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嘘つき。本当はずっと愛に飢えてるーー
akujiki to ejiki
本庄先生の作品は、「酒と上司と甘いキス」「好きになるとは何事か」が気に入って、その後いくつか読んでいます。この作品は内容を事前チェックせずの作者買いです。
受け様が淫乱系だったり、やたらにHしまくりなお話は今一つ萌えないことが多いので、最初そのパターンかも・・・、しかも表紙の感じからしてすごくシリアスなのでは・・・と警戒したのですが、実際には思っていたのと良い意味で違い、楽しく読む事ができました。
なんといっても、木佐貫(攻め様)の男前っぷりがたまりません。実は大学生の時に倉知(受け様)の性癖を知ってしまっていた木佐貫。しかも実は友人のふりをしつつも倉知に対して密かに片想いをしていたんです。
大学からの知り合い、会社も同期(受け様は途中で脱サラしています)、こっそり片想い・・・な設定、個人的に大好きで萌える設定です。
そして、何気に受け様に対して酷いことをしている武井も、当初は腹立たしいキャラに感じましたが、最終的にはそこまで憎めないキャラにしあがっていて、読み手としても凄く嫌な気分にはならずに読み終えることができました。本来は絶対嫌な奴なんですけどね・・・武井みたいなキャラ。BLに良く出てくる、結局は女性と結婚しちゃって受け様or攻め様を傷つける腹立たしいタイプ。でも、うまくマイルドに仕上がっていました。
とにかく攻め様が素敵です。寸前のところで手を出さずに我慢しちゃうところとか、格好良い!!!!
紳士で男前な攻め様に萌えました!!!!
ちなみにコミックス購入者(但し応募券の付いた帯付のもに限る)対象の全プレ描き下ろしペーパーあります。(2017年2月28日締切。応募者負担有。)
面白かったです。
「三者三様の恋模様」とあり、それぞれが主人公のようなストーリーを想像していました。
ですか、当て馬・武井はモブとしか思えなかった……
もっと魅力的で嫌な男でいて欲しかったかなと思います。
婚約者がいる武井と関係を続ける倉知。
ずっと倉知に恋している木佐貫。
あくまでも、倉知と木佐貫のラブストーリーで、武井との別れはあっさりです。
なので、作品自体にあっさりした印象を持ちました。
木佐貫がすごくいい男なので、ハッキリしない倉知に少しイラついたところも。
気持ちを確かめ合うのが最後の最後なので、萌えが少し足りなかったかな。
もう少しラブラブな二人が見たかったです。
この作品、発表時に読んでたら今とは違う感想になったかも。
でも今読んで思うことは。
倉知に同情も感情移入もできない。
ていうか、倉知サン、これあなたの性癖でしょ!
女がいる男に恋して、いつだって2番手、泣いて身を引くだけ。
かつては大学の先輩、今だって元々婚約者のいる社内の先輩と肉体関係を続けて、相手はいよいよ挙式日も決まって、でも何も言えない日陰の身。
…てわけで、要するにそういう自分。
「女性と付き合ってる男性に惹かれる」性癖。正に「悪食」じゃないですか。
性癖ならそれでいいとは思う。それならもっとシャンとして割り切り必要。
どっちつかずが見えるところが残念なんですよね。
一方、木佐貫は真面目で誠実。
でも!
2度あることは3度ある〜⁉︎
女がいない男には魅力を感じないんだとしたら、自分だけを見てくれる木佐貫とは倉知の方から離れていく可能性だってある。
今の私は、倉知タイプの受けも斬新かも!なんて思ったり。
とりあえず、本作は「可哀想な受けが誠実な攻めに愛されて良かったね」エンドの作品だと思うので、そういう目で読むとちょっと不満が残る、という感想です。
絵柄はすっきりと綺麗で読みやすい。総合「萌」で。
主人公の好きな人には婚約者がいて、体の関係だけずるずる…そんな主人公をずっと好きな友人の三角関係です。
ありがちといえばありがちで、深い内容の話ではなかったかな〜でも絵が綺麗なので飽きずに読めました。
婚約者がいるけど、男はお前だけ、なんていかにもこの関係を正当化するような武井がおかしい。男でも不倫だし浮気だと思う…奥さんも可哀想に。
主人公もいつもわざわざ辛い恋を選ぶ体質だし、主人公に恋する木佐貫だけがまともだな…
そして武井と別れて、好きだと言われた木佐貫に揺らぐ主人公…木佐貫が本当に良い人なので両思いになる流れは普通かもしれないけど、主人公のはっきりしない感じがなぁ。
まぁ最後は仲良くデートとかしてたのでハピエンでした。不幸な恋ばかり選んできた主人公なのでこのまま木佐貫だけ見て幸せになっておくれ〜!
カフェという文字を見たら、読まずにはいられません。
そんな同好の方に申し上げます。
食べ物とかカフェ的な飲み物は出てきません。
オフィス街でカフェを経営する倉知とリーマンの木佐貫は、大学時代からの友人。
倉知の秘密を一方的に知っている木佐貫は、彼に秘めた思いを抱いていたが…。
うーん。
倉知というひとがよく分からない。
分かるんですよ、一言で言えばダメンズです。
でも彼女や婚約者のいる相手を好きになって、その相手とどうこうなるのはOKなのに、フリーの木佐貫にどうしてそこまで抗うのか、ですよ。
結局、女性とも関係があるバイしか好きになれない性癖なんじゃないかと。
じゃないと説明がつきませんよね。
大学時代のサークルの部長には彼女がいて、彼女とは別れずに倉知とも関係を持っているという最低男なわけですよ。
倉知はそれを承知で日陰の身に甘んじていたわけで、学生結婚という結末で切られるのは倉知。
そして脱サラ前の会社の先輩だった武井との関係も、婚約者がいて式の日にちも決まりつつあるのに、「男はお前だけ」という甘言に「すきぃ、すきぃ」。
……。
物申したいのは木佐貫に対してもです。
大学時代に、部室で部長に抱かれる倉知を見てしまってから、倉知が性的に気になっていたはずなのに、部長の学生結婚から今まで、何をしていたのだと。
同じ会社に入ったのに、そこでも何も告げず、武井と関係を持っていることが分かった途端攻め込み始める不思議。
倉知が武井に出会う前にもチャンスはあったのに、そのとき君は何をしていたのだと問い質したい気持ちでいっぱいになってしまいました。
「ノンケだから…」「女としあわせになるのがふつうだから」と木佐貫を遠ざける倉知に、萌えることができませんでした。
じゃあ彼女を作って来た上で、倉知を抱けることが証明できたら、部長や武井のように好きになるのかと。
単純に好みじゃなかっただけじゃないかと。
うーむ…。
2人の初えろすでドライというのも…。
体の相性、バッチリだったじゃん!っていうのをここでアピールする意味が分かりませんでした。
「俺の尻穴とお前のムスコさん的存在は、運命の鍵と鍵穴だったんだよ!」的なことを匂わせたいのでしょうか。
だめだ、すごく嫌味っぽいレビューになってしまっております。
それくらいメインの2人に疑問がわんさか湧いてくる作品でした。
一個だけ救いだったのは、武井が都合良い相手として倉知と遊んでいたわけじゃなくて、ちゃんと気持ちがあったということでしょうか。
まあ、婚約者がいる時点で「so what?」なんですけどね。
登場人物全員の行動や気持ちに疑問を抱きたいときには、かなりぴったりの作品です。