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母親が自殺し、従兄弟・タカヤの家に厄介になることになったナギサ。タカヤは普通に女の子と付き合う健全な高校生。しかし自分はタカヤの母の寂しさを慰める(=H)、「汚い」存在。
このナギサの苦しみがとてもせつない。とても痛い。
ナギサを狙う高校の先輩や、ビアンカップルなどいろいろ登場しますが、ナギサの父親の存在が一番印象に残っています。
突 然 人 前 で 秘 書 と H
しちゃうんですから。これ、マジでドキドキした・・・。シチュエーションがエロすぎる・・・!でも良い父親です。
H描写は生々しくて色っぽくてエロエロです。タカヤもナギサもお互いだけではなく、いろいろな人とHをしちゃいます。
重たい話でしたが、なんだかんだで二人がシアワセで良かったです。
耽美が完全に消えてしまった訳ではなく、
又BLと言う言葉はあっても定義がそれ程
明確ではなかった時代。BLに類する様な
作品がレディースコミック雑誌に掲載された
事が時たまありました。
この一冊からはそう言う感じの香りを感じ
ます。背徳を描く手段としてBLが選ばれた、
と言う感じでしょうか。
男同士の関係について深く掘り下げて
描かれた作品である筈なのですが、不意に
言い様のな物足りなさを感じてしまう瞬間が
ある様な。