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17 seito
「とっておきの誰か」が心に住んでいる人に振り向いてもらうには、どうすれば良いんだろう・・・
巻数はふってありませんが続きモノになっています。
それまでは その人の存在なんて気にも留めなかったのに、ふとしたきっかけで出会い、そこからは寝ても覚めても考えてしまうのは三島先生(受け)のことばかり…
有岡君(攻め)、17歳。顔と愛想の良さでなんとなく、うまく過ごしてきた彼の戻れない恋の始まり。
三島真、26歳。学生時代からの友人(津田)に言えない想いを抱えている。それでも真面目に、誠実に今までは暮らしてきた…
津田と共に過ごした 通り過ぎていった、かけがえのない時間。これから先 何が起ころうと、どうなろうとその日があった事を振り返れば大抵の事はどうにかなる、大丈夫。そんな風に感じさせる、彼の事を思い浮かべている時の はにかんだ三島先生の表情がとても印象的だ。
昔も今も津田と「友達づきあい」を重ねつつも、高望みをしないよう絶えず注意深く自分を制御している三島先生とは反対に、自分のパーソナルスペースに遠慮なく入ってきて思いがけない言動と行動を繰り返す有岡。
ある日とうとう、三島先生の津田への想いを知らされた有岡は・・・
有岡がとった行動の詳細は省きますが、先生の心の冷たい場所に消えない傷跡を残してしまったことは確かだと思う。でも「その瞬間」、先生が見せた揺らぎに私は希望を見出だしたい・・・
傷を負わせた立場の彼には誠実さと思いやりを持って、本当の先生を知ることから始めて欲しいなぁ。
そして有岡君と関わったことで、一人ではどうにも出来なかった どうにかしようと思わなかった津田への想いに先生がどんな答えを出すのか。
誰かのことを強く想って“自分の知らない自分の姿”に戸惑い、苦しんで、もどかしい思いをこの先するであろう、17歳。
彼の課題は「津田と三島が過ごした時間」を受け入れ、先生が抱えているものごと全部抱きしめてあげられるか、かなぁ…と私はぼんやり考えている。
やっと動き出した二人の物語を、最後まで見届けたい。
良かった~。
そして2018.3.1現在ですが、電子書籍でも2巻にあたる「17 教師」が出てますので2冊ともあらかじめお買いあげになって頂くのがオススメです!
それが無理、アンタの言う事信じられない!(^O^)なら読後、すぐに買いに行ける状況にして頂きたい!
それぐらいに2巻が気になりますよ!
。。。ココからややネタバレです。。。
あらすじ見てコレはいつもの木下先生の高校生モノはドキドキピュアピュアが鉄板ではないぞ、とは思ったけど、ここまでとは!
こんなにグワーンと鉛を飲まされるとは思わなかったので読後しばらくの今はビックリしている状況です。
タメがあるコマ割り?のせいで2人の息が詰まるような空気感がこちらに波及して息が浅くなって口を半開きで読んでました。
しかし、過激エロ描写なんて全くないんですよ!本作。
ですが、触手、過度なショタ、過度なSM、救いのないり◯かん物以外はほぼ耐性が出来てる私でもたった一コマの破壊力に息を飲んでしまいました。
当初は木下先生の描く絵でキレイだし、高校生主人公だし、エロ描写ないし、初心者も行ける作品に違いないと思ったけどこの私がこの一コマに動揺してしまってるのである意味つらい、でも初心者にも上級者にもぜひ読んでもらいたい作品だし…とココロが乱れまくっております。
しかし、2巻の表紙袖部分?というのかなそこに木下先生が「有岡くんも先生も気を抜くとすぐに庶民顔に…」と書かれていますが、なるほど、いつもの木下作品より硬質なタッチですよね。それが2人の意思の強さを表してるというか、三島先生なんてパッと見は小柄なので典型的なウケちゃんかと思いきや、この硬質タッチのおかげで有岡くんをはねのけパワー&バリアがよく表せてますもん。
そして他の作家さんだと、顔の書き分けと表情が出来てなくて、三島先生と友人津田の過去の高校生シーンと現在の高校生シーンがごっちゃになったりする事が多いのですが全くそんな事ないですもんね。
改めて木下先生の底力と作風の幅を知った一作になりそうです。
17シリーズ全三巻を購入して、こちらの「生徒」を初めて読みました。
有岡くんの先生への恋。有岡くんが先生のことを気にしはじめてから、偶然寝ていた先生に思わずキスしてしまう…後日、地学準備室でそのことを打ち明けるシーンがとても好きです。
「先生、童貞?」からはじまって、有岡くんは若い、17歳らしい、台詞をぽんぽんと投げる。自分が傷つくこと、相手を傷つけてしまうかもしれないこと、そんなことは恐れずに向かっていく有岡くんはホントにキラキラしてます。
でも、実は先生には好きな人がいて、有岡くんのことは好きにならない…、有岡くんが先生を抑え込んで無理やりに近い感じで先生を抱いてしまったのは、けっこう予想外の展開でした。先生が同情?で許したのかもしれないけど、有岡くんは深く深く反省します。先生のことを考えて胸がつぶれそうになる…読みながら涙してしまいました。
先生はかなりキツい言葉で有岡くんからの気持ちを受け入れなれないことを伝えてるんですよね。だけど有岡くんは好きになることをやめられない。
ああ、こんなことってあるよね、うんうん。続きが気になりすぎる!有岡くんの友達、蓮くんも絡んでくるのかな?
電子おまけは先生と、その想い人津田くんのエピソードに有岡くんの行動がかぶって…と。こっそりキスしてしまうのは、やっぱり恋だと思います。
教師と生徒ものは学生を卒業してからはどうしても教師目線で見てしまいます。教師に迫る生徒は迷惑に思えてしまったりで、100%楽しめないこともしばしば。でもこれは先生の倫理観がちゃんとしてて面白く読めました!
ちょっとしたきっかけで先生が気になる有岡君。勢いで突っ走ったり泣いちゃうほど好きをぶつけたり、高校生だなあ。もう、甘酸っぱくて応援したくなる!w
先生は片思いが切ない。あんなに有岡君にはきっぱり言えるのにね。
お互いすごくじぃっと相手をまっすぐ見合うのが良かったなあ。青春まっさかり高校生と嘘がないんだろう性格の先生っていう感じが出てると思います。
アレなシーンは本気で痛そうでちょっとびっくりしましたが。ここからしっかり挽回していって欲しい!
描き下ろしの「夜空」の有岡君はカッコ良すぎてきゅんきゅんでした!次も楽しみ。
ずっと読みたいと思っていた本作。
まずは1巻目のこちらから。
生徒×先生ものは好きで、割りと読む方ですが、好きになった人にはすでに好きな人が居て、叶わない恋に胸が締め付けられる…みたいなヤツは久しぶりに読みました。
その切なさを3巻かけてじっくり読めると思うと、胸がチクチク痛むと同時にめっちゃワクワクします。
今まできっと好きかもって思った子には好きになってもらえて、人生イージーモード勉強もそこそこ、大学はどこか受かればいいっしょ、みたいな有岡が初めて思い通りにいかない恋に対峙して悩んで苦しんでる様が切ないです。
そんな有岡に自分の高校生時代を重ねて、拒絶しきれない三島の恋愛の方も切ない。
いつまでも恋心を燻らせたまま親友でいるのって辛さしかないのでは。
それでも望みを捨てられない悲しさよ…。
早くこの恋愛の成就が見たい〜〜って思える作品です。
心にずっとずっと残る作品。素晴らしい
作者様買いです。
最後まで読んで本当に良かったです。
コンビニ前で先生が泣き崩れて、2人で星を見に行く場面がとても印象に
残っていて、大好きな場面です。
途中の有岡くんが涙を流してヘッドホンをしている絵も、素敵です。
先生の人生に対する諦めが、特に重くて、苦しかった。
それでもその先生の気持ちを動かした有岡くんは、素直で健気で。
取り返しのつかない間違いをして、後悔して、そこから
先生への愛と頑張りが実って良かった。
心情の描写が自然で、秀逸。
ずっと心に残る素晴らしい作品でした。
ふわふわとコミカルで可愛い話が続いていた木下けい子さんの今作は表紙と帯から不穏な切なさが漂っているな~とドキドキしながら開いたら、ほのぼのとした描線から紡ぎ出されているのはひりひりズキズキするような痛みと喪失感だった~!!
薄めの本だな~と思ったら続き物でした。
この巻だけでは終わりません。
有岡敬広:高校3年生。
「顔と愛想がいいのは別れた旦那にそっくり」と母に評される要領のよさで過ごしてきた彼はとある偶然から地学教師:三島真に興味を抱くようになります。
同級生:蓮や母のように何かと自分にアドバイスをするわけでなく、常に一定の距離感を保つ三島の考え方に物足りなさにも似た戸惑いを感じていた有岡はあれこれと理由をつけては近づくように。
そのやりとりの中で生まれた三島への気持ちを「初恋」として自覚した有岡は、これまで自分と向き合ったことのない不安定さに揺れるようになります。
そんななか三島が自身の同級生:津田へ片想いをしていることを告げられた有岡は一方的に想いを遂げてしまいます。
有岡の半分大人で半分子どもの孤独に満ちた暴挙には思わず眉をひそめてしまいましたが、三島は有岡に押し倒された時、野蛮な行為を受けとめます。
これは有岡の涙の中に、津田への恋心を封印している自分を重ねて見ていたんだろうなぁ…と。
自分が声にできなかったことを目の前で涙をこぼしながら言われて…抵抗しなかったのではないかと。
三島の片想い歴も長いから思うところがあったのかも。
でも、行為は受けとめても想いを受け入れたわけではない三島は謝罪に訪れた有岡を拒絶します。
すごくまっとうな先生なんだ…激情にかられることもなく静かに拒否をすることで相手にとりつくしますら与えない。
有岡の孤独が両親の離婚が陰を落としているのか、思春期の不安定さが膨れ上がってるのかはわかりません。
好きだからといって三島に対して行った蛮行は許されるものでないことは彼自身、既にわかっています。
自分のせいで傷つけてしまい距離があいてしまったことはとりかえしはつかない。
でも自分本意なだけでなく「先生と同じものを好きになりたい」と有岡には前向きな意志も感じられる爽やかさが残されています。
その気持ちの変化はパンドラの箱の中に残る希望になるか…。
有岡の話しかけ方とか態度がイヤな子に思えてしまって読むのがちょっとツラい箇所がありました(笑)
自分に思い当たる部分があったんだろうな~と思うくらいめんどくさい子ども風味が丁寧に描かれていますが後半、自分と向き合うことを始めた頃から印象がかわり始めます。
生徒:有岡と教師:三島。
この時点では到底、結ばれるようには思えないですよねぇ(泣)
登場人物たちが好きだと語るシリウスは、ギリシャ語で「光り輝くもの」以外「焼き焦がすものを意味するそうです。
有岡も三島も互いに胸を焦がしている相手がいます。
マイナスから向き合うふたりが「互いに隠したい事情」を抱えたことで逆に寄り添えるようになるか次巻を待ちます。
蓮、津田、と彼らの同級生たちがとぼけたり意味深だったり良い味を出していて、これも楽しみです!!
【夜空】
巻末収録の描き下ろし。
この10ページ足らずの小編に本編の切なさや寂しさがギュッとつまっていて胸がしめつけられます。
作者らしい日常的な出来事が柔らかく描かれる中
静かに激しく進む物語に、これ収集つかないよね?と
読みながら残り頁を思わず見てしまったが、やはり続き物。
作者のコミカルで暖かでキュンとするような作品群も好きだが、
こういう胸を締め付けるような痛みを描かせると上手いと、再確認。
☆
有岡敬広、17歳、生徒。
タイトル通り、物語の主人公。
母親から「顔と愛想がいいのは別れた旦那にそっくり」と言われるような
なんとなく要領よく生きている高校3年生。
彼は、バイト先のレストランで、クレームをつける客に対応している時
間に入ってくれた小柄な眼鏡の男性と、学校で再会する。
今年からやってきた地学の教師・三島真。
禁止されているバイトの件を叱るでもなく淡々とした三島に興味を持ち、
やがて自分の気持ちが「恋」であることを自覚していく。
初体験は中1という彼だったが、実は心を揺らされるような思いは初めて。
三島が高校の同級生である親友(男)に、
長い報われない片思いをしていると知った有岡は、
思わず三島を組み敷いてしまい……。
悔やんでも悔やみきれない思いを抱えて謝りながら、
一方で自分の想いを言いつのる有岡の幼さ。
17歳という年齢の持つ未熟さや熱さ、情熱、行方の分からない焦り……
三島の中にも揺れがあり、拒絶しながらも
三島が有岡との些細なふれあいの中に、
かつての自分の17歳の想いを重ねている描写が秀逸。
この二人がどんな風にそれぞれ成長して歩みよっていくのか?
作中に出てくるシリウス、その光のように冷たく静かに激しく、
続きもじっくりと描いて欲しい作品です。
☆
キャラクターの持ち味が違うし、コミックスという媒体の違いはあるが
教師と生徒、凪良ゆう先生の『未完成』を彷彿とさせるテーマの作品でした。
*二巻のタイトルは何になるのかな?
「26先生」とか?(笑) 少なくとも「17生徒、2」ではなさそうな。
続きって分かるようなタイトルにして欲しいなぁ。
snowblackさま
こんばんは~(*´-`*)ノ
すごいすごい!!
続巻、タイトル違う説、素敵です!!
思いもよらなかった~。
うわ~ホントにありそうですね。
今作品、切ないです~。
いろいろ切ない←貧弱語彙丸出し!!
些細なきっかけで好意を持ち、恋に落ちる。
十代のエゴイスティックな気持ちを全面に押し出し、愛される期待に満ちる眼差しを眩しく感じてしまいます。
好きな人の好きな人も同性。
かなわない気持ちを告げる三島に、それならばと。
自身の気持ちを受け入れて欲しいと強引に踏み込んでしまう有岡。
展開のバッサリ感に戸惑ってしまいましたが、無知で傲慢な振る舞いの結果、後悔の念に駆られる姿が痛々しく感じられました。
そして、それでも諦めきれない気持ちを持て余す大人びた表情を見せる有岡に、ぐっと引き込まれ…。
あっという間に読み終わってしまい一瞬放心状態。
すぐには見つけられなかった「To be continued」の文字に安堵しつつもどんな展開になるのか。
最近の作品ではゆるふわな展開が多かったせいか、油断してた所に思わぬ鋭さが突き刺さり、本当にずるいなぁと唸ってしまう読後感となりました。
木下先生の高校生ものってことで、ラブラブきゅんきゅん甘々な感じを想像してたら、予想外のシリアス展開でした。
かっこいい攻めの高校生と、かわいい受けの先生。
先生を好き過ぎて、自分の気持ちをコントロールできず暴走しちゃう高校生ならではの不安定さが、読んでて胸が苦しかったです。先生には高校時代から実は好き人がいてふり向いてもらえない。
だからといって!って感じの展開。ネタバレになるので書きませんがほんとに予想外でした。
ページ数がだんだん少なくなってきて、でもいっこうにくっつくどころじゃないし、いったいどうやって終わるの?ってハラハラしてたら、なんと!まさかのto be continued ‼︎
続きものでした。いや〜、良かった。無理やりな終わり方しなくて。
ここまでは、甘さはかなり低めです。エロも少な目ですが、痛いのが苦手な方にはちょっとというシーンもあります。
最近の木下先生の甘々でちょっとコミカルな感じを期待して読むと裏切られるかもですが、私は昔の作品で『幾千の夜』とか『今宵おまえと』あたりのなかなかくっつかない重めなお話しも大好きなので、今後の展開を大いに期待します。
すれ違ってすれ違って、ようやくカップルになった後の甘々ラブラブが早く読みたい!