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jinginaki yome
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
仁嫁シリーズ、第二部のスタートを飾る海風編。
登場人物には簡単な説明が付いていて、既出の事柄にもかるく説明があるので…この巻からでも読め無くはないと思う作りになっていました。
『周平は、佐和紀を溺愛しているドえろのインテリヤクザ。佐和紀は、誰もがあわよくば自分のものに…と期待する大モテチンピラ。(元チンピラかな)そんなふたりはフウフ』って事が分かっていれば、お話についていける気がする。
おすすめはもちろん第一部から読んでいただく事ですが、何せ長編シリーズですので。読めるところから読んでハマっていければ、それはとても素敵なことだなと(//∇//)
さてさて本題へ。
第二部……面白さパワーアップしてますねっ。
周平の溺愛具合、会話の巧みさ、ストーリーのテンポの良さ、もひとつおまけにエロも。
シリーズ七冊目で息切れすることなく、さらに調子を上げてくるとは、なんともはや凄い作品です。
個人的なキャラのイメージ/好みでは、今作からの高峰さんのイラストが好きなのでこれも嬉しい。
ところで、周平の溺愛具合レベルアップしてません?
誰かれかまわずヤキモチやくし、佐和紀への気持ちを隠しきれない岡村(舎弟)のことを、ついに、こざかしいって言い出しちゃいましたよ!読んでて吹き出しました。
石垣(舎弟)、岡村にはしっかり牽制しつつ、時に余裕を見せて揶揄ったりする周平が本当かわいいです。
佐和紀とは友人関係に近い三井含め、周平と舎弟たちの絡みが大好きです。
佐和紀は今回もホレボレする、良い狂犬っぷりでした。金属バットの似合う受けさまは、きっと佐和紀だけ♡笑
金属バットという単語が出るくらいですから、今回カチコミシーンありなのですが、カチコミ前に周平に会いに行き、なんだかんだと繰り広げられる甘い会話がお気に入り。
まぁ、今回はふたりのどの絡み見ても甘かったんですけどね。大満足。
あと、今回のえろは、シリーズの中で今のところベストオブえろです。(自分比)
周平×佐和紀が甘いと、えろも自ずと甘くなるって事で。
今後気になるのは、周平の口からチラリとにおわされた、中華街を治める組織と本郷(こおろぎ組若頭)の関係。
あとがきを読んだ感じでは次巻は別の話かな。それもまた楽しみ。
追記✳︎
次巻である「乱雲編」で本郷の話もでてきました。ストーリーのメインは本郷とは別のお話。
先日、「刑事に×××」シリーズで高月紅葉さん作品にハマり、同じ世界観で本シリーズである「仁義なき嫁」シリーズを爆読中です。現在文庫版15冊中7冊まで読み終えての感想です。全部読み終わってからと思ったけどさすがに読むのに時間がかかる。
第一部は1〜6巻でこの7巻から第二部だそうです。ざっくり第一部の説明をすると弱小のこおろぎ組のチンピラ組員の佐和紀が上部組織の大滝組の若頭補佐の岩下周平の元へ男ながら嫁入りする話。この結婚には周りの色々な政略的な思惑があったけど結果的にお互い本気で惚れ合って本当の夫婦になったという話。
受けの佐和紀は中性的で美しく周りの男を狂わせる魔性の男。でも狂犬とあだ名がつく暴れ者でケンカが強く性的な部分は純真無垢という人です。対して夫の岩下は超やり手でビジュアルも男の魅力たっぷりで、元色事師で沢山の女や男を自分の体で調教して組の為に商品にして出世してきた男です。恐ろしい!
まあこのキャラの濃い2人が色々あったけど相思相愛になり夫婦の絆を深めたのが1〜6巻の第一部で、7巻の第二部からは謎めいた佐和紀の出生の秘密やこおろぎ組以前の生活とかにも触れてくれそうです。ストーリーに謎の部分が色々あるのでこんなに大作なのかと思います。合間に濃いエロももちろんたくさんあるのでさらに長くなる。
今回は佐和紀がこおろぎ組で長屋暮らしの頃に近所に住んでいた光という子供に出会ったことから広がるエビソードですが…佐和紀は結婚しても大滝組・こおろぎ組の若頭やその他おじさん達からセクハラされまくりであまりモテすぎるのも大変だと同情しますが、世話係のいい男3人からもモテまくりそれをわかった上でうまく利用してる部分は何だかなあと思います。
プレイとしては上だけ旦那の服を着たままの船上エッチが萌えました。旦那絶倫すぎるから浮気する暇全くないんだけどね。電子先行型だからか文庫のレビューがとっても少ないので少しでもしていけたらと思います。
舞台が港町・横浜というのも極道ものにしては珍しくて楽しみの一つです。