ロマンティックの屈折率

大丈夫なのかなぁ…？

『ロマンティックの配合率』に続く『ロマンティック』シリーズの２作目です。
前作をまだ読まれていない方は、『配合率』を先に読まれることをお勧めします。

前作で晴れて恋人同士になれた綿引と韮沢ですが、付き合い始めてから数か月、綿引にはある悩みがありました。
それは…水野の存在！
２人が付き合い始める前にもライバルだった水野ですが、綿引と韮沢が付き合いだしてからも相変わらず韮沢にちょっかいを出してきます。
２人きりの時間も充分に取れず、韮沢も不満が爆発。すれ違いが続く２人ですが…。

付き合いだしてからのすれ違いというよくあるパターンですが、今回は困難を乗り越えていく中でお互いの事を少し知ることが出来たというお話でした。
ただやはり展開が早いです（ページ数の関係もあるので仕方ないかもしれないのですが）。
綿引と韮沢の絆が深まったのはよかったのですが…一番気になったのはＨの時に使ったある物でした。
前回もＨの時にそれと似た物とワセリンが出てきたのですが…こんな事に使って大丈夫なの？という事ばかり気になってしまいました（笑）。