おまえがどんな色気を出すのか俺に教えろよ

サヴィル・ロウの誘惑

Savile Row no yuuwaku

サヴィル・ロウの誘惑
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神13
  • 萌×239
  • 萌15
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
11
得点
268
評価数
69
平均
3.9 / 5
神率
18.8%
著者
イノセ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
価格
¥666(税抜)  
ISBN
9784864422758

あらすじ

紳士靴職人の仁の悩みは、真面目で頑固な性格ゆえに華やかで色気のあるデザインの靴が作れないこと。
幼馴染みでテーラーの跡取り・蛍(けい)に教えを請うことになるが、 蛍が提案してきたのは色気を出すために“童貞を捨てろ"。しかし童貞を捨てるどころか、蛍に処女!を奪われてしまって…?!
若き職人たちが織り成すテーラーメイド・ラブストー リー。

表題作サヴィル・ロウの誘惑

紫垣 蛍 / 毒舌なテーラー
谷岡 仁 / 真面目な靴職人

その他の収録作品

  • Special(書き下ろし)

レビュー投稿数11

素敵で不思議な雰囲気&幼馴染み執着愛なお話

ちるちるで紹介されていたので思い切って買ってみました!

先ず、世界観が素敵でした。レトロ感があって、でも、実際には現代(あるいは限りなく現代に近い)であろうと思われるのですがはっきり時代背景が固定されていない感じや(敢えてそうされたのかな?こういうのすごく良いなと思います。)、ちょっとファンタジックな感じもあり(というのも、商店街の中の店舗ながら、あまり人のいない雰囲気なため・・・まるで二人だけの世界というような不思議な空気感も)、不思議な錯覚を感じる世界でした。
また、不思議な色気も漂う作品でした。エロエロ過ぎない、程よい艶っぽさが良かったです。

攻め様の仕事中のスーツ姿と、普段着の普通に現代っぽい服装とのギャップが素敵です。でも、受け様に「そこの鍵開いてるから上がっておいで」という台詞が妙にツボに入りました。
実は受け様のことが好きで、上手い事理由をつけてHに持ち込んだわけですが、一見余裕ぶって格好つけながらも、実際は受け様のことでぐるぐるしちゃう、そんな攻め様が堪らなく萌えます。

サヴイル・ロウってなんだろうと気になったのですが、ロンドンにある仕立て屋が集まった一角(今は存続の危機とか?!)のことのようです。背広の語源になったという説もあるとかで・・・

また、読後作者様のインタビューを読んだのですが、漫画を読んだ時に感じた、2人の祖父の若かりし頃の回想とか、仁の祖父の話しぶりから、この2人の間にも愛がありそう・・・という印象があっていたことが嬉しかったです。(2人は愛には気がつかないままだったそうですが・・・)

ちなみにコミックス、カバーを外すと表紙の絵からの・・・キスする2人の絵が現れます。お互いに脱がし合っている途中というのも素敵です。まだ着衣が乱れ始めな感じが萌えます。必見です!!!

3

褌...!!

なかなかいいタイトルが思い付かなかったのですが、やはり『褌』でしょう(笑) イノセ先生の本は初買いで、ちるちる様のインタビュー記事を見て発売日の今日、購入致しました!! (何故かアニ○イト様にまだ納品されておらずやむを得ず(?)別の書店様で購入しました...) 初回限定ペーパー付きでしたよ♪

インタビュー記事を読んだ時、仁くんのカラダのえっちさにめろめろになりまんまと購入...(笑) ちくびが!!褌が!! たまらなかったです、ありがとうございますイノセ先生...!!

お話の設定はテーラーさんと靴屋さんで、幼馴染みであり仕事仲間であり...、な友達以上恋人未満的な立ち位置から始まっていました。受けである仁くんはずっと攻めの蛍さんの作るスーツが好きだったのですが、スーツだけじゃなくて蛍さんのことも好きだったんですよね♡ 気づかない鈍感系男子、可愛いですね♪♪

自分が作る靴に「色気が足りない」と言われてしまった仁くんは、『色気』を手に入れる為に色気むんむんの蛍さんにそれを教えてもらうことに。からだを重ねながらデザインすると、蛍さんの身体のラインが靴のそれに反映されるようになって...!! デザインが蛍さんに似てきたね、と言われるまでに。

何しろ鈍感な仁くんですから、蛍さんは当然、お仕事だから自分のことを抱いてくれるのだと思い込んでしまっていて...お互い想っているのになかなかくっつかないこのもどかしさ。んん、素晴らしき...!!

まるまる1冊、蛍さんと仁くんのお話なので、二人のくっつくまで、また、くっついた後のお話が楽しめますよ♪♪ 途中から当て馬(?)的な変態イケメンさんが登場するのですが、この人の登場で仁くんの気持ちに変化が訪れるので、お話的にはオイシイ立ち位置ですね(笑) ※ただし変態

こういうスルッと読めるお話、大好きです。スーっとお話に入っていけるし、終わりもすっきりで後味良し。仁くんちくび最高だったよありがとう...!!(2度め)

インタビュー記事で、少し本編の作風が分かりますのでもしご興味ある方いらっしゃいましたら是非、そちらの方も参考になさってくださいませ。

9

ノスタルジックで官能的!!

丸々一冊表題作と描き下ろしのオマケ付きです。インタビューで気になって購入すると、割と当たり外れが大きいのですが、今回は当たりでした! なんといってもエロがとても官能的(//∇//) エロいというより官能的と言いたくなる艶っぽさなんですね。そしてテーラーと靴職人という主役二人の仕事に対する姿勢もしっかり描かれていてます。お仕事BLとしても面白い!!
それと、こう感じるのは私だけかもしれませんが、なんだか妙にノスタルジックな雰囲気でもありました。受けが微妙に昭和感が漂うせいかも…。雰囲気的にはしっとりと落ち着いているのですが、いい感じにギャグも入り、エロはとっても色っぽいという大変お得な作品でした!


靴職人の仁(受け)は、腕はいいのにデザインで華やかさや色気が出せず悩んでいます。そこで幼なじみで自分には無い華を出せるテーラーの蛍(攻め)に教えを請う事になり…という展開。

受けの仁ですが、真面目で堅物。腕はいいのに、その性格からデザインに遊び心や色気を出す事が出来ないんですね。その事に悩みつつも、靴職人として自分の欠点に真摯に向き合う所が好印象です。一方、攻めの蛍は華やかで自信家。受けに対して辛辣な事を言いつつも、なんだかんだと世話を焼いています。そこに、出番はちょっとですが変態の入った当て馬も絡んで…といった所。


まず、靴職人とテーラーという仕事についてしっかり描かれている所が面白いのです。結構、専門用語がポンポン出てきて(解説はちょこちょこあります)分からない言葉も多いのですが、ガッツリ雰囲気を味わえます。そして、靴のパーツを身体のラインになぞらえるのが色っぽい(//∇//)
更にエロがですね、しっかりそのものが描写されてる訳では無いのですが、すごく官能的。色気が足りないから、「童貞を捨てろ」という流れで関係を持つのですね。
受けのフンドシ姿がかなりエロチックなのですが、更に注目してもらいたいのが乳首! インタビューでも書いてありましたが、本当にツヤツヤプルプルです。当て馬に乳首にピアス穴を開けられそうになるシーンと、その後のエッチでの乳首攻めは必見です!! 後、採寸シーン。そんな採寸の仕方しないだろ!!というツッコミは置いておき、メジャーでグルグル巻きに…と受けが凄い事に。身体のラインがとても美しく描かれていますが、その素敵な身体にインナーとフンドシのみを付け、更にメジャーでギュッと縛られてる後ろ姿が悶絶ものなのです(//∇//)
体を触ったりするシーンだけで、これだけ色っぽいってホント凄い…。

ちょっと天然の入った受けが、色気を学ぶためだけにセックスしているんだと勘違いして…と若干のすれ違いはありますが、基本的に受けはとても愛されてるな~といった感じ。そしてクールな攻めが最後に純情な所を見せてくれたりするのにはキュンキュンしました。バランスのいい作品で、お薦めです!!

7

漂う色っぽさが良い♪

インタビュー記事惹かれて購入。
イノセさん初読みですが絵がとっても綺麗で眼福!
脱いだ時の肉体も細マッチョでカッコいいです(^//^)
指先や腰つきや流し目などのチラっと見える色っぽさもストーリーの雰囲気と合っていて素敵でした♪

毒舌でイジワルなテーラー×真面目で実直な靴職人のCP。
お話は受け視点で進みます。
技術はあるものの真面目で頑固な人柄が出てしまい堅いデザインしか作れないことに自信が持てない受け。憧れは攻めがデザインしたオーダースーツのような洗練された独特の雰囲気に合う靴なのですが、どうにもこうにも上手くデザイン出来ず…。悩んだ末に攻めにデザインの教えを請うのですが、足りないのは色気だとセックスをすることに。何度か体を重ねながらデザインをしているうちにデザインが攻めに似てきたと言われてーーーなお話です。

職人×職人。スーツ×靴。
もうエロくないわけない!と期待してしまう設定です。
そ・し・て!
褌ですよー(∩´///`∩)フー♡
インタビュー記事のチラ見せでめっちゃ期待してましたw

抱かれながらパターンを起こし、出来たデザインは攻めの身体をなぞったような仕上がり。
私は靴について詳しくないですが靴は体のラインに似てるといいますからねぇ。。。
見る人が見れば分かるエロい靴という。。。内面を映し出すってすごいなぁ。

受けは攻めにスーツを仕立ててもらうとなるのですが、となると付き物は採寸♡ですね!
メジャーを乳首に当てて、耳元で囁いて、全身触って。
しかも受けは上半身タンクトップ・下は褌というお姿‼︎
これがまーエロかった(゚∀゚)
採寸からのエッチという定番シチュも萌える(∩´///`∩)

攻めはせっせと構いにいってセックスに持ち込んでるので好きなんだろうなというのは分かるのですが、受けは恋愛未熟のDTで鈍チンなので"デザインの為に抱いていてくれてる"と勘違いしてて。中々セックス以上の進展がない2人ですが当て馬登場で前に進みます。

お互い「好き」って思い合いながらのエッチは良いですね♪
受けのトロトロの表情や攻めの余裕のなさにニヤニヤ( ´艸`)
そして何より長年の片思いを白状して恥ずかしさと照れでツンデレる攻めの顔に萌えた!!
幼馴染で片思い設定はこの瞬間が堪らんです♡♡


書き下ろしのSpecialは恋人になったあとの話。
相変わらず色気修行にエッチをしてる2人ですが、受けの「攻め色気」を磨くために(なぜか)お口でご奉仕司令wwフェ○は攻めだったのか…知らなかった(爆)
んでご奉仕描写はたっぷり6P使っててエロいよー!(萌ゴロゴロ)
攻めの"堪らん"って表情がとっってもセクシー♡♡
んでイメージでお伝えされる松茸が松茸に見えないyo!

ちょっと引っかかったのは、攻めも受けも代々続くお店の跡取りで家族も一緒に働いてるハズなのに、わりと軽率にお店のバックヤードでエッチしてる事…。え?家族は?大丈夫なん?と読んでるほうがモヤっとしました。攻めの家族は回想でしか登場しないから今は1人なのかな…?その辺のバックボーンがもう少し見えたら素直に萌えられたのかもしれません。(考えすぎ?)

ストーリー自体は特に大揉めするような山場はなくサラッとした印象ですが、イノセさんの綺麗な絵柄と画面に漂う色っぽさが雰囲気にマッチしててとっても気に入りました(^^)職人同士でお互いの存在が影響し合ってるという関係がとっても良かったです!

6

勝手に続編期待!

イノセ先生の作品は初読みです。私もちるちるさんの作者様インタビューを見て購入致しました(笑)結果、他のレビュアー様と同じくかなり満足できた作品でした!あちらの記事で気になった方は迷わず購入して頂いていいと思います。

ストーリーに関しては他のレビュアー様が素敵に詳しく書いて下さっていますので割愛しまして、私は絵柄等について書きたいと思います。
イノセ先生、絵柄的には十分お上手なのですが、やはり最近の同人界ご出身の先生方に多いようなさらっとしたデジタルっぽい絵をお描きになるという印象。しかしその中でも、おっと唸らせるような美麗なシーンやフェティッシュな構図があったりと光るコマが多く飽きさせません。(私がそうでないと思ったコマは単純にお時間がなかっただけかもしれませんが^^;)
特に、攻めが受けにセクシャルなことを仕掛けるシーンのふんわり淫靡な感じ、そしてラブシーンのアングルと褌の中で大きくなるモノの描写にはどきどきしました。作者様が乳首に並々ならぬこだわりをお持ちなのか、乳首責め風のシーンもなかなかに多いので大満足でした!ただ私はもう少し乳首は小さい方が好(自主規制)

最後に。他のレビュアー様も仰っている通り、受けの家族に関して若干描写があり、攻めの家族の方にはほとんどないので少し違和感を覚えるところはあります。ただ作者様インタビューを見るとほんの少し補完がありますのでそこから想像するのも悪くないかと思います。

個人的には、今作で何の悩みもないように書かれている天才テーラーの攻めが壁にぶつかり、それを受けの存在や助言と共に乗り越えていくような続編が欲しいところです。なにぶん、受けは可愛いだけでなく格好良いところがないと系腐女子なもので…。今作では二人の絡みに萌えはしたもののキャラそれぞれに萌えるまではいかなかったので、次作もしくは続編に期待したいと思います。

気になった方は是非お読みになって下さいませ。

5

個人的な感想です♡

たまたま書店で手に取ったので、何となく気に入って買いました!

題名を理解して買ったわけではありませんが感想として、
攻めの蛍さんが格好良かったです!
「色気を教えてやろうか・・・?」
という殺し文句。上等です!
そして受けの仁くん。いかにもな堅物童貞くんでした。
そんな受けが最初はそこまで好きではなかったんですが蛍さんに懐柔されていくうちにどんどん色気が増していく・・・!もうもはや色気というかエロ気というか。

でもやっぱりこの作者様の作品には変な人が出てくる・・・なんで?

ま、個性的な人もいらっしゃいますがお話は好きでした。蛍さんの本当の気持ちがわかったとき・・・♡

これからも楽しみです!

1

独特な雰囲気が素敵でした。

いつの時代なのか、どんな土地なのか、どこの街なのか…リアルからかけ離れたファンタジーワールドではなさそうだけど判然としない…そんな不思議な雰囲気が独特で素敵なコミックでした。

夜や早朝のアーケード商店街…、個人的にも好きなんですよね。商店たちがシャッターを下ろした中を歩くと、妙に足音がカツカツと響いたりしてね。日常的な場所なのに妙な非日常感があって。この作品の中に何度もそんな商店街の様子が出てきましたが、その存在感がこの作品自体の世界を象徴しているような気がしました。

実に西洋的な「紳士服の仕立て屋」と「靴職人」が登場人物なのに、褌を着用してたりするような独特のハズシ感。あれっ?と思わせるバランスが癖になります。

絵もきれいで官能的なのにコミカルなタッチも素敵。妙にくせになる一冊でした。

1

驚きのアンダーウェア

タイトルからイギリスが舞台なのかなと思って購入しました。
単純に蛍の職業にちなんでついていただけで日本の話でした。
職人の話は独特の雰囲気があっていいですよね。

テーラーの蛍の作るスーツに憧れている靴職人の仁。
蛍から紹介されたお客様からフルオーダーの靴をデザインお任せで頼まれるが、どうしても蛍の作るスーツに合うデザインが浮かばずに悩んでいた。
そんなとき蛍から「色気を教えてやる」と言われて…。

蛍が少し年上で、祖父世代はお互いの才能は認めつつもいがみ合っていたようです。
蛍にある柔軟性や遊び心が仁にはなくて、3代続く頑固者の気質にせいで型にはまったデザインという壁が越えられないでいます。
教科書通りに、昔からあるものを大事にという気持ちも大事だけれど、常に新しいものをチェックする余裕もないと服飾系は難しい部分もありそうですよね。そんなわけで「色気」のレクチャーを受けるわけですが、最初は真っ当にファッション誌などからスタートするものの予想通りの展開になります。

レクチャーなのか何なのか分からない関係が続く中、カフスなどを扱う宝飾バイヤーの志摩が登場することで一気にふたりの関係に動きが。
ただ志摩の役割が想像と全然違ってました。まさか変態さんだったとは…。見た目には完全に受けに見えたので、蛍のセフレで仁がショックを受けるのかと思いきや目的が全くもって想定外でした。

当て馬未満な志摩の趣味にも驚きましたが、一番の驚きポイントは仁のアンダーウェアです。この時代に!?と目を疑ってしまいました。ここまで言ってしまうと何かバレバレですが、好きな方にはぜひ見ていただきたいです。

描き下ろしのタイムスケジュールが可愛かったです。
蛍のイケメンっぷりが目の保養になりました。

0

美しい攻めが素敵

こちらドラマCDを少し耳にする機会があって、以前より気になっていた作品。ようやく読んでみました。

攻めは若きテーラーの蛍(けい)、受けは堅物で童貞の靴職人の仁、二人は幼馴染。仁が色気のある靴を作れるようになる為、蛍にレクチャーを受けることになり、ついには処女を奪われて…というお話。

蛍がすごく色気があって美しくて好きなキャラです。スーツ姿は細っそりしてるけど、脱ぐとすごい細マッチョです♡
仁は短髪黒髪で真面目でちょっと天然な童貞くん。泣きぼくろがチャームポイントで結構可愛いお顔。そしてなんと、下着はパンツではな古くから日本で使われているアレ(一応伏せときます)!これが落ち着くって、なんでだろう!?w

二人は何度も体を重ねるようになります。
ずっと受け視点なので、蛍の気持ちはわからないのですが、仁を抱く時の蛍の表情がとても色っぽくて、隠れた熱情を感じられて良きでした。

中盤に、当て馬まではいきませんが、二人の中を引っ掻き回す志摩が登場。
志摩が仁にベタベタするとわかりやすく不機嫌になったり、仁に「幼馴染みで仕事仲間」と言われて、おかしな気を発したりする蛍が、大変可愛いですw

濡れ場は数回ありますが、二人とも細身の筋肉質で、男同士のエロスが感じられて大変良きです。とくに蛍の攻め顔に色気を感じます。仁は初めてなので、トロトロにされちゃいます。

最後に少しだけ攻め視点あり。
ラストまで読むと、また初めから読み返したくなりました。

細マッチョのスーツ姿や筋肉、攻めの執着や美しいお顔などが楽しめました。短髪受けはそんなに好みではないですが、鈍くてウブな童貞くんが翻弄されるのは可愛いかったです。

紙本購入 白抜き修正

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職人同士の恋

テーラーと靴職人の恋なんてピンとこなかったけど、レトロモダンな雰囲気で素敵でした。
テーラーの蛍が洋で、靴職人の仁が和という印象です。

華やかで色気のある蛍のスーツに憧れる堅物職人の仁が、色気のある靴をデザインするために蛍に抱かれるようになる…というお話です。
次第に仁のデザインは、蛍の身体をなぞったようなラインで蛍の色気を流し込んだようなものに変化していく。
この時点で心も身体もすっかり蛍色に変えられてしまっている仁が、無自覚に影響受けすぎていて可愛いです。
蛍もまた仁のことが好きであり、仁を手に入れるための口実として靴のデザインを持ち出していたのだ。
派手に見えて、意外と臆病な蛍もまた可愛いなと思いました。

どこにも出かけず、2人だけの店内で話が進んでいきますが、決して物足りなくない。
むしろ、特別な空間として感じることができ良かったです。

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