あーちゃん2016
nemureru kokuin
「玻璃の花」読んだはいいが、ちょっと物足りない、難しい と思った方にお勧めしたい。(余計混乱するという説もあるが)甘さ補填はできないけれど、清明側の事情が分かり、私の理解では「これは玻璃の花の最後の続きだ♡」と思い込むことにした部分があって、読んでよかったーと思うので、萌です。地雷はありません。以下4編+4コマ漫画1Pついてます。
1.「まつろわぬ花」:初出2004/04/27 陰陽師アンソロジー黄龍之巻
2.「穢れなき世界」:初出2004/07/28 陰陽師アンソロジー紫龍之巻
3.「眠れる刻印」 :初出2004/10/28 陰陽師アンソロジー天空之巻
4.「声明」 :初出2005/04/28 単行本「黎明の花」
5.「道満の恩返し」:初出 不明。ぷっと笑える4コマ漫画。
1~3は、玻璃の花で「悪党!」と思っていた清明側のお話。非BLなので、清明と保憲(清明を拾ってくれた陰陽頭賀茂忠行の息子)のつながりを主に描いています。(清明が保憲を慕っている、大切にしているーと思うし、保憲も清明を大切な家族と思っている)
そこに道満と瑞慧が絡んできます。ん?玻璃の花のどこにあたるのだ?ここは?と両方をひっくり返して読んでみたのですが、うーーーーーん。やっぱり頭悪いです、私。完全にくっつけられませんでした。そのあたり、さっくり流して純粋に絵とお話を楽しんじゃってます♡
視点が清明よりなので、保憲をいたぶる道満が悪者みたいに見えてくる ということだけはお伝えできますw そうそう、清明に耳生えてるシーンがあったり、おどろおどろしい狗神(宿祢、玻璃の花にもご登場)が出てきて、清明が格好いいんだよなー♡
4.が玻璃の花の最後、スイが駆け寄った後だと勝手に思い込んでるお話14P。(解釈間違ってたらごめんなさいー)俺がスイを守っちまうからよとカッコよく言い切って、二人手に手をとって という終わり方でした♡ふふ、これだけで満足できる私ってば安上がりかも。
清明サイドのお話を補填できて満足♡な一冊でした!