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bokudakenishite
同時収録作品の「恋したネコは素直になれない」から始まり、表題作の「ぼくだけにして」が続きます。
流石白松先生で絵がお綺麗でキャラがかっこよくて魅力的だったのですが......
当方がストーリー重視ですぐにツッコミを入れてしまうため、ツッコミどころ満載で...いまいちストーリーに入れず萌えれませんでした...
まぁファンタジーですからね......それにしても「恋したネコは素直になれない」では当て馬的存在の白石さんが簡単に身を引いていて(もはや最初からくっつける気満々じゃない?)違和感しかなく、突然現れた父親はおかげで息子(とその恋人)が借金返済したり息子が闇金組織(?)に襲われかけたというのに謝罪の一言もない....いやいやいやまって......とあげたらキリがないです...「ぼくだけにして」も人の部屋で2人がえっちなことしたりシェアハウスなのにその辺でしたり...いや誰か来るかもしれないじゃん...と思ったり......ストーリーに集中できませんでした...。
「恋したネコは素直になれない」
ヘタレ大家×拾われて好きになった住人
「ぼくだけにして」表題作
大家の甥×大家に失恋した住人
表題作と、そのスピンオフ、2組のカップルのお話です。
どちらとも半分ずつくらい収録されていますが、実際読んで少し驚きました。
表題作がページ後半の作品でした。
【恋したネコは素直になれない】
突然、玄関にいた学生の受けを拾って自分のシェアハウスに住まわせます。
受けは最初から大家の晴臣のことが好き。
大家も好きなのにヘタレで何も言えずの二人。
平和だった日常に、新しい入居者が来て晴臣に告白しているのを目にして「取られたくない」と焦ります。
そこへ空気を読んだような取り立て屋が登場。
はい、攻めが登場してアタッシュケースの大金バーーーン。
攻めがやっと好きと言えて結ばれます。
付き合ってその後、一番疑問に思ったのが一緒に行った旅行先に突然現れた秋名のお父さん。
取り立て屋に攫われて大変だった借金を、大家の晴臣が背負ってくれたのに、そこには一切触れず突然、息子の秋名に「一緒に暮らさないか?」と提案してきます。
「今までごめんな」の一言もありません。
どんな経緯だったのかも作中では描かれていないので、借金もなんだか軽く感じます(笑)
多分、二人の決意を固めさせるためにお父さんを登場させたのでしょうが、それにしても謎でした…。
ページ数も限られてるし、やっつけ感が否めません。
【ぼくだけにして】
学生のナツは、コミュ障でリハビリのためにと叔父?の晴臣が大家をしてるシェアハウスに入居します。
受けは、いつも「誰かの2番目」になってしまうカフェ店員の雪久。
そして一話目では、いわゆる当て馬でした。
大家を好きになり、結局は二人を結ばせるために協力します。
その後、ナツが加わりお世話を焼いてあげてるうちに懐いたナツが、雪久のことを好きになります。
そしてこれまた空気を読んだように雪久の昔の男が登場。
焦ったナツは奪うように「僕には雪久さんが一番だ」という感じで告白。無事に結ばれます。
年下なりに苦手なご飯作ったり、誕生日プレゼントを買うためにバイトを増やしたり一生懸命さが可愛いです。
とにかく救済されて良かったね、雪久。
総評ですが「この作品でなくちゃダメ」という特徴がなく、他の作品でも同じようなものは読めるな、という感想です。
漫画も小説もドラマも映画も作り物。
作家さんや監督が「ここで雨!」と思えば雨が降るし、「ここで崖!」と言えば崖が出てくるものです。
そんなことは重々承知ですが、それでもツッコミを入れてしまうという方にはおすすめできない、いや、むしろおすすめなのだろうか?
そんな作品です。
シェアハウスの大家と拾われた少年、さらにシェアハウスの新しい住人と大家の甥っ子という2CPの話です。
自分の居場所がここしかないという思いから、ライバルが現れても自分の気持ちを言えない少年が切なかったり、ピンチを救う大人がカッコ良かったり、「誰の一番にもなれない」と諦めていた大人が年下の子の真っ直ぐな思いでしあわせになれたり、とストーリーは良い。そしてもちろん作画も良い。
良いだけに、ツッコミポイントが浮いてしまうというジレンマ。
ツッコミポイントを挙げますと…
1) 都合よく現れる謎の集団
2) 都合よく即金で売れる土地
3) 都合よく現れる父
4) 本当に都合の良い父
5) え、その場面で誰の名前を呼んでいたかはスルーなの!?
6) 都合よく現れる元カレ
7) 閉店後もドアが開いている店
といったところでしょうか。
前半のCPに関しては、物語の進行がすべてこの「都合良い何か」に任されています。
設定は良いんですよ!
少年の言えない想いも、大人のためらいもすごく良い!
それだけにこの超展開がもったいなくて。
後半に関しては、最初の時点でツッコミポイント5)にぶち当たるので、そこが引っかかって、いつそこに言及するんだろうと気にしているうちに終わってしまう。
引っ込み思案で生活能力のない年下くんが、姉さん女房的な面倒見のいい年上にのめり込むというおいしい展開なのに。
さらに年上さんを「2番手」扱いしてきた姑息な元カレを完全にぎゃふんと言わせることが出来るのに。
誰の部屋で、誰の名前を呼びながらマスターなベーションをしていたのはスルー。
そこ、結構引っかかるところだと思うのに、という気持ちが捨てきれず。
ツッコミどころのない最終話は、年下くんのうっかり勘違いも含めて、年上さんの切なさを助長しつつ、初めて相手にわがままを言えるという快挙につながっていて、素直に萌えました。
物語を進めたい気持ちは分かる。
進めないと話にならないのも分かる。
ただ、もう少しだけ、ナチュラルに進行してほしいのです。
それが叶えば萌2は確実だったはず。
二本立ての短編集です。
白松先生は、短いストーリーの中にうまく萌えを詰めて楽しませてくれます。
どれを読んでも好きなテイストでうれしい♡
シェアハウスを舞台に繰り広げられる恋愛模様です。
無口なナツ×年上美人の雪久
ナツが無口なんだけど、表情や行動から気持ちが読み取れます。
こういうところ、上手いなぁ、可愛いなぁ、って思います。
誰かの一番になってみたいという雪久ですが、本当はオンリーワンになりたいんだろうな^^
管理人の晴臣×拾われたアキ
歳の差を感じさせないほど晴臣が若い^^;
アキの父がまた、驚くほど若い!
そして、金返せ(笑)
アタッシュケースの運び方が可愛くて笑いました。
一途な年の差愛に萌えです。