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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
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実の叔父、慎ちゃんと14歳でカラダの関係を持った直。
ずっと好きだった人が相手なのに、彼にとって自分は
突然留学してしまった慎ちゃんの元カレ、薫平の身代わりのようなもので―。
慎ちゃんを一途にひたすら思う直が、なんだか不憫で切なかった…。
薫平の一時帰国により、隠された真実が明らかになります。
慎ちゃんの本心が薫平によって、そして本人によって語られますが、
これがもう、無茶苦茶なんですよ…。
身勝手でどうしようもない男の慎ちゃんは、彼なりに、
倫理観とかに悩んでいたってことなんでしょうけど、
なかなかに強烈な言い分でした^^;
この他にも5作品収録されていますが、肌色率がものすごく高い一冊です。
服着てるシーンが少なくて、びっくりしてしまいました(笑)
それでも、ただただエロいだけの作品ではなく、
どうしようもない熱情とか、屈折した愛情が、垣間見られます。
私、こういうどこか壊れた人たちの話って、嫌いじゃないんですよね。
絵柄とかえちシーンは、人によって好みが分かれるところかもしれません。
初読み作家さんです。
一番最初に収録されている『月蝕夜』と『蜜月夜』はこの単行本の前に発行された『僕には僕の夢がある』にこの2つのお話の前のお話が収録されているらしいです。
そしてトオルと元トオルの秘蔵っ子だったタカラとのお話がその前の単行本『眠れないのは誰のせい』に収録されているらしいので、本当はこの2冊を順番に読んでいた方が分かりやすいのかなという印象でした。
全部で4組のカップルのお話が収録されているのですが、どのお話も残念ながら私はちょっと苦手な部類のお話でした。
本命でない人とのHや、既婚者の愛人、ドロドロまではいかなくてもそれに近い三角関係の要素があって、萌を感じることがほとんどなかったです。
本当は切ない状況であるはずなのに、ビジネスの様に体の関係を持っていたり、受け様の想い人が大人としては無責任に思えて魅力を感じなかったり、なぜかキュンとすることがなかったんですよね…
こういう作風は私には合わないなと思った作品集でした。