ボタンを押すと即立ち読みできます!
akuryou hero jigoku no sata mo ketsu shidai
コメディタッチで、楽しく読めます。
イロモノ風ですが、笑いあり、胸きゅんあり、切なさありの盛りだくさんな作品でした。
鳥月寺の住職・蓮正(はすまさ)は視える体質ながら、祓う力はゼロ。
金欠の彼が謝礼に乗せられて、テナントビルに幽霊調査へ向かったところ…。
クセの強すぎる霊に体を貸す羽目に。
お尻+前立腺の快感を知りたいという未練で成仏できない女性の霊を相棒に、体を張って童貞の幽霊くんたちを成仏させていたところ、超有名な祓い屋の名門一族のサラブレッド・桐原と知り合います。
会話のテンポが楽しいんですよ。
蓮正のすぐ丸め込まれるチョロいところも、自虐っぽいところも、天然なところも可愛い。
そんな危なっかしい蓮正を放っておけなくなってしまう桐原の事情もしっかり描かれているので、違和感なく2人の見守り隊を結成できます。
女性の幽霊もなかなか良い立ち位置で、蓮正との掛け合い漫才も楽しいし、いざというときは頼りになるし、最後はほんのり感動までくれるという。
この作者さんの作品はこちらと『ハルマニア』(2019)しかまだ読んでいませんが、作画が!圧倒的にこっちの方が良い!!!
イケメンは誰が見てもイケメン。
美人風な蓮正は、きっちりと可愛いかったり綺麗に見えたり。
2017年からの2年間で一体何があったのか、気になるところですが、わたしはこっちの方が好きだなあ。
ストーリーもしっかりしていて、登場人物のバックグラウンドのおかげでひととなりも見えてくる描き方がナチュラルなので、世界観にハマります。
「イロモノかな?」と思っていた方はぜひ一読を。
事情があって借金を背負う貧乏住職の蓮正(受)は霊を祓えはしないものの視る力がピカイチ。お金のために、依頼された案件を調査していると、前立腺で後ろでイってみたいという変態の霊(♀)に憑かれてしまいます…そして童貞の霊をケツで祓うことになります…。
そんな中、有名霊媒師の清鷹(攻)に助けられ、お近づきになります!
エロ目的での購入でしたが、エロはさほど過激ではありませんでした!
コメディタッチでとても読みやすくて、流れもうまくできており、意外とライト層向けな作品です。