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ippou tsuko renai taishitsu
レビューがなかったので、低評価なのに失礼します。
好きな女性とはうまく行ったためしがない。
なぜかゲイに好かれがち。
しあわせな恋愛をしたことがない大学職員の戸塚(32)と、そんな彼を「好き」と言って付きまとってくる大学生の川久保の話です。
登場時、攻めだと思っていた川久保は受けでした。
受けなのにセフレにハメ撮りを要求…。何か新しい。
ノンケを「ノマ」と言うのも新しい。
3話目で「野間」さんという人が出てくるので、一瞬この人のことかと思ってしまいました。
女性が好きだったはずなのに、川久保にセフレがいると分かった途端にぐいぐい行く戸塚の気持ちの変化についていけませんでした。
戸塚を好きと言いつつも、普通にセフレを切らない川久保の「好き」にも「からかってただけ?」と思ってしまった。
いろいろ心理描写はあるものの、読者が欲しいところとズレているというか、3話という短い話なので、川久保の方は特に掘り下げる必要性を感じなかったんですよね、わたしは。
むしろ戸塚の方をもっと掘り下げてほしかったなあと思った次第です。
児島さんの心理描写のテクニックには一目置いていたので、残念でした。