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愛に飢えてる、ふたりとも
kizudarake no hakoniwa
エロパート自体は最初こそ無理矢理のようなイメージがありますが、徐々に愛のある行為に感じましたし満足ですが、(恐らく私の理解力の問題かもですが)ストーリー性としては少し理解しづらいものを感じました。
充にも唯人にも両方に言えますが、愛・好きという感情よりは『依存』という気持ちが強い印象で、充の依存の理由も生い立ちによるものだというのはふんわりとストーリーに折り込まれていました。
「はじめは暇つぶしするだけ。見た目好みってだけ」と言っていて依存したのは恐らく自分の愛し方で愛しても(愛故に傷つけたくなる?)壊れないから良かったのかなと勝手に理解しました。
それにしても、唯人が充を好きになった理由は何回読んでも咀嚼できない部分がありました。私の読解力ではセックスが気持ちいいからだけ…?としかわからず、その部分で心の動きが難しいな…と感じました。
二人が付き合ってからはセックス自体も愛のある行為だとわかる雰囲気だったのでそこはとても良かったです。
あと、私が漫画を買った時の帯に「淫乱ボッチ捕まえた」の文字がでかでかとありましたが唯人は普通に友達いるし、どこらへんがボッチなのか、それは永遠にわかりませんでした。
ボッチと言われると私の中では、クラスで浮いていて友達一人もいない、くらいのイメージだったので。
この作品、初めは唯人さんに薄っぺらい表情で好きだという充が苦手でしたが、唯人さんを好きになっていくにつれて嫉妬深いという可愛らしい一面が見えてきて好きになりました。この作品は愛をあまり知らない唯人さんと充がお互いを好きになって幸せを見つけ出すという内容でかなり作りこまれていましたが、エッチのシーンが好みだったのでどうしてもそっちに目が行ってしまいました。エッチと言えば、痴漢の前で諦めてオナニーする唯人さんめちゃくちゃ興奮した...。その後の充との上書きセックスもとてもエロかったです。
絵柄も綺麗でエッチシーンも綺麗。
最高でした。
pixivにて10万usersを超えていたのに驚き拝見し、素晴らしさに圧倒されて購入しました。
神評価を付けなかった理由としては、少し話が難しかったから、です。私の理解力が足りていないせいですが、少し分かりづらい所が多かったです…。
エッチシーンでの受けの彼の表情がすごく好みで、可愛らしくも美しく、もう素晴らしかったです。
描き下ろしのフェチ満載のエッチも最高でした…!!!
執着気質で愛情を試す為にありとあらゆることをしてしまう攻。
×
暗闇では身動きが取れなくなるトラウマ持ちの受。
この組み合わせがもう本当に大好きで、性癖に刺さりました。
トラウマで身動きが取れない受に、攻はもう本当に好き勝手してしまいます。それが苦手な人は苦手かもしれませんが...わたしは大好きです。決して愛情がない訳では無いです。むしろ後半は好きすぎて耐えられない、といった感じで、執着具合がたまらんです!!!
両親を事故で亡くし、「可哀想な子」として腫れ物に触るように育てられたミツと、ネグレクトされながら育った、トラウマ持ちのユイト
ミツがユイトのいる高校に転校してきたところから物語ははじまる。ミツの一目惚れ?かな?
ミツは愛を確かめるために、サディスティックな性行為で相手を試し続けてきた。男も、女も。はじめはミツに好意を寄せていた彼らも、やがてミツの異常な愛し方に耐えられなくなり、ミツから離れていった
はじめは一方的だった関係だが、ミツとの行為がユイトのトラウマを上塗りしたことで、二人の関係は進展していく。怖かった暗闇が、性欲を刺激するものに変わっていく。一方でミツは、初めて感じる愛しい気持ちに、これ以上ユイトを傷つけまいと、距離を置くようになる
想いが通じ合った後も、やわらかいハッピーエンドではなく、ズシッとした愛?執着?が二人の間に横たわる。メリバではないけど、DKらしからぬドロッとした愛情を感じる
可愛らしい絵柄なんですが、なぜかやたらと色気を感じる…そして二人とも、肝が座っているというか、、変質者におそわれるシーンも、ユイトくん、すごいな…
デートからのセーラー服エッチのシーンはドキドキしながら見守ってきた読者へのご褒美か?というくらい濃くて眼福です。エッチシーンはとっても読み応えありますが、決してただのエッチな本ではない、ずっしりとした作品
最初に読んだときは地雷満載の頃で、とにかく相手を痛めつけるとか支配するような描写も無理だったし、何よりたとえ受けに出会う前であっても、攻めが受け以外の人間と…っていうのが無理!という初心(?)な初心者でした。
BLを読み続けると心が鍛えられるというか、強くなりますね。
ちょっとやそっとじゃ動じなくなってきました。
そんなわけで、初読でだめだったこちらを読み直し。
結果から言うと萌えました。
苦手意識を払拭できると、作品の本質が見えて来ますね。
悪い噂が違う学年にまで届くような転校生・充(みつ・高2)に、一方的に目をつけられた唯人(3年)。
初対面でいきなり首を噛む、コラ画像で脅して家に連れ込む、嫌がっても体を触る、餌付けする。
強引で自分勝手な充に苛立ちながらも、抗えない唯人は…。
完全にM気配を感じ取ったSにつきまとわれて、蜘蛛の巣にかかった状態です。
でもこれがSとかM話じゃなかったんですよね。
両親を亡くして、親戚に引き取られたものの、心のバランスを崩していることに気付かれないまま、愛情を試す行為がエスカレートしていった充。
愛情を試すのに手っ取り早かったのが、相手を痛めつけるSな行為だったわけで、人を惹きつける外見のせいで相手には困らないというのも不運としか言えず。
言い寄ってくる男女に、どこまで許されるのかを試したところで、自分の中で相手に求めるものがからっぽだから際限がないんですよね。
どこまでも痛めつけて、ついてこられなくなった人間は切り捨てて。
壊れたものは元には戻らないし、そこに留まる理由もないとばかりに、あっさり。
そんな充が見つけた唯人はふつうの高校生に見えて、実はトラウマ持ち。
唯人の隠している部分が充の心の闇と共鳴したのか、運命が引き合わせたのか。
幼い頃のトラウマで閉所暗所恐怖症だった唯人が、充の暗い目には閉じ込められたいと思う。
そこに行き着くまでの心理描写が素晴らしくて、引き込まれました。
充の方は心理描写ではなく、深層心理で見せて来ます。
ただの暇つぶしだったはずの唯人が、自分の中で大きな存在になっていくのに戸惑って、答えが出せないでいるけれど、深層心理では理由が分かっているわけで。
幼い充が救われるシーンが2度出てくるのですが、そこが良いんですよ。
傷ついたインナーチャイルドの救済とも言うべき、魂の救済なんです。
ただの恋じゃない。
今までの男女のように快楽を得る手段として充の手を求めるんじゃなくて、充という人間そのものを受け止めて、心の奥まで入り込んできてくれる相手にやっと出会えた。
愛なんですよね、完全に。
そこからはあまあまオンパレードです。
充が噛むのは相手の許容範囲を試すためだったから、唯人に対しては許されるのがわかっているから噛まなくてもいい。
だけど噛むのは、これは今までのひとと違って、独占欲と「ひとつになりたい」欲求だなと。
充はイケメンだから今後も誘惑してくる人はたくさん出てくるだろうけど、誰も目に入らないんだろうなあああああ!ってテンションの上がる終わり方でした。
上がったテンションが下がらない。
気持ち悪い人物も出てくるし、地雷だから見たくないというひともいるであろうシーンもあるけれど、この読後感、ぜひとも味わってほしいものです。
人付き合いが苦手で、暗闇では動けなくなってしまう唯一。そんな唯一に絡んできたのは1つ下の充。
二人はトラウマを持ちながらも、互いに惹かれ合い。
唯一が綺麗な顔立ちで、かなりエロい!ノンケなはずなのに、充の攻にたじろぐでもなく、淡々と受け入れるのもエロいです!
充は、Sっ気があり、噛み癖もあるため、毎回唯一が咬み跡だらけに。
結構なんでも受け入れる寛大な唯一だから、充の相手ができるのかなぁ。
痴漢に襲われた時も、暗闇と言うのもありますが、素直に従っちゃうあたり、S心に火をつけます。
ストーリーもしっかりしており、かつエロい。そして、絵が美しい。
重い過去を持つ2人ですが、これからの幸せを願ってしまいます。
まさき茉生先生の作品は大好きなのですが、この作品も本当に素晴らしいです!
エロ度がエロエロとなってますが、本当にえっちシーンが萌える萌える♡
互いの想いが強く伝わってきますし、対等に想いあってる感じがステキ!
個人的にイチオシのシーンは、最後のえっちシーンの後!
いつも唯人(受)に噛み跡を残してしまう充(攻)が、「痛いでしょ?嫌にならないの?」と聞いたあとの唯人さんの反応です!
「これ(噛み跡)が一緒にいて増えていくものなら、俺は別にいいよ。歳とったらシワより多いかもな。」って、かっこよすぎでしょーーーーー♡♡
(上記のセリフ、本当のセリフとはちょっと違います)
ほんとに可愛くて愛しくてびっくりする!
ここまで壁になりたいと思ったことはありません!!!
おふたりとも、末永くお幸せにね!
もしかしたら、魂が魅かれあったのかもしれない。と、思うしか無い。
割と突飛な感じは拭えない。作者は、この二人を引き合わせる事に悩まなかったのかなぁ。
なんて、今は思う。最初読んだ時には、ただただ怖かった。
多分、内容的には、作品集の中の一編でしか無い内容だと思う。
愛情に満たされない環境で育った高校生二人が、互いの仄暗い性癖を暴かれていき、
共にそれに依存し合うという、ちょっとやるせない雰囲気なのだ。
充は、少しSっ気がある。壊してもきっと、壊れないものを望んでいる。
確かなものを望んでいて。
唯人の方はもっと分かりやすく、幼少のトラウマから暗がりと物音を怖がっている。
唯人が充をそのままの充を受け入れたことで、二人は互いに求めるものが満たされて完全になる。
…で、合ってるのかなぁ。
こういう展開には破滅しか無いと思うのだが、二人で居られる事で、彼等は自分を取り巻く社会と折り合いをつけていく。精神的負債を乗り越えていくと言ってもいいかもしれない。
平たく言ってしまうと「割れ鍋に綴じ蓋」なのかもしれないけれど。
結局は愛情ゆえだけど、後をつけて、強姦とか。
公園で変態に遭うとか。そういう描写は痛々しくて、新たなトラウマになりそうだー‼︎ と危惧したけれど。それも大丈夫みたいで、描き下ろしに至っては、ラブラブエッチだったので、途中から迷子になりました。確かに難しい題材だったかと思います。
ただ、充が唯人に目を付けたのは、単にそのルックスが好みだったこと。
唯人の方も、充のことを「華やかで目を惹く外見」などと思っているので、
惹かれ合うのはフツーの事だったのかも。
とにかく、エッチは、エッロエロ。修正もあまあまなので、結構スゴいです。
綺麗な子が組んず解れつっていう見方を出来ない事もない。
このダークネスな箱庭をいつか卒業してフツーの大人になっていくことを望みます。
はたしてどうなることやら。