の天然美人っぷりも相変わらず良い味出してます。
また、恋人同士になったことでHシーンがラブ度を増していたのも良かったです。
恥ずかしそうな佐知も可愛いですが、
賢吾がそんな佐知の様子をベッド以外では特に話題に出さない、という下りに特に萌えました。
ラストの指輪の件もそうですが、佐知をただの嫁要因でなく、対等な関係の恋人として尊重しているところが大変カッコいいと思います。
また次回作があれば、次はあとがきにあったように伊勢崎氏のスピンオフが読んでみたいです。
そのときは賢吾と佐知と史も、ラブラブバカップル&仲良し親子として登場してほしいと思います。
『極道さんはパパで愛妻家』の続編です。前作未読だとキャラの性格や立場が分かりにくいかと思うので、前作を読んだ上で読まれることをお勧めします。
さて、前作にて結ばれた幼なじみ、極道の跡取り攻めと町医者の三代目の受け、そして2人に育てられているちみっこのお話です。
男前ヘタレ攻め×ツンデレ受け+天使なちみっこです。
前作で気持ちは通じ、ずっと攻め宅で同居している受け。でも子供のために家族の体裁を取り繕っているだけで、自分はお客さんに過ぎないのではないか、との悩みがあります。
今作では父親から組を継ぐことになった攻めに、まったくそのことを知らされていず、知ったあとも何も手伝わせてもらえない受けが、その悩みを再燃させる展開。そこに攻めの幼なじみ的な女性も加わり、この人の方が攻めの伴侶にふさわしいんじゃないかとか思い悩んでいます。
この女性がとにかくムカつくキャラでした。典型的なイヤな当て馬女キャラって感じで、ウザくてイライラしました。なのに最後にはこんな思惑でした、みたいなネタバレがあり、「実はそれほど悪いキャラではなかった」的なフォローが入ったので余計にイラっとしました。個人的に、BLのイヤな女キャラはイヤな女キャラのままでいいんですよ…実はいいキャラでした〜とかになってもどうせ好きになれないんだし、スピンオフにもならないのに。
ウザい女性キャラには萌えられませんでしたが、受けの悩みはとてもよくわかる悩みで、切なくウルウルしました。攻めに対して、もうちょっと気を使ったれよ、と少々腹が立ったりも。ちみっこ史くんが健気で、さち、さちって受けを慕う姿にもウルウルしました。
あと、エッチがかなりエロい。美人なのに小さい頃から攻めに陰ながら守られていたため恋愛経験皆無だった受けは、攻めに「エッチの時はしてほしいことを正直に伝えるのがマナー」だと吹き込まれているせいで、羞恥にまみれながらも要望を口に出すのがエロ可愛かった。
あとがきに紹介されていたのですが、小説投稿サイト「カクヨム」のルビー文庫さんの公式ページでこちらの作品のショートストーリーが読めます。
本編のネタバレになっていたりはしなかったので、作品の雰囲気を掴みたい。または前作を読んだ方などは覗かれるといいかなと思います。