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hoshuu no ouji
古き良きファンタジーな耽美作品。
線の太いタッチで、男の人が描いたように見えます。
皇太子と王子の関係好きだけどなぁ…最後まで体を重ねた皇太子の心情を察するに、王子の事はとても好きだったんじゃないかな。どんなに凌辱しても屈伏させても、芯の強さを持ち続けていたので、そこで惹かれたんじゃないかなぁ。。。
ちょっと哀愁を残して終わってしまったので、中立で。もうワンステップ展開があればなぁ…。
エロ特化作品という部分では作者さんの意図は成功しています。
何と言っても、ほとんど服をきていませんし、95%くらいやってるシーンばかりですから。
お話は王道的よくある、降伏させられた小国の王子が人質として差し出され、大国の皇太子にあんな目や、こんな目にあわされて、淫乱にされて、最後は下剋上もあり?的な展開のお話です。
よく言えば単純明快、悪くいえばひねりがない。
帝国の皇太子アルバールは、捕囚の王子のエリオットを性道具のように扱い、淫らな身体に作り替えちゃうのです。
エリオットも国の民の為にと、奴隷であることを受け入れているんですが。
それだけだと面白くないっていうんで、エリオットの国の騎士など登場させて、後半の結末への投石を行うのですが、ラストがモヤモヤモヤ~
叙事詩的なストーリー展開の頭とラストなんで、ま、それもありなのかな?とは思うのですが、やっぱりせっかく石を投げたからには回収して欲しかったと思うのが素直な感想。
あとがきにて、作者さんの”受けはおバカ”へのこだわりと、途中で方向修正した経緯など、読んでいて?な部分が補足・ご自身でフォローを入れている所が、憎いです(汗、、)
わかってるなら、もっと練ってからすればよかったのに。
エロ部分もさほど、割と今ではありきたりのシーンの展開。
特筆は、一場面だけイチモツの修正に、”おばちゃんのこめかみバンソウコウ”の様な(!?)四角い切り取りが・・・
あれって、印刷所で修正入れたんですかね?
受けちゃんの粗チンが目に付き微笑ましかったデス(笑)