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romance kashimasu
典雅先生ーー…!!!
ちょうど一年ほど前の『恋する小リス…』からしばらく、
先生の新刊を拝読していない気が..
先生がお元気でいらしたら、もうそれだけで十分なのですが;
ちょっと寂しくなって、Kindle Unlimitedで読めるこちらを手に取りました。
以下あらすじなしで、感想のみを。
美形同士×恋に関しては不器用さん同士、勘違いから始まる楽しいラブコメ!
美形でいいことなんて無かったー
とい攻め・高秋の独白から始まる回想から面白すぎて、
声を出して笑いながら読みました(*´艸`)
そんな体験したことないけど、やっぱり羨ましいっ!!とは
思っちゃうけど、
とんでもないほどの美形には美形なりの苦労が
あるんだなあ…と。
ほとほと困り果ててる高秋だけど、
全く嫌味がなくて凡人代表の自分も感情移入して読めちゃうところに、
典雅先生の筆力のすごさを感じます✨
作中、高秋の語るハンガリー語やら◯◯語やらのうんちくも楽しく、
セックスの時には甘ーい言葉責めをし、
変態ぽくなる一面(笑)にも蕩けました( ̄▽ ̄)
超絶美形イケメンで、いざ恋をすると一途で
(↑生まれ変わったらこんな人と出会えますようにーーー!!)、
固定観念に縛られずいろんな見方ができて、
ネガティブ思考に陥りがちな諒(受け)のつぶやきも
ポジティブに変えて受け止めてくれる。
失敗も優しくユーモアで包んでくれて最高にかっこいいのに、
想いが通じた後食べたカレーうどんは
浮かれすぎて早食いして、舌を火傷したりしている…
こ、こんな、「カッコいい」と「可愛い」が見事に融合した年上攻め、
好きにならずにはいられない!
萌えずにはいられないっ!!
と、1人本を読みながら心の中でゴロゴロゴロゴロしていました//
堅苦しい話し方しかできず、自分に落ち込んでばかりの諒が
高秋と出会い、思いを通わせ、
少しずつ変わっていく姿もまたなんだか愛おしくて、胸がキュンと高鳴りました。
素直すぎて頑張りすぎるあまり、
「セックスしましょう!!」とあけっぴろげ〜なお誘いになってるとこ、
笑いましたw
で、その後情事の後、2人で決めた”合言葉”が
また可愛くて可愛くて…!
ただただ、きゅんです(⸝⸝⸝°◽︎°⸝⸝⸝)
あと個人的に、砧菜々先生のイラスト、
特に69のイラストがもーーーー!
神がかってました……・:*+.
しゃぶってるtnkがしっかり映っていて。
で、本編以上に笑った(かもしれない)のが、
典雅先生によるあとがき。
F山M治がお好きだった先生、一話目を書いてる時に
彼が結婚してしまい、愕然としていたら
二話目の執筆時になんと”家族が増える”との発表、
Dィーン・Fジオカに乗り換えようとするも
彼も既婚者だと判明し…という顛末ꉂ(๑˃▽˂๑)
最後の最後、あとがきまで
しっっかりハッピー!にさせて下さる典雅先生に、
大感謝です☺︎
相手からもらった嬉しい言葉を、
変に裏を読もうとするのではなく、素直に受け止めてみる。
そんなことを意識してやってみよう、と
ポジティブな気持ちをいただける、
最高に楽しくて素敵なラブコメでした♡
初めての作家先生でした。ギャグみが強い先生なんでしょうか。あとがきも大いに笑わせていただきました!個人的にはシリアスで切ないお話が好きなのですが、ライトでクスッとしたい方にはオススメのラブコメです。
受けも攻めも何気によくしゃべる(笑)会話多めで読みやすいです。
受けの諒は敬語やら独特の言い回しが愛しかったですね。この子にはずっとこのしゃべり方をしていてほしい。
攻めの高秋は気遣いのできるイケメン。
二本のお話から成り立っていますが、後半の「ロマンス、ください」がラブラブで良かったです。
攻め視点の表題作と、受け視点に変わってその後を描く続編の構成。
「ロマンス、貸します」
従兄が経営する人材派遣会社でキャストと間違われてコミュ障男性・紀ノ川諒の今カレ役を引き受けたリーマン・若菜高秋。
諒の悲惨な失恋話を聞いて、はじめは諒への応援の気持ち、次第に本気で好きになって…
…と大筋はごく自然なラブストーリーなんだけど、そこは典雅先生、諒がかなり変な人設定で、ナナメ上でどーしてこうなる?的なギャグっぽい誤解とすれ違いの連続。
で、誤解したままHまで突き抜けちゃうのが表題作です。
「ロマンス、ください」
なんでもかんでもおかしな方向で考える諒の視点で、高秋と両想い成立後のストーリー。
もうとにかく諒というひとが〜。ぐるぐるとトンチンカンに悪い方に考える。
ここはコメディやギャグが好きな人にはたまらなく楽しい部分なのでしょうね…と遠い目になってしまう。私はギャグ苦手人でして、この後半戦はかなりツラかったです。根本的に典雅スタイルが合わないのかもです。
高秋が大きくて優しい心で諒を見つめて愛情いっぱいですから、全体としてはハッピーな空気感が良いです。「萌」で。
大変申し訳ないのだけど、いつも野原滋さんの「契約恋愛」とごっちゃになってしまう。
それぞれ作風がまったく異なる作家さん同士なのに……。
というわけで、確認するために再読しました。
受けが能面タイプで弩級のコミュ障というところは一緒だったけど、その他諸々は当然違う。
もちろん文章が全然違う。
・「ロマンス貸します」は初対面同士で、野原滋さんの「契約恋愛」は「再会」もの!!!
・攻め:芸能人レベルのイケメンだけど、イケメンで得したことはない。
顔は極上なのに中身は極々普通なのでガッカリされることばかり。
・受け:ゲイで振られた元カレに一泡吹かせたくて依頼。
・「キャメロット・キャストサービス」が出てくる。
→「可愛いがお仕事です」
・真中旬や「あなたの好きな人について聞かせて」の攻め父作品も出てくる。
「シベリアブリザード」も名前がでてくる。
大好きな箇所
「宮城のコメかってくらいよく一目惚れされるくせに」
「嬉しいです……ぁ、だよ」→「今年は麦が豊作ですだよ、旦那様」的な。
とっても面白かったです!!
レンタルデートから始まる恋なので、
二人のちょっと可笑しくて不器用なデートを、
陰から覗かせてもらっている気持ちになります(笑)
あらすじは詳しく書いて下さっているので、
以下に感想を……
小林典雅先生のお話にはどの作品にも「ここが良い!」というポイントがあり、読んでいて満たされます。
高校時代のエピソードで、
モテる高秋に嫉妬した同級生が、これ以上のモテ要素を追加させまいと、趣味は盆栽にしておけ!と強要するところなど吹き出してしまいます。
そういう明るい面白さもありながら、ストーリーが進む中での心理描写がとても丁寧でした。
この『ロマンス、貸します』では、不器用な諒がレンタル彼氏の高秋に惹かれる中で、過去の自分のうまくいかなかった恋愛について振り返っているところが特に秀逸でした。
確かに元カレもひどい人なのですが、
諒はちゃんと「自分の気持ちの示し方にも問題があった」と認めて、愛されたいという気持ちにすがって恋愛するのではなく、「この人じゃなきゃ」と思える相手と恋人になりたいという答えを見つけていて、この心の流れには、とても切実さがありました。
諒も高秋も一見ハイスペックなのに実は不器用で、一生懸命に想いを伝え合っているところが、本当にこの二人だけの恋模様だな、と思えます。
また物語の後半、高秋が諒へある贈り物をするのですが、他ではあまり見かけないチョイスでした。
自分を良く見せようという気持ちの一切無い、相手のことだけを想ったささやかな贈り物で、それを受け取った諒の喜びが伝わってきます。
この場面をぜひお読みいただきたいな…と思います。
とてもおすすめの一冊です。
長文で失礼致しました。
超イケメンな攻めの高秋と、これまたイケメンな受けの諒。
イラストを見ると、どちらもイケメンだけど諒の方がイケメン度高いような。
とはいえ砧先生の綺麗な絵柄が、このイケメン同士の恋にピッタリです( ´∀`)
さて内容なんですが、典雅先生の『国民的スター〜』ソックリに思えました。
勿論攻め受けの性格は違います。
しかし最初は攻め次は受けの視点といい、攻めはノンケながら受けに惚れる。そして溺愛。
最初のHは受けからのお願い→一旦離れる。
…等、あれ?これ読んだ事あったっけ?状態になってしまいました…。
とはいえ、所々の言葉のチョイスなど可笑しくて笑えたし、高秋の口説き文句にキュンときました。
諒も、無表情で頭の中はあんなに面白い事になってるとは(笑)
既視感あったとはいえ、楽しい一冊でした。
作中で高秋と諒君が観た映画『モホロビチッチ探検隊』のような、たくさん笑えて すこしホロリとする素敵な作品でした。嘘から始まった ほんとうのお話…!?
瑶市(高秋の従兄)が営んでいる人材派遣会社で「友人レンタル」の依頼に訪れた諒君(受け)と、たまたま居合わせた高秋(攻め)。
偽キャストである事を隠しつつ諒君たっての希望で「友人役」を務めることとなった高秋と、レンタルの本当の理由『手ひどくフラれた元カレを見返すため』を明かさずに彼への依頼を繰り返す諒君ですが・・・
元カレの暴言がひどい。表情の乏しさを指摘し、五種類くらいの返事がインプットされたロボットと喋ってるみたいだったなんて。諒君が感情を抑えるようになったのには、何とも不憫な経緯があるんです。
そんな、相手を見る目がなかったけれど、でも懸命に自分の幸せを求めている諒君なので 高秋の、失敗をユーモアで包んでくれる柔軟さや、しくじったり おかしな行動も受け止めてくれるおおらかさに惹かれてしまうのは、とても自然なこと。
高秋も最初は、無表情な彼が今何を考えているのか推理するのを面白がったりするのですが、次第に常になくお節介な気分になり 出来ることがあるなら手助けしてあげたい・元カレがつけた傷を和らげてあげたいと、本心から思うように。
そして「偽キャスト」という嘘設定を積み重ねることで、どうすればいいのか にっちもさっちもいかなくなっていく高秋。
あぁ~~もう、高秋が本音を滲ませつつキャストの体で諒君に優しく投げ掛ける心のこもった言葉に胸が締めつけられるんです・・・
細かい笑いが数行ごと(!?)に散りばめられているのでお気に入り箇所も多くありますが、イチオシは…「自分には性的魅力がない」と、諒君に植えつけられた劣等感を拭うのに 高秋が誠実な気持ちで不誠実な方法を選ぶ場面。このくだり、最高。大好きです。
頭の中で、原田○世の『ロマンス』がエンドレス奏でられます(笑)
私の萌えツボの一つに、どちらか一方が敬語・丁寧語を使う・・・というのがあり、今作ではまさにそのシチュエーションをたっぷり堪能できる作品となっていました。
受け様の天然さと丁寧語が、とても楽しい化学反応を起こしていて、読んでいて何度も笑ってしまいました。
攻め様も受け様も、とても好感の持てるキャラでしたし、綺麗な顔を持ちながらも、コンプレックスやトラウマを抱える2人の葛藤も興味深く読みました。
攻め様がノンケというのもドラマチックさを増長させるエッセンスになっていましたし、何よりも攻め様が派手な顔立ちとは裏腹に、素朴で一途で凄く優しくて・・・というのもとても良かったです。好きなタイプの攻め様でした。
受け様視点の書き下ろしも爆笑必至。と、同時に、「Hしよう」というのを直接的に言わずに、「蓮の葉茶を一緒に飲みませんか?」と言うことにした2人の奥ゆかしくて美しい感性がとても素敵だな~と感じました。直接的に言わないからこその、直接的な表現がないからこその色っぽさ、好きです。
超イケメンなんてちっともいいことはない!と
小さい頃から理不尽な目に逢いまくって、
恋愛もどうでもいい的なサラリーマン・若菜高秋と
美形メガネなんだけれど、コミュ障気味なサラリーマン・紀ノ川諒。
元劇団シベリアブリザード(←典雅読者なら分かりますね?)に
所属していた高秋の従兄がやっている人材派遣会社でたまたま出会い、
スタッフだと勘違いされて、コミュ障の友人役を引き受けたことから
二人の恋が始まる……
スペック高そうに思えるのに、恋愛にはとんと不器用な二人が繰り広げる
可愛くてずれていて、やっぱり変態な恋愛ばなし。
笑いが止まらなくなるほどの爆笑にはパンチが弱いけれど、
クスクス、時々「ぬはぁッ」と吹き出しながら、楽しく読了。
前半は攻めの高秋視点、後半は受けの諒視点。
感情の起伏のあまりなさそうに見える諒の脳内を覗き見て、
なかなかに面倒臭くて変態なんだけれど、可愛くてちょっぴり可哀想な
彼のことが、前半よりも好きになっちゃうそんな書き下ろしでした。
楽しく笑って、あったかい気持ちで読み終わりたい時に、お勧め。
超イケメンだけど性格が地味な会社員、高秋(攻め)が、たまたま従兄の経営する人材派遣会社に依頼に来た諒(受け)のレンタル友人としてなりゆきで働くことになるのですが・・・
面白かったです。大筋は確かに「国民的スター・・」に似ていましたが、攻めの性格が違いましたね。高秋も諒も楽しい人たちでした。
高秋は確かに性格が地味というか普通なんですが、励まし方とか考えることがユニークで楽しくて、何度も笑っちゃいました。一人で読んでてよかったって感じです。洟をかむのが恥ずかしいというくだりでフィギュアスケートの選手を例に挙げて世界中に中継されるよりましとか、某スケートアニメにもそんなシーンあったと思いだし余計に楽しくなりましたし、寒かったから寝る前に葛根湯飲んで寝ようとか、私的には大変ツボでした。そのほかの豆知識というか雑学とかも面白い。
諒の考えも面白くて、うれしいことを言われて、高架下で大声で「神様ありがとう」って叫びたいやら、恥ずかしい時に下水道を泳いで逃げたいとか何度も何度も心の中で思ってるところも独特で笑っちゃいました。
中編2編で「ロマンス、貸します」が攻め視点。「ロマンス、ください」が受け視点です。
攻め視点では二人が出会いくっつくまでで、受け視点はその後の二人です。
攻め視点では、受けは冷静で感情の起伏に乏しいとしか思えなかったのに(元彼に復讐ってところは熱いですが)、受け視点になったとたん喜怒哀楽がないなんて何で思ってたんだろうと思うくらい、すごい勢いの脳内会議が彼の中で繰り広げられてて、生い立ちも関係しているんだろうけど、苦労してきたんだろうなぁと思わせますが、その会議自体はとても楽しいです。
先に攻め視点の話があってそのあとの受け視点という構成は絶妙でしたね。
二人とも外見ハイスペックなのに恋愛初心者な、もたもたした恋模様はとても楽しかったです。何回読んでも楽しめそうです。