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kingyo no koi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
美しい俺だけの金魚
読めば読む程好きになる本です。
特に後半がたまりませんっ。
この『だーーっっ！』と押し寄せる後半の為の、前半は『タメ』だったのだな、とめっちゃ一人で納得してます。
受けも美人さんだし、攻めもカッコイイ。
この『攻め』間違いなく『スパダリ』ですな！
そして金持ち度がハンパない。
ここまで金持ちやと却ってスッキリ！
そしてこの『攻め』のやらかした行為も、あ、そーなのね、と思えたり、何よりタイトルの『金魚』も、「あー、そこかーっ、綺麗やぁ～～」と再び納得＆美しいぃと思いましたン。
多分サガミワカ先生も、ここに持って来たくて、振りを色々用意されてたんだな・・・と。
そう思うと、どの振りも可愛くて切なくて。
先生の作品のなかで、この二人が１番好きになってしまいました。
それほど美しい二人です♡♡
受けに執着して執着して、ここ迄受けを追い込んだ義弟に対して、
攻めが「(受けが)すっけげぇ好きだ」「お前なんかに永遠に会わせるもんか」とタンカ切るとこなんて、「おとこまえーっ」「スパダリ確定っっ」と喝采をおくりたかったです。
それまで受けは『攻めに囚われてここに居る』が全て吹っ切れ、「俺の意思でここに居る」「こんな広い屋敷にお前一人で居るなんて、俺の心が寂しいんだよ」と、攻めに１２０％心底囚われたと吐露しちゃうあたり、ホント萌ゆりますぅ～（〃д〃）きゃ～♪
もっち、エロもがっつりあります(灬ºωº灬)♡
特にこの心情を吐露して、身体の相性まで吐露しちゃって、攻めに「火に油(を注ぐ)」とグワッツリやられちゃうとこなんてぇ~~~(๑////๑)
やっぱこれがなきゃBL心が廃るわっ。
ぐふ、エロ大好き+.(≧∀≦)ﾟ+.ﾟ
美しいエロ大好きぃぃぃ
･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･。
金魚とSwimmer
サガミワカさんが好きで、こちらも読んでみました。多分、コミックスではサガワさんの世界観というか人物像が好きなんだろうな。
今回も、色々抱えてるのをアッチ方向で発散してるちょっと影のある受けを攻めが理解して愛しちゃう、というストーリー。
陣は水泳部でめちゃ綺麗な泳ぎ方をする、男女問わず100人切りと噂される先輩。歩はイイトコの坊っちゃん(予想以上に！)で、陣に興味を持つ。
ずっと隣で友人として陣の側にいるんですが、陣の裏側を知るたび、欲しくなってしまうんですよね、それを幼い頃の金魚に擬えて。
歩の部屋にでかい水槽があって、そこにはでかい魚が泳いでるんですが、それが子供の頃に買ってもらった金魚！確かに金魚は長生きでデカくなるんですけど「俺、手に入れたものは大事にするタイプなんで」の一言が刺さりました！
何でも手に入る環境で、手に入れられなかった縁日の金魚と、既にノンケに惚れてた陣とを重ねる発言が前にあるんですが、その後のこの言葉はグッと来ちゃいます〜
歩が言う「衣食住愛揃ってます！」も良かったな。
そしてこっちがスピンオフでしたか。。。元のキラキラも読んでみよ。
小器用セレブ×不器用ビッチ
大学に入学し、水泳部に入った歩(攻め)は、水泳部の先輩・千晶(受け)の美しい泳ぎに目を奪われる。しかし千晶には、男女問わず食いまくるビッチだという噂があり…。
既刊『キラキラの日々』のスピンオフになります。攻めに片想いをしていた当て馬キャラが今作の受けで、前作での失恋が今回癒される展開。
そちらの高校生カップルも登場しますが、前作未読でもまったく問題なく読めます。むしろ未読のほうが、今回の受けを可愛く感じられて良いかもしれません。
今作は大学生同士の年下攻めカプです。
新入生の攻めは、家が金持ちで、何でもソツなくこなせる器用さや優れた外見を持っているせいで、何事にも本気を出さず手を抜いているキャラ。
水泳部に入り、いつものように適当にこなそうと思っていたところ、先輩の受けに見抜かれ、興味を持ちます。
セフレが山ほどいる受けと、セレブでやや腹黒い攻めは、何となく馬が合い、普通の先輩と後輩として仲良く付き合うようになります。その時点では恋愛感情も、肉体関係もなかったのですが、そんな折、受けがバイト中に知り合った男子高校生に恋に落ちます。そして、ビッチなのに好きになった相手には手も足も出せずに純愛している受けを見て、それまでは何とも思っていなかったのに執着するようになります。
金持ちの家に生まれ、容姿や才能にも恵まれ、望むものはほとんど手に入れてきた攻めが、手に入らないものと思った途端に執着する…というと傲慢でいけ好かない男のように思えますが、幼い頃に唯一手に入れられなかった金魚の思い出も絡み、なかなか微笑ましい展開です。
受けを手に入れようと監禁したり、色々やらかしたりもするのですが、情緒に欠陥のある男前が見せる不器用さが可愛い。
受けも、監禁されて怒ってはいても、もともと仲の良かった相手だし、すぐにほだされちゃって悲壮感はゼロ。むしろ、受けがピッチになった原因のほうが痛かったです。
1冊まるまる同じカプの話です。
受けが攻め以外とやっちゃってるシーンなどありますので、苦手な方はご注意ください。
「金魚の恋」って、タイトルがいいなぁv
サガミさんらしい一筋縄ではいかない受けの千晶が、じつに可愛い。
奔放で自由に振舞っているようで、色々なしがらみに囚われている。
そして攻めの円蔵寺は、スパダリのようでいて、少し（？）歪んでいる。
今までに、私的にあまり読んだことのない組合せで、先が読めなくて面白かった！
全体的にリアリティのないお話だと思ったけれど、
だからこそ面白かったのかな。
もう少し千晶の背景とか深く書き込んであったら、もっとドラマチックで面白かったかも。
円蔵寺も、これからもっと『恋愛』として千晶に夢中になっていく様が見たいなと。
なんとなく、二人の物語のプロローグ的印象で、
物足りなさと、もっと続きを読みたい気にさせられた。
ここを読んで「キラキラの日々」のスピンオフだと気がつきました……
「キラキラの日々」を読んでサガミさん好きになったのに！
相変わらず、色々と目の付け所がすごいなと新鮮味を感じたけれど、
どうしても（いい意味で）物足りなさを感じてしまうので、「萌×2」！
電子版だと描き下ろしSSつきだって！！
キラキラの日々のスピンオフ作品だけど
これだけで読めるし
むしろこっちの方が私好みっぽい気がする。
キラキラの日々読んでないけど。
水泳部のビッチで有名な先輩と
何でも器用に出来てボンボンの後輩
サーフィンが得意な秋庭修が見ていたくて
暑いのが嫌いなのに海の監視員のバイトしたり。
関係してた相手を清算したり。
千晶の片想いに気付いて
告らず側にいるだけなのを見つめている歩
そのうちに失恋したところに入り込む歩！
やっちゃった後寝てるところを
親とは別棟の自分の居住区に連れ込み手錠で繋ぐ。
プレイじゃなくて監禁？軟禁？
歩、ヤバい人ですけど！
そんな歩にほだされて歩の家に留まる千晶。
マジで⁉︎ヤバい人なのは治らないのにそれでいいのか⁉︎
関係を持ってる義理の弟が出てきても
「ここにいれば衣食住愛困ることもないし？」
ラブラブなんですけどーーー！
縁日でよその子が持ってる金魚が欲しくてもらいに行かせるも手に入らない
その時に手に入れた金魚は、鯉に見えるくらい大きく育っていて
手に入れたものは大事にするタイプだと言う歩に
顔を真っ赤にして笑う千晶。
ラブラブなんですけどーーー！
器用に見えて、実は不器用な男達のひねりある関係。
『キラキラの日々』のスピンオフですが、高校生のキュンとする恋とガラリと変わって、こちらは一目惚れでも、人柄にふれて恋に落ちるわけでもない、ひねりの効いた物語。
こっちのほうが断然好みです！
お互いお気に入りではあるものの、ただの先輩・後輩の二人。
後輩の歩はセレブなうえ、どれだけ神様に祝福されてるんだ？ってくらい見た目も能力も秀でてるくせに、本気を出さず周囲をテキトーにやりすごすズルい男。
そんな歩のズルさを見抜くのが先輩の千晶。
美形な千晶は男女問わずな奔放さがあるものの、自分に劣情を持たない人間には手を出さない。
歩が抱いた印象「軽薄だけど聡明で、皮肉屋だけどほがらかで。」、そんな千晶に私も魅せられました！
第一印象で歩が千晶に恋するわけじゃありません。
ただお互いにおもしろい人間だからつるんでるだけ。
二人の関係が変わるのは、千晶が『キラキラの日々』の修に恋してから。
奔放だったくせに修に嫌われるのが怖くて気持ちを打ち明けることもできない。恋心をやどした千晶は本当に綺麗！
でも修の隣には別の男の子が…千晶は聡いから歩に指摘されるまでもなく、どうして自分じゃダメなのかわかってるのが切ない。
そして歩は、恋した千晶が欲しくなり…
こんなに執着的な行動を悪びれもせずにサラッと仕出かしてしまうほど、歩ってぶっこわれた奴だったんだ！
それと千晶が奔放だった理由も痛々しい…
後半は驚きの連続で、こうゆう路線のストーリーかなって想像してたのを、意外な方向に持っていかれるの好きです！
とにかく千晶のキャラに魅せられたし、器用に見えて、実は不器用な男達のひねりある関係がすごくおもしろかった！
関係は始まったばかりで、恋人としての信頼を築いていくのはこれからって感じだけど、二人の楽し気な未来が想像できます。
人のものだから欲しいんじゃない
タイトルを見て、どういう意味なのだろうと思っていました。
今作は、『キラキラの日々』のスピンオフ作品です。
こちらに登場した千晶と歩がどうなったのか気になっていたので、続編を見つけて嬉しかったです。
歩にとって「金魚」は、欲しくても手に入らないものの象徴です。
欲しくなった時には、すでに誰かのものだったという…
歩は千晶の事が好きになりますが、その時ににはすでに千秋は他の人に恋していて…
どうやって手に入れたらいいか分からず手段を間違えますが、最後にはちゃんと気持ちが通じあいます。
世間知らずだけど男前な歩と純情ビッチな千晶のカップリングがたまりませんでした。
前作未読でも大丈夫ですが、読んでおくと思い入れも違ってくるのではないでしょうか？
こんなにも甘く柔らかな束縛ならば。
本作がスピンオフだとは知りませんでした。そうか、千晶が伝えられずに終わった片恋の相手、高校生の修の恋が描かれているのですね。そうとは知らず。
本作では、千晶の淡い淡い片恋を側で見守っている、歩の執着が描かれていきます。
美しい表紙。赤い金魚。美しいフォームで泳ぐ人を金魚ということがある。
千晶はしなやかに泳ぐ。そして、男女問わず惑わせる色っぽさも、その綺麗さも、金魚の様だ。
大金持ちの家に生まれ、何不自由なく育った歩は、同じ年頃の子供が縁日の帰りに手にしていた金魚を欲しいと言って、使用人に命じる。
子供が泣いて拒絶するのを見て、驚くのだ。望めば何でも手に入れて貰えたのに。
あの子の金魚は自分のモノに出来なかった…。これは、後にメタファーとなる。
千晶を綺麗だと思ったのも本心。
自分以外の誰かに想いを寄せている千晶に心惹かれたのも、きっと本心。
千晶は言う。「お前、人のものが欲しいだけだろっ！」けれど、そうでは無い。
欲しかった千晶の心がよそに向いていただけなのだと思う。
失恋して、自暴自棄になった千晶を慰め、抱いた後、歩は自宅（豪邸！）に千晶を監禁してしまう。
ところが、 この事自体が千晶を救う事になっていて。
千晶は父の再婚相手の連れ子、義理の弟に脅されて、関係を強いられていたのだ。
父は出張がちで不在が多く、義母は冷たい。
家にいたたまれなかった千晶を結果的には救ったんだよね。精神的にも、肉体的にも。
歩は言う、「今日から束縛される相手が変わるだけ…。…とは、思わないんスか？」
千晶は自分の意思で、家を出て、歩と一緒に住むことにする。
寂しい子供だった二人が出逢い、寄り添うまでを、攻めである歩の目線で淡々と描いています。
金にあかせて監禁もするけれど、その覚めた視線はイっては無いんですよね。常に優しい。
歩はハイスペック・スパダリですし、きっと千晶を幸せにしてくれるんだ、と思います。
それに、愛ゆえに閉じ込められたとしても。そこは楽園。
こんなにも甘い束縛ならば、良いのでは、とも思えるほどに。
電子限定描き下ろしで、千晶が父にその満たされた暮らしぶりをメールで報告している、
という幸せな後日談があって、ほのぼのします。
千晶は結構ファザコンだと思われ。歩は千晶パパに認められるべく頑張って欲しいものです。
執着の度合いが……
スピンオフらしいですが、前作の『キラキラの日々』は未読でこちらから読みました。
この作品を面白いと思えるかどうかは、受けのことを好きで手錠で繋いで自宅に監禁する攻めに萌えれるかどうかによると思います。私は否でした。執着の度を越えていて、普通に犯罪だよね！？という印象しか受けませんでした。それで絆されてしまう受けに対しても、ストックホルム症候群じゃないの！？と思ってしまいました。
私的には、前作の『キラキラの日々』の方が好みの匂いがするので、未読の前作に期待したいと思います。
