愛犬が、私を愛してくれません。どてどてどてちん!

aiken ga watashi wo aishitekuremasen dotedote dotechin

愛犬が、私を愛してくれません。どてどてどてちん!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×22
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
21
評価数
6
平均
3.7 / 5
神率
33.3%
著者
高久尚子 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
価格
¥1,000(税抜)  
ISBN
9784199607080

あらすじ

愛犬どてちんへの全く報われない一方通行で献身的な愛と格闘の日々を綴る、BL漫画家・高久尚子の爆笑動物エッセイ!!

表題作愛犬が、私を愛してくれません。どてどてどてちん!

レビュー投稿数3

高久先生の手始め

犬好きにはたまらないコミック。高久先生のコミックに今度進出しようと考えているのですが、犬好きな私としては前々から気になっていたこちらの本を!と思い購入。2012~16年にかけてchar@に掲載されたもの(1回6P×24話分)+藤生先生のコミック2P+あとがき(カバー下は先生んちのカレンダーにあるどてちん落書き♡)です。

とにかくおーもーしーろーいっ。いやはや何度読んでも面白い。どてちんは高久先生のワンコ(フレンチブルドッグ)なんだけど、お子様だった時、藤生さん家にいたということからか、どてちんの中では主人=藤生さん。高久先生=自分と同階層。故に高久先生、どてちんに愛されなくて、敵視されて、威嚇されて、噛まれて、ちゅうできなくて、ハグもできなくてwwwww 健気に頑張る先生のお話がマジで面白かったです!

犬話最高。

0

切ない主従モノ?

何回読んでも笑っちゃう高久尚子さんの愛犬エッセイ。
犬ってこんなに飼い主を足蹴にすることある?w
設定の欄に「主従」と「片思い」タグが付いてて可笑しいんだけど笑っちゃいけないね。
こんな切ない主従モノなかなかあるまい。
愛犬から非情な態度を取られまくってる高久さんが切ないやら可笑しいやら。
猫ならともかく、犬相手に飼い主がこんな一方通行な片思いになることある??

すべての始まりは高久さんの愛犬〔どてちん〕がフレンチブルドッグ(=ワンオーナードッグ)だったこと。
高久さんの同居人さんをオーナー認定しちゃったのですね、どてちんさん。
そのせいで高久さんは懐かれないどころか、完全に当て馬扱いの日々でございますw
せつねー(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

でもまぁ犬好き目線としては高久さんには申し訳ないが、藤生さん(同居人さん)を主認定しちゃったどてちんに非はまったくない。
ごはんくれる人が一番偉いもん。次にいっぱい遊んでくれる人かな?両方藤生さんの方がやってるもんねぇ。
高久さんもうちょっと頑張って!!としか言えません。笑
それでもどてちんのことが大好きな高久さんが健気で甲斐甲斐しくて可愛いので「健気」タグも付けていいと思うんだけど、あ、でもこれカップリング表記するなら【どてちん×藤生さん】で高久さんは藤生さんを取ろうとする当て馬だから付けられないか。
どてちんがたま〜に高久さんにデレるとこがまた手練れな攻めみあるね!
藤生さんを取られないための定期的な色仕掛けですよこれは。
高久さんは本当は自分を狙ってるとも知らずにね!あーめっちゃあるあるシチュじゃん( ´艸`)
最終的には踏みつけられて顔騎される日を夢見てどてちんのパトロンになる高久さんなのでした。笑

まったくもって普通の動物エッセイ漫画ですが、犬好きが高じてわんこ攻めが好きなとこあるもんですから、私の目にはかなりいい感じの三角関係モノでした。
しかも全編当て馬視点で読めます。レアです。

3

名作を生む原動力、どてちん♪

電子書籍『Char@』で連載されている高久さんの動物エッセイ「どてどてどてちん!」を単行本化したものです。
『僕はすべてを知っている⑤』との W応募者全員サービス(〆切:3/31 ※当日消印有効)実施中。

動物エッセイは好きですが、猫派の私。でも全サの描き下ろし小冊子がどうしても欲しい!!ので購入しました。
・・・さっきも書きましたが、私「猫派」です。
が、この本面白かった♪
「こんな犬(=どてちん♂) 飼いたくね~っっ」と笑えるエピソード満載です。
【どてちんは飼い主の私より 同居人の漫画家・藤生が好き】~本文引用~
それは決して高久さんが嫌われている訳ではなく、フレンチブル(どてちんの犬種)が「ワンオーナードッグ」だから。ワンオーナードッグとは、ただ一人の飼い主しか信頼しない・なつかない犬のことらしいです。
それを踏まえてもね…愛犬に縄張りを張られたり、右手だけは咬まれまい(咬まれること前提!)と死守する高久さんが可笑しいやら、切ないやら。
普段がこんな感じなので旅行に行く前に どてちんから近づいて来た日には、旅先で死ぬのでは!!?と海外旅行保険の死亡額を変更しそうになったり、本当に飼い主さんに同情してしまう…ぅぅ。

なかでも特に好きなエピソードは2つ。
「(攻め)(受け)のフィギュアが出てくる話」と「賽の河原で石積みをする高久さんの話」がツボりました(笑)漫画を読み進めていると「高久さんの描いた男性キャラが見たいなぁ~」と ふと思うのですが、動物病院の先生とか、さっきのフィギュアの話とか、藤生さんのお兄さんがページに登場すると「おぉっっ」と喜ぶ自分がいました。

読み終わった後、どてちんのイラストを上手く描けるまで練習したくなる…そんな楽しい一冊です。

5

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