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家族物BL♥ 吉野家最大のピンチ!?
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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
5巻まとめてのレビューで失礼します。
「グルメ」とタイトルについているからには読まねばならぬと食べ物BL好きの血が騒ぐこちらの作品、やっと読めました。
何と言うか…、ドタバタコメディ、しかもカレーパンとクリームパンだけしか出てこない!
B級グルメはいずこへ。
個人的にビジュアルも性格も吉野が好きです。可愛らしくて一途。良い。
吉野を可愛いと思えば思うほど嫌い度がアップしたのは鬼塚でした。
本当に嫌い。
大家族で育ったから恋人の家族も大事にしてくれるのは分かるしありがたいことだとは思うけれど肩入れしすぎていて嫌でした。
そもそも好きな相手に気持ちを伝えずに身代わりと付き合うという時点で大嫌い加点が最初からついていました。ふつう身代わりって相手がノンケだから言えない場合ですよね。吉野はずっとカミングアウトしてたのに何だそりゃとなりました。高校時代に付き合っていた子のエピソードでいい話にしようとしてるけどだめでした。田畑がその後もずっと絡んで来ては「元カレ」といちいち言うのもめんどくさいやつという印象しかなかったです。
さらに弟の彼氏としてしまうエピソードもうんざりげんなり。
そこに来てクマパン登場。クマパンが酔っぱらってたら頼まれてもいないのに飛んでいく。彼氏のフリをする。弟のフリをしようとする。
ブラックな会社に勤めていて時間がないのに吉野に会う時間を作る以前にクマパンクマパン。もうそっちと付き合ったら?と途中で本を放り投げてしまいましたよ。
最後の最後まで好きになれないひとでした。
「みんなに優しい=付き合っている相手はないがしろ」の典型でしたね。
みんなに優しくしていい気になりたいなら吉野を手放してくれーと思ってしまいました。でも吉野はあんなひとがずっと好きなわけで…。
何とか5巻読み切りましたが、途中で本を投げること3回。頭痛薬を2回飲んで、冷えピタまでしてます、今。イライラしすぎるとだめですね。
レビューと言うより鬼塚の悪口でした。
無事に完結。
シリーズが進むほど、ボーイズラブというよりも、ドタバタ明るいゲイ家族コメディになってしまったような気がしますが、このふたりだったら、おそらく周囲のドタバタに巻き込まれ、すったもんだをくりかえしながら、それでもこれまで通り、なんとかやっていくんだろうな、と思えるラストでした。
これからもおしあわせに、という感想しかないかも。笑。
小冊子つきで購入しましたが、なるほどってかんじのサイドストーリーでした。
1冊丸ごと表題作です。「act18」から「act 26」までぎっちり詰まった完結編です!
いきつけのバーのさやか(男)の実家へ行く羽目になったり、鬼塚の兄夫婦に離婚話が持ち上がったり。
二人は同棲をすると決めるも、引っ越し先がなかなか決まらず。
そんな中、吉野の姉の妊娠が発覚。え、相手は白洲と違うの?!と最初から最後までドタバタとした賑やかな展開でした。ラストはようやくここまで来られたのね…と感慨深かったです。
小冊子付き限定版を購入したので、そちらの感想も。
小冊子の表紙はシロツメクサが印象的な相合傘の二人です。タイトルは「大丈夫、想定内です」。
主人公は鬼塚と同僚の細川で、相変わらず勘違いと誤解が彼の脳内を渦巻いていて愉快でした。本編ともリンクしていますので、後に読んだ方が「ああ、あの場面」と思えるので楽しいです。