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『無限抱擁Ⅱ』
前回からの続きですね。
アシュレイが自分の率直な気持ちを伝え歩み寄ろうとするのですが、ティアはまたもそれを拒絶して冷たい言葉を吐く。
それに傷付けられたアシュレイをアウスレーゼが連れ去ろうとするのですが、目の前の掠奪劇を見るのはやはり堪えきれなくてティアはいけないと思いながらもアシュレイに手を伸ばしてしまう。
ようやく自分の気持ちを伝えようと決心したところで、事件勃発。
事件を収めるために現地へ赴くアシュレイだが、そこで思わぬ大怪我を追ってしまう。
急ぎ、治療のためティアの元に戻されるが、その怪我は内部からのもので。
ティアはアウスレーゼの助言もあり、自分の身体を使うことに。
たとえ、その行為にアシュレイが怒りを露わにしてもどうしても死なせたくないから。
目覚めたアシュレイは夢うつつだったその出来事をティアにぶつける。
「治療」と言われて、また傷つくけれど…。
目の前で奪われるという極限に来て、ようやく動くことが出来たティア。
どうしても助けたい、恨まれても助けたいと初めて自分の身体の使い道を見出すことが出来たティア。
遠ざけていた理由をようやく口にして、周りと付き合っていく方法を考え始めたティア。
今まで抱えていた大切な想いを告げることができて本当によかったと思う。
また、アシュレイはそれまでのティアの態度の理由を知ることが出来て気持ちが離れていたのではないことに安心しただろう。
魔族の闇に囚われた時でも、ティアはこの世界に必要だといい、死ぬなら自分の方だと思えるほど、ティアのことを大事に思えるなんてステキだなぁ。
あとは、聖水の雨の中の抵王と桂花の何気ないやりとりに柢王のさりげない優しさを感じました。
『無限抱擁番外編 柢王&桂花』
変装した桂花が花街で南領の兵と出会いちょっとした喧嘩?になる話。
柢王はホントいつも何も考えてないような感じに見えるのに、さりげなく気遣いのできる優しくて心の大きな人だと思う。
そんな柢王だから桂花も添い遂げられるんだろうな。
良かった、本当にこの巻はよかったよーっ! 前巻まででイジイジしてた2人の切なさが溝が埋まったーっ。 アウスレーゼ、前作では嫌なヤツって言ったけど、ちょっとだけいい人だったぞ(ティアに手を出してなければ、すごくいい人だったけどね)。もちろんアシュレイが死ぬか生きるかにならなければ行動に起こせなかったであろうティアだけど。いい、もういい。 ティアは最後にはちゃんと自分の気持ちを告白できたし、アシュレイも素直になったし大満足です。 そしてまた新しいキャラ出てきてますね。 何この教主って? こいつもティアを狙ってるの?