今夜いつものバーで

konya itsumo no bar de

今夜いつものバーで
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神12
  • 萌×228
  • 萌16
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
9
得点
223
評価数
59
平均
3.8 / 5
神率
20.3%
著者
青山十三 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784199606908

あらすじ

繁華街から離れた老舗のオーセンティック・バー――客の目的は、極上のカクテルを作る美貌のマスターだ。
常連客のリーマン・水島は、そこで相手を見つけ一夜の恋を楽しんでいた。
ある夜いつものように男を誘ったところを、密かに想っていた会社の後輩・火村に目撃されてしまう!
その途端、いつもは優しい火村がなぜか豹変!「ゲイだとバラされたくないなら、抱かせろよ」と脅し、
強引に身体を重ねてきて!?

表題作今夜いつものバーで

会社の後輩
老舗オーセンティックバーの常連客

同時収録作品今夜いつものバーで

高校からの友人
バーの常連客で女子高生向けブランドの店長

同時収録作品今夜いつものバーで

バーテンダー
バーのマスター

その他の収録作品

  • その眼差し(描き下ろし)
  • カバー下:あとがき(描き下ろし)

レビュー投稿数9

可愛くお洒落な世界観を堪能

老舗のオーセンティック・バーを舞台に繰り広げられる3組のカップルの物語。
お洒落で、コミカルで、ほんのり切なくて…と、青山さん作品の魅力がふんだんに詰まった一冊です。

あるカップルの話の中に、他のカップル(出来上がる前)のエピソードが入っていたり、
既に出来上がったカップルが、他のカップルの話に登場して茶々を入れたり…と、
それぞれの話が繋がった群像劇としても楽しめます。

■火村×水島(全2話)
バーの常連・水島(受け)は、男とキスしているところを会社の後輩・火村(攻め)に見られてしまう。
バラされたくなければ彼と寝るよう脅され…

展開こそ王道ですが、水島の天然キャラが良い味出してるお話。
以前から火村に片想いしていた水島ですが、ノンケの火村がわざわざ水島と寝ている理由については深く考えず。
身体だけの関係に悩みつつも、バーで仲間たちに愚痴る姿はどこかコミカルで、良い意味で深刻さに欠ける雰囲気です。
火村も、言動は年下攻めのテンプレという感じですが、青山さんの絵柄のせいか刺々しさはなく、どこか憎めない印象。
これ以後の話に度々登場する二人はすっかりラブラブで、その姿に癒やされます。

■土屋×吉木(全2話)
ゲイの吉木(受け)とノンケの土屋(攻め)は高校からの友人同士。
ときめきを求め恋を繰り返す吉木ですが、自分に想いを寄せる土屋とだけは寝ようとせず…

学生時代、戯れに土屋にフェラしたことがある吉木。
そのせいで土屋に道を踏み外させたものと思い込み、頑なに土屋の告白を拒み続けています。
そんな、変なところで義理堅い吉木を一途に愛し続ける土屋が男前。
初々しくて可愛いカップルでしたが、ラストのHシーンがダイジェストすぎたのはちょっと残念でした。

■氷室×風見(全1話+描き下ろし)
美貌のマスター・風見(受け)に想いを寄せる氷室(攻め)。
しかし風見は、一緒に店を始めた亡き恋人のことが忘れられないようで…

美形だけど性格は男前で口の悪いマスターが大変良いキャラ。
氷室のことを軽くあしらっていますが、内心彼のことを認め、頼りにしていると分かる態度が素敵です。
氷室は大人っぽいイケメンですが、マスターに対してはワンコ気味。
いつかマスターを抱ける日が来たとき恥をかかないように…と吉木に筆下ろししてもらう等、カッコつけな一面に可愛さがありました。
そのことを知っており、こっそり嫉妬していたマスターにも萌。
初Hでは、ノンケで年下の氷室をマスターがリードしてる感じでしたが、描き下ろしでは氷室の方が押しており、そんな立場の逆転も素敵でした。

個人的にはマスターの話が特にツボで、このカプの話をもっと読みたかったですが、どの話にもキュンが詰まっており楽しめました。
靴屋シリーズのように続編が出たら嬉しい作品です(小久保さんの話もぜひ!)。

7

老舗バーで繰り広げられる大人たちの恋愛

オーセンティック(正統派)バーを舞台に繰り広げられる、3カップルのオムニバスストーリーです。


1組目はサラリーマンの常連客(ゲイ)と後輩攻めのお話。
いつものように男を引っかけ、お持ち帰り中にエレベーターでキスをしていたら、そこを偶然出くわした後輩に見られちゃった受け。とっさに別人のふりをするもあっさりばれ、揉め事に巻き込まれまいと持ち帰り中のモブも逃げてしまい、何だか怒っている後輩と2人取り残されちゃいます。
そしてそのまま、寝るなら俺相手でもいいでしょう、的にセフレ関係に突入。
実は受けは以前から後輩に片想いしていました。想っていた相手と寝られてうれしい。けれどだんだん、そこに愛がないのが苦しくなってきて…。

バーのマスターや仲良しの客などに相談し、後輩に想いを告げる決心を固めたら、思いがけない展開が待ち構えていました。

ありがちながらも、受けの地味なのに仕事のできるキャラクターや、年下攻め後輩の敬語なのにエラそうな感じがなかなか萌えで、楽しく読めました。
この2人は他のカップルの話に移ったあとにもちょくちょく出てくるのですが、仲良しバカップル状態になっちゃってるのが微笑ましかった。


2組目は、やはりゲイの常連客と、そのお目付役として付きまとっている昔からの友人のカプ。カップリングは友人×常連客です。
ビッチでいろんな相手と寝まくっている受け。
実は両想いの2人ですが、高校時代に攻めに無理やりフェラしてしまった受けは、それで攻めの人生を歪めてしまったと思っています。そのため、想いを寄せられても「それは錯覚だ」「こいつは幸せな結婚をしてまっとうな人生を送らないと」と思っています。
ビッチなのに妙に真面目な受けが、そんなに攻めのことを思ってるんだなとけなげに思える作品でした。結ばれたあとの、友人関係が恋愛関係になり、まごついている2人が可愛かった。


3組目はバーのマスターとバーテンの話。バーテン×マスターです。
やさぐれていた攻めがマスターに拾われ、そのまま押しかけ従業員として居座っちゃった、という関係。他の2組の作品でちょろちょろ登場していたときは、もっとあっさりした関係なのかな、従業員の軽い片想いかな、と思っていたのですが、実際読んでみたら大人ならではの不器用さが可愛らしい話でした。
年齢は書かれていないのですが、かなりの年下攻めなのかな? 謎めいたキャラだったマスターが、年下に押されて押されて落ちる、という萌えがなかなかいい感じでした。

6

美味しいカクテルは、想い人と。

行きつけのバーって本当に憧れてしまいますし、
更に魅力の違うイイ男が集うならますます行ってみたいです!ww

【会社の元後輩・火村×ゲイの水島】
体だけの相手とエレベーターでキスをしているのを
関西支社から帰ってくるとも思わなかった火村に見られた水島は、
口封じの為に寝てしまいますが
実は水島は火村のことが数年前好きで…。

脅し脅される関係とは言え、
やっぱりそこには愛が無いわけがないので
安心して読ませていただきましたが
なんたって水島の普段とのギャップですよ!!
ホント、火村じゃないですけど、
あんなにぐちゃぐちゃに乱れるなんてエロ過ぎる…!!
火村の年下らしいがっつきと独占欲もたまりませんでした!
あとは、美貌のマスターのキッツイつっこみが小気味良かったデス☆

【高校からの友人(ノンケ)・啓一郎×ときめきたいビッチ・裕】
エンジョイセックス!が信条の裕は
啓一郎が高校野球の地区予選敗退で落ち込んでいる時に
慰めてやりたくて尺ってしまった過去があります。
社会人になってからいつものバーで楽しくは飲むけど
啓一郎の想いには応えてやるつもりはなく…。

誠実×ビッチも大好きです!
ビッチだけど啓一郎が大事だから
普通に幸せになって欲しいと願う気持ち、切ないです。
バーテンの氷室と寝たのはちょっとショックでしたけど
(どうせなら啓一郎が知らない男を相手にしてほしかったなぁ…)
氷室は氷室でマスターを好きだから…。
ともかくキメる時はキメる啓一郎に私もときめいたー!!!
ずっと大事にしてくれそう!

【口が多少悪いバーテン・氷室×美貌のワケありマスター】
やはり色気のある男には悲しい過去があるものですね…。
愛した男が遺したバーを手放すわけにはいかないと
客の前ではそんなそぶりは一切見せずギリギリまで無理をして
最後の最後に弱音を吐くマスターがツラすぎて涙が出ました。
そこで氷室が男を見せるってズルいな!?
懐広い…惚れたわー…。
裕と寝たことは目をつぶってもいい(何様)
しかも氷室の前髪下した顔がめちゃくちゃかっこいい…。
マスターも大切なバーを改めて愛せますね、良かった!!

青山さんの作品は優しさとときめきをもれなく下さるので
やっぱり新刊買いしてしまいます!好きです!!

4

不器用な大人の男たちの恋模様。

オーセンティック・バーを舞台にした3カップルのオムニバスストリー。

後輩リーマン×先輩リーマン
水島は男とキスしてるところを後輩の火村に見られ、男の身体に興味津々そうな火村に脅されながら関係を持つ。それがとても気持ちよさそうで…でも快感に引きずられてじゃないのがこの話のおもしろいところ!
あとからわかってくる水島の本当の気持ちが切なくて、それをズバリ指摘して背中を押してあげるマスターが大人でかっこいい!
無事くっついた二人は、この後のカップルの話でギャラリーとして良い味だしてます。

元同級生同士
リーマンの土屋とファッション店員の吉木は元同級生、土屋は吉木のことを好きだと言ってるのに、吉木は恋がしたいと男と遊び回るビッチ系。
吉木も土屋には想いがあるのだけど、高校の時にやらかしてしまったこと、それで土屋は道を踏み外したと思い、罪悪感から土屋を受け入れることができない。土屋の包容力がある男ぶりがかっこよくて、吉木の意外な純情さがかわいい話でした!

バーテンダー×マスター
バーにはお客を座らせない予約席がある。その席の秘密はミステリアスなマスターの過去であり、共同経営者からバーをやめて過去に縛られないで欲しいと提案され、マスターもいったんはケリをつけようとするけれど…
マスターに惚れてるバーテンダーの氷室に励まされ、バーを続けるために二人は奮闘する。
氷室はマスターとの来たるべきその時に備えて吉木と寝ていて、マスターは氷室も吉木のことも意に介してなさそうだったのに、実は妬いてたっていうのが萌える!妬き方も大人でしびれる!
意地っ張りで寂しかった大人が心を休める場所をやっと手に入れる。オムニバスのラストをきっちり締めるお話でした。

正統派バーを舞台にしてるので雰囲気はアダルト、キャラも良い大人なんだけど、大人だって不器用なんだって、いや大人だからこそ本当の気持ちに向き合うのは勇気がいるんだって、共感させられる一冊でした。

2

バーにはエピソードがいっぱいあるよね

3組のお話ですね。
火村×水島
えーこれは辛い関係が続くの?と思ったらなんと両思いだったんですね。
火村が嫉妬から会社にばらすと水島を脅して。
必死で本社に移動したら愛しの水島は男とエレベーターでイチャイチャきっとこの後な感じで。

火村の独占欲が良かったです。
この後はラブラブカップルですね。

土屋×吉木
土屋が一途で、クソビッチの吉木の側を離れないで。えーん、吉木を好きなのになんて懐が広いの!
吉木も土屋の為に突き放しますがマスターの計らいでちゃんと話して。
土屋が刷り込みで吉木を好きだと思い込んでたのは吉木だけで、あの出来事も土屋には性的な意味はそうなくて、こんなにまでして励まして慰めてくれる大切な人になったんですね。
恋がしたい吉木もドキドキして良かったですね!

氷室×風見
バーテンダーとマスターですね。いつもの予約席の謎が明らかに。マスターにそんな過去が…。
そしてお店の存続が。
バーテンダーの片想いも壮大ですね。マスターがお店を愛してるなら店ごと守るよって。
マスターに忘れられない人がいても運命共同体だって。
マスターが受け入れてくれて良かったね!嫉妬もされちゃって。
狂犬が狙った獲物に食いついて離れないうちにほだされちゃったかな?

バーが舞台のお話は色々ありますが、それぞれの人間模様、それぞれのマスターの個性や過去。

萌えました。


1

大人だから拗れるのだね

美しいマスターのいるオーセンティックバーに集う客たちの恋模様と、マスター本人の恋を描いたオムニバス。
想像以上のときめきをいただけました。

1組目はリーマンの水島です。
バーで相手を見繕って軽く遊んできた水島が、その日の相手とエレベーターでキスしているところにバッタリ出くわしたのは後輩の火村。
遊び相手を逃した水島は、火村の「俺とも寝れます?」の一言に乗っかって…。
遊びで寝た人数は多くても、感情が絡むとまるっきりピュアですよ。
クールビューティ眼鏡がじたばたもだもだします。
火村がイケメンすぎて、うっとり見惚れては、水島の反応に吹き出しそうになるラストは必見です。あのシーン、ほんと好き。

2組目はアパレルショップの店長・吉木。
ときめきたい!恋したい!と言いながら、なかなかピタっと来る相手に出会えない吉木。
この子が拗らせ過ぎてて、読んでいるだけでも面倒臭い子だなあという感じです。
ノンケとゲイで線を引いて、ノンケ相手には絶対恋をしない!と頑なになるキャラクターはときどき見かけますが、この子が一番面倒かもというくらい面倒。
自分を好きという相手を拒絶し続けて、その相手の目の前で他の男と恋愛や遊びを楽しむ…。え、好きになれないんですが…。
さらに店長のことを好きなバーテン・氷室もセフレ状態なので、うぎゃー!ってなるひとが多そうな、要議論回です。
こういう子が素直になった途端に、スパダリ風彼氏ができちゃうのが何とも。
しあわせを願えないキャラというのはいるものです。

最後はマスター。
1話目からちょこちょこ出てきたカウンター端のリザーブ席の秘密が明らかに。
同時にマスターの過去も見えてきます。
切ない…。その話、どこかで読めませんか?というくらい切ない。
その切なさを吹き飛ばす状況に直面して、奮闘するも…、という流れですが、ここからが氷室の見せどころ。
チクリと嫌味を言うマスターの大人可愛いところに痺れます。

そんなわけで3組のCPが出来上がりまして。
水島で盛りあがった気持ちを吉木でイラッと感にシフトチェンジされ、最後のマスターにきゅんとして終わる。
良い流れでした。
願わくば、イラッとはしたくなかったけれど、何分頭でっかちなので仕方ない。

1

上質なバーには

こんなオシャレで心地よい、何より美貌のマスターの居るバーに行ってみたい!!!!!!!
その店の名は『オーセンテック・バー』
マスターの美貌さることながら、なかなか粒揃いなお客様が訪れる。
常連客の水野は今宵の相手とキスしている時会社の後輩の火村に出くわしてしまう。
ゲイを会社にバラされたくなければ、、、
と脅され、、、。
水野も火村ももう少し素直になれば拗れ方も違った気もするが、水野にとっては自分の気持ちを知らしめる為には体を火村に貪られてある意味正解かと、、あ、ちなみに私大好き年下攻めです。
他二本、
常連お客様同士で高校の同級生、真面目くん✖︎ビッチな感じのあの子。
美貌のマスターの恋の話、過去から今へ。

表紙のマスターの手が、指が美しい!!!!

0

ウィスキー ロック等を飲みたい気分

靴屋シリーズ読み返したら、なんだか青山先生ブーム到来。
探したら今月発売という当本に到達。
表紙の方(店のマスター 最後の1カプの受けさん)
美しいですー。中の方でも表紙負けせず、めちゃキレイです。
性格も見たまんま、ツンツンさん系統。時々毒はいてます。
根性曲がってるらしいですが、氷はちゃんと丸くなるらしい(From 電子本限定書下ろし)。

1カプ目 リーマン先輩・後輩
エレベータでこれからお気軽お楽しみ~の前のチューしてたら、
ぐーぜん後輩ちゃんが乗ってきたという再会物。
(エレベータ止まったんだから 離れとけよ というつっこみはおいといて)

後輩ちゃんは人気者系、強気おし、関西配属してたのを執念で本社戻ってきたところ。
先輩ちゃんはクール、眼鏡さん、地味系だけど優秀 てなとこ。

2カプ目は高校同級生もの 
攻めさん(一本気、だまってじっと待ってる 高級外車ディーラー勤め)は受けさんが大好き。
ビッチ的な受けさん(アパレル関係)、
攻めさんはノンケでいた方がいいと思ってて逃げまどい中。
2カプ目の2話目の中表紙が、とっても素敵。。。。
二人で抱き合ってるところなんですが、受けさんが幸せ全開ないい笑顔です。

3カプ目はこのバーのマスターと 3年前になつかれた カウンター入ってる大型犬。
オーナー爺さん(お義父さん)が経営権を手放す ということで急ぎ経営権を譲渡してもらうように
お金を工面する という話。

マスターの毒を吐くところが個人的には大好き。
どのカプも幸せ気分にしてくれました。
さらりんと読めるけど、あんまり残らなさそう。
一つのバーで起こるお話をまとめたもの として、
王道かと思います。

今回は登場人物のお名前をどうしてるのかな と思ったけど
今一つ関連性を見つけられず(笑)
火村、水野、土屋、吉木、風間、氷室   あえて言うなら自然系?

あー飲みたい。

3

バーを舞台に3組のカップルの恋模様

1組目の火村×水島編。
偶然出会った会社の後輩との「ラッキースケベ」
一夜の思い出だけとはならず、気持ちを踏みにじられるように続く関係。
ほとんどがベッドシーンな感じですが、思わぬ恋の成就に上り詰めた瞬間。
大事な所をバッサリとカットされてしまった寸止め感。
エロも大事だけど、ちゃんと水島からの言葉を聞きたかったなとぼやいてしまいます。
2組目の土屋×吉木編。
吉木の自身を貶める「クソビッチ」な自堕落さとは間逆な純情が最初からうすうす感じられ、落としどころをにやにやしながら待ちわびてしまいました。
氷室とのスパイスが効いてぐっと面白みが増しましたが、土屋が狙われるほど吉木がろくでなしとは思えず人物像のバランスが少しぐらついてしまい残念。
真摯な告白を周囲のにやつきと同じような気持ちで見守りましたが、こちらのカップルならラストのエロは盛大にやって欲しかったよ、とまたぼやいてしまいました。
そして3組目。氷室×風見編。
大人の熟成された部分にしんみりとなりつつ、程よい嫉妬が緊張感を和らげ近づきがたい印象が払拭されます。
過去に縛られていないオーナーの可愛らしさと、氷室の強い気持ちにだんだん引きずられて騒ぎ出したくなるような高揚感を味わいました。

全体的に王道路線を突き進みながら、どこかニッチな部分が飽きを感じさせず、程良い物足りなさに次があるかな?あって欲しいなと思える作品でした。

2

この作品が収納されている本棚

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