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これは、儀式だ。俺のもので…いろ。たとえ、お前がどこで生きようと――。
houkago aimashou re
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
一作目の「放課後、あいましょう」が、とてもとても大好きで、何度も読み返しているのですが、続きが出てくれるなんて思ってもみなかったので(もっと彼らのお話を読めたら良いのに・・・とは思ってはいましたが、まさか叶うとは・・・)、発売を知った時は本当に物凄く嬉しかったです。
この作品は、個人的に萌えツボがばっちり押さえられていて、受け様は眼鏡、真面目、美人、ツンデレ・・・そして、攻め様は受け様に長年一途、しかも隠れハイスペック、包容力もあって、明朗快活で面倒見が良くて・・・さらには2人は幼馴染み、しかも両家が仲が悪くてプライベートでも禁断の仲、学校内においてもクラスのレベルが異なる為、表向き犬猿の仲ということになっていて・・・さらには生徒会活動メンバーでもあって・・・と、もうトキメキ設定目白押しなんです。
今巻では、全巻では巻末にちょこっとしかなかった2人のイチャイチャシーンもあったり、2人の未来を見据えた展開があったり・・・と盛りだくさんで、更には2人のことだけでなく、学院での日常生活のこともちゃんと描かれていて(男子校の何気ない学校生活のエピソードを読むのも大好き!!!)、本当に楽しくて萌え萌えな一冊でした。
これで終わっちゃうのかな・・・。もっともっと彼らの話を読みたいな・・・
色々名残惜しいです。
続きが出ることを切に願いつつ、前作と今作、リピートします。
生徒会運営のミーティング合宿で、のっけから喧嘩中の城田と真壁。
2人が恋人と知っている生徒会の面々はハラハラ。
そこに、来年度の生徒会役員がやってくる…そう、当て馬君です。
真壁のあとをくっついて城田を牽制する津雲だが、城田と真壁の本当の仲を知って……
…と、本作は当て馬の津雲が結構アクセントになってます。
もちろん主役2人の関係は全く揺るぎないけど、真壁が垣間見せる微かな、でも確かな嫉妬心、そして未来への決意を見せるところが見所です。
津雲も可哀想だけど、城田も真壁も津雲の本気がわかってるから正面から向き合う。
全員がまた一歩、階段を上る。ああ青春。
城田と真壁の恋は、ある時は年相応に甘酸っぱく、ある時は大人びた落ち着きを見せ、徐々に熟成していく……これからも色んな事が起きて、でもその度に2人の結びつきが強くなる、そんな2人なんでしょうね。素敵でした。
「その後のお話をーーー少々」
文化祭にて。生徒会の面々、そして学部長の2人は大忙し。そして後夜祭のラスト。
やーっぱ高校生だね!眩しいわ。
こちらの作品が続編だと知らずに読みましたが特に問題はありませんでした。
高校生の生徒会を舞台に普通科と国際芸能科の二人の学部長の恋愛話なのですが、国際芸能科と言うから、てっきり芸能人とか芸能人の子供が通ってるのかと思っていましたが、国際芸能学部の学部長も次期学部長候補も医者の息子なんですよね。しかも、普通科の学部長なんて医者の息子でかつ、アメリカの凄い大学を蹴ってこの高校に来たと言うくらいの秀才。とにかくハイスペックな二人で、もう既に付き合っているので、今回は当て馬登場でかき混ぜる回でした。
ただ、この当て馬、最初は受けの真壁さんに長年憧れているので真壁さんを渡さないぞ!と頑張っているのですが、相手の城田を調べていくうちにむしろこっちに思いが募って行くのですね。でも、その事がきっかけで普段は冷静な真壁さんが焦ったり、将来の事を決意したりと意外な一面を見せてくれるので城田的には美味しかったようです。
おおやかずみさんらしく、全般的に穏やかで、でも芯の通った受けといういかにもな設定でした。
のっけから、イヤーん♡ な甘あまな台詞。この二人のステキなところは、ちょっとした行き違いがあったとしても、その気持ちをちゃんと言葉にして伝えるところ。
特に、城田のこの台詞が大好きです!
「バカみたいに愛情だけは、いっぱいだから。たったひとりに向けて、枯れることなく溢れてっから。」きゃー‼︎
これには、いつきも赤面するしかない!
ところで、待ちに待ってた当て馬くんですが、最初いつきに懐いていたのに、まさかの城田を好きになってしまう津雲⁈ どういうことなの⁈ 私は、城田にヤキモキして欲しかったのに‼︎ ジタジタ‼︎
まぁ、聡明ないつきの事だから、みっともなく嫉妬したり、二人の仲がそこまで拗れる事も無く。
穏便に終結します。城田も隙があったとはいえ、彼もいつきしか見えてない。
そして受験を控えた二人は、生徒会を引退して次世代へと引き継ぎます。
男同士であること、親同士の因縁もあって、当分二人のお付き合いは決して公にして行けるものでは無いけれど、決して離れる事は無い、と誓い合うシリアスな場面もあって。
優しい絵柄と共に、何だか沁み入る展開でした。
津雲と同時に生徒会入りした、冷静な川村くんが意外な美少年ぶりを見せていて、城田に失恋した津雲は、早くも川村くんを意識しているようです。この二人のシリーズは始まるのかしら。
『それではまたいつか、天動宮学院でお会いしましょう。』という締めくくりに期待して。
気長に待つことに致しましょう。