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otoko syuusyuu
ヤンキー〜、が大ヒットで以降作家買いしていますが、他の作品が今一つ響いて来なかった昨今、久々に緑山さんいいなぁ、と思った作品。
蒐集家の社長に苦境を救われた縁で、秘書として務める花崎。購入した骨董品を引き取りに行った先の店主十獅郎に、セフレと間違われて襲われてしまう。出だしは軽いBLにありがちな設定です。
しかし、そこからやはり蒐集家だった父の思い出を大事にする花崎や、 実は腹黒い社長、普段はちゃらんぽらんでもっさりした十獅郎の、キリッとしたお仕事モードへのギャップなど、ストーリーが分厚くなっていって読み応えありました。
花崎さんがしっかりしてるけど誠実でエロかわいいですね。
キャララフの後書きもあり、少しの設定の違い、描き方の違いでこんなに印象が変わるんだと興味深かったです。