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地味で平凡なフリーター男子 非通知相手とTELえっちに……ハマる
yonayona moshimoshi
太めの帯がとても購買意欲をそそりましたww
『よなよなもしもし』
テレセにハマる地味男子って、
相手が誰だかわからないのに大丈夫かな…??
って思わなくもなかったんですが
読み始めたら共感してしまいました!!
(あっ!!テレセの魅力じゃなくてですよ!!??ww)
不運の連続で光が当たることもなく過ぎる日々の中で
例え非通知の変態でも「好き」って言われて
求められてることが嬉しい気持ち、そうだよね…ってなりました。
誰かに必要とされる喜びと経験したことのない快感に流されるコユキ、
とても素直で可愛らしい子でした。
居酒屋のインカム、なんだか憧れてしまうんですが
声だけでわかるって凄くないですか!?愛ですよ……。
コユキの動揺が直に伝わってきそうでドキドキ!!
ひとまず“痴漢さん”が気持ち悪いおっさんじゃなくて良かったですww
『よなよなもしもし2』も『よなよな後日談』も
コユキのいじらしさに田中さんと同じ気持ちで
めいっぱい可愛がりたくなりましたよ!!!
可愛いってこういう事だよね…地味メンいいじゃん…最高…!!
『酒と泪と男と男』
男(ジョージ)に騙され気持ちを引きずったままオカマバーで涙を流し
悲しみから抜け出せないカマちゃんと
真下の階の居酒屋で働いているケン坊。
ケン坊の一途な恋心にKO!!!!!!
このお話もめちゃくちゃ好き……!!
読み切りなのが勿体ないけど凄くまとまってるお話だと思います!!
ちなみに、悲しいことがあった時は
トムジェリ観たくなるカマちゃんの気持ちわかるww
酔ってると爆笑出来るので楽しいですよ!
『ウルトラミラクルハッピーエンド』
BLゲームってボブゲって言うんですね(そこか)
三次元かと思いきや…のオチが意外でした。
歪んだ性癖もアリっちゃアリでしょうけど
今となってはどこまでがセーフでどこからが変態なのか
個人的に判別しかねます…ww
『ピント』
自分の体臭にコンプレックスを持つ写真部の吉野と
運動部だけどサボりクセのある明るい高城、
接点があまりないような二人の甘酸っぱい恋。
じわじわ近づく距離が切ないです!
『気になる花村』
この犬で出オチ感あるんですけどwwww
気になるクラスメイトに嫌われているような気がして
どうにかして仲良くなりたい尾見の七転び八起き的なお話☆
いい感じな時もあればあからさまに避けられたりと、
一喜一憂を尾見と共に味わいましたが
原因がわかってすっきりでしたww
『ツイてる男』
普通のサラリーマンが引っ越ししたばかりのアパートの壁に穴を見つけ
なんとカワイコちゃんの自慰を覗いてしまい…!?
いやー、いちいち僥倖って言ってて笑わせてくれてたのに
まさかの胸キュン展開!!!お上手すぎる…!!!
全体的にものすごく好きな作風の丸顔めめさんでした……。
絶対次のコミックスは即買いします!!!
本を閉じてもまた開いて何度でも読み返してしまいます。まさにエンドレスww
もうたまらーん!!ので神で!!!
2016年にテレフォンセックスのボーイズラブってすごいな!?と思い手に取った本でしたが、読後には延々とテレフォンセックスの話をしたくなるくらいにとても魅力的な話でした。
地味な外見にコンプレックスを持つ受けがテレフォンセックスにはまってしまう過程や、その相手との対面、その後に至るまでのすべてがえっちでかわいい。
そんなんで大丈夫か!?と多少心配になってしまう程度にかわいい。
バイト仲間に「悪いことしてもバレなさそう」と言われてしまう顔立ちや、そんな外見とそれに伴う性格ゆえにバイト先で不本意な扱いを受けることに怒って悲しんで切なくなってしまう受けですが、そんな悩みを全部吹き飛ばしてくれる攻めとの恋愛は、煽り文どおり、やさしくてあたたかみのある話だなと思います。
でも、なによりもえっちでかわいいのが最高。
表題作以外の短編も、どこかで読んだことがあるようでない、少し変わった話が多く楽しめました。
今作で知った作家さんですが、初コミックスとのことなので次回作が楽しみです。
近頃のBLコミックスの装丁って、妙におしゃれですよね?
こちら。まず、タイトルのまるっこい極太書体と
幅を通常より大きくとった帯が目を引きます。
クラフト紙っぽい紙に印刷されていて、
それが温かくほのぼのした雰囲気の絵とマッチ。
&テレフォンセックスがテーマとのことで絶妙なタイトル。
この時点で既に高得点です。
丸顔さんのことは存じ上げなかったので、
リサーチしてみるととても個性的なテイストの絵で少し悩みましたが、
買わないわけにはいかんでしょう!ということで。
まず最初に言いたいのは、
顔も存在感も地味という設定ですが、受けのコユキちゃんがかわいい!
エッチしてるとき、顔のみならず体のいたるところ、
首筋から胸元まで真っ赤にしてハの字まゆげで涙ぐむ…
(ちなみに指先と膝小僧もピンク色ですw)かわいすぎるやろーーー
ぽってりした桃尻とむっちりした太ももも実にエロくてよい。
更に性格もかわいいのです。特に太田さんを好きすぎるところが!
それを視線で語るところが!!!
丸顔さんってすごいんだなぁと思うのは上記のようなかわいさを、
確かに地味顔のコユキちゃんに演じさせてなお、そう思わせるところ。
ちなみにコユキちゃん、カラオケではデスボイスでパンク歌うんだって。
上手いそうです。ギャップ萌え。
あ、攻めの太田さんも、
痴漢電話をかける変態ですが明るく開けっぴろげな性格。
エロに積極的でコユキちゃんにベタ惚れなところがとってもいい感じです。
太田さん、コユキちゃんとの次のエッチは生でしたい
(きっとそうするに違いない)
そして同棲を夢見てるっぽいと読み取れました。
ラブラブなふたりです♡
もっと読みたーい♡♡
同時収録も、昭和ノスタルジー系だったり、不思議コワかったり、
コンプレックスを切り口にした瑞々しいDKものがあるかと思えば、
コミカルなDKもの、生霊がでてくるファンタジーものまで。
短編なのに読み足りない感ないのがすごい!
話としておもしろい!!幅広い!!!
そして、そこに通底しているのは温かい雰囲気。
そもそも表題作は痴漢電話きっかけの
テレフォンセックスから始まった恋物語です。
題材としては大概ほのぼのしないですよねw
でも不思議にほのぼのしてる!
中には他の作家さんが描かれたら、ゾーっとするような、
鳥肌ものの怖さを纏いそうな作品もあるのですが、
そこまでにはならない。それが丸顔さんの個性なんだろうなぁ。
ほのぼのしたいときに、きっと何度も読み返しそう。
実績としては、発売日に買って既に5回は読みなおしてます。
いやー、世知辛い世の中ですから。
おすすめです。
丸顔めめさんのデビューコミックです
ノスタルジーな絵柄と「よなよなもしもし」の独特なセンスのネーミングに惹かれて買いました
痴漢からかかってくるテレフォンセックスとは思いもよらなかったので素晴らしいタイトルだぁ!とちょっと感動してました
表題作の受けの
コユキちゃんめっちゃ可愛いです!!
余りにも可愛くて脳内蕩けそうでした
攻めの太田さんいいんです、大好きです
すぐ「煩悩」にやられそうになるけど、堪える大人具合と謙虚で自己肯定感低めのコユキちゃんを「可愛い 可愛い」って全力で愛してるのが凄くいいです!!
めめさんの受けの表情がいいんです
官能を堪えてる涙目が可愛い
どれも、キャラの心情を巧く表情やモノローグで伝えてくれるので、短編集に有りがちな物足りなさがなかったです
他の過去恋愛引きずりおねぇや体臭コンプレックス、幽体離脱男子などありそうだけど実は個性的っていう、めめさん色に染まったとても楽しめる作品でした
絵も大好きなので作家買いリスト投入です
当分読み返して萌えたいです!!
人気が高いようなので買ってみたのですが、期待を裏切らず、とっても楽しめた1冊でした。
表題作『よなよなもしもし』。
タイトルが秀逸です。
受けは地味な顔に小さい声がコンプレックスの、存在感の薄い地味メン。そんな彼の携帯に、ある日非通知でイタズラ電話がかかってきます。
電話の主は、受けの声が可愛い、と興奮してそのまま射精。ドン引きする受けでしたが、コンプレックスだった声を可愛いと言ってもらえ、興奮してもらえて、ちょっとうれしいような気持ちに。
その後、毎晩のようにその電話がかかってくるようになり…。
設定が面白いし、受けの気持ちがよくわかるし、展開が予測のつかない面白さでした。受けとの電話でイッちゃう攻めや、それに感化されてオナニーしちゃう受けのシーンが、エロくて生々しくて非常に萌えました。受けが、ちょっと太めというか、ムチッとした感じの体格なのがまたよかった。
2人が実際に出会ってからの展開も好みでした。攻めは、エロ電話なんてかけるキャラの割にはまっとうな人で、ややデリカシーには欠けますがそこもまた面白くて、どちらも相手のことを「スキスキ!」なのが可愛かった。
ただひとつ気になったのが、攻めが受けにエロ電をかけるようになったきっかけが分からなかったこと。完全に偶然で適当にかけた番号なのか、職場関係で番号を知った、とかなのか。どちらかによってかなり印象が変わると思うのですが、これがはっきりしていないのでちょっともやっとしました。
表題作は神ですが、他にも萌×2〜神レベルの短編がいろいろ入っていました。
個人的に神だった作品のみさらっと。
『ツイてる男』
引っ越してきたアパートの壁に穴があり、そこから隣の住人のオナニーが覗けることが判明したリーマンの話。
隣でオナってたのはハーフみたいな男子大学生。熊本出身でちょっとなまってるのが可愛い、最初はオナニー覗かれて怒ってたのに「かっわいいー!」って言われてすぐにほだされちゃう、ちょっとおバカで素直な子です。
出会いは突拍子もないものでしたが、受けも攻めも懐っこい性格なので、8歳の年齢差を物ともせずに友達付き合いが始まります。でも受けくんには、とある深刻な事情があって…というお話。
2人のキャラが面白く、受けくんがちょびっとなまってるのとか、びっくりする展開とか、最後のホロっとする感じとか、とてもよかった。
『ピント』
自分の体臭がコンプレックスの写真部員受けと、同じ学年の運動部の攻めの話。
体臭がコンプレックスって、臭いのかな、と思ってたら、何か甘い、キンモクセイのような匂いがするという設定でした。
いかにも健康的な運動部員の子が、地味にエロい受けの匂いにあてられて暗室で…というのが、ゾクゾクする感じのエロさでした。
表題作がめちゃめちゃよかった!タイトルもいい!これぞ自分の求めてるBL漫画って感じでした。表紙と中はちょっと絵柄の印象違いますが、どちらもとっても好き。
痴漢から始まる太田(痴漢 攻め バイト先マネージャー)とコユキちゃん(バイト 受け)、太田さんに嫌な感じがしないのがいい。冷静に考えると相当ヤバイ奴なんですけどね、太田さん笑
他に短編が5本も収録されてます。絵柄とノリはどれも好き。でも表題作もっとみたかったな〜。痴漢ではなくなった後、広げるのが難しいとは思いますが。
全6組のボーイズラヴが楽しめる短編集。
っっっすっっっごい面白かった〜
全話毛色が全く異なりますし、ひとつひとつが短編の良さといいますか、オチがそうきたかーー!!!と発狂したくなるほど愛おしくて狂おしくなって、ぎゅっーーっと鷲掴みにされます。
今まで読んだ短編集で1番好きかもしれない。
少し不穏な結末を迎えそうなカップルもいるけれど、どの話を読んでも最後は、ミラクルハッピーエンド!と叫びたくなるので心配はいりません。
起きていることは無理矢理だったり説明を放棄していたり色々と気になるところも多いですが、見せ方や話運びが上手いのかとても惹き込まれる短編集でした。
ほとんどがテーマアンソロジーの掲載作品で無理矢理展開のエロとちょっと不思議系のお話が多め。
表題作は一話目のテーマが痴漢。その他の作品は、閉所H、転落男子、コンプレックス男子、ラッキースケベ、と様々なテーマの短編が収録されています。
私は転落男子の『ウルトラミラクルハッピーエンド』、コンプレックス男子の『ピント』、ラッキースケベの『ツイてる男』などが不思議なテイストのお話で好みでした。
丸顔めめさんのデビューコミックスです。
表題作『よなよなもしもし』をはじめ、時に優しく、時に可笑しな六つの幸せで終わる短編集。
【よなよなもしもし】
飲食店で働く青年、コユキこと田中幸雄(たなかこゆき)。仕事は真面目にこなすも地味で冴えない風貌から絶食系男子とまで言われる始末。店長の独断でその日の仕事をオフにされていまい、自分は世の中に必要とされない人間なのではと落ち込むも、マイペースな性分のおかげでくさくさすることもない。
そんなコユキにかかって来た一本の電話。無防備に出れば聞こえるのは荒い男の息遣いに卑猥な言葉。突然の痴漢まがいの電話に固まるコユキ。するとコユキの声を聞いた向こうの男が「ハスキーでいい声だね、好きかも」なんて言うもんで、気付けば男の自慰を手伝い、その後のピロートーク(?)みたいな会話まで。
電話を終えても男の「好きかも」という言葉がコユキの頭を離れない。冴えないこんな自分を求められるのはなんだか嬉しくて、期待に応えたいなんて思ってしまって。毎夜のようにかかってくる痴漢さんからの電話を受け気持ち良くなるお手伝いをするうちにいつの間にかコユキと男はすっかり打ち解けてしまう。
けれど相手が求めているのは自分の「声」であって、地味で冴えない生身の自分は違う。そんなことを考えながら今宵も痴漢さんからの電話を受けたとき、今度は自分が痴漢さんから攻められる羽目に。痴漢さんの声を聞いてたまらなくなるコユキ。性的な気持ち良さと唯一自分を求めてくれる嬉しさでとろとろになりながら、コユキは自分が電話越しの男に心奪われていることを実感する。
こちらは続きものです。前半ですでに引き込まれていました。
コユキちゃんのとろ顔がいい。
出会いが猥褻な電話ってインパクトすごいですよね。
この後の展開も見ものです!痴漢さんもちゃんとお名前あるし、もちろん顔も出ます。そして一番エロがつまったお話です。一番好きです。
【酒と泪と男と男】
失恋の痛手を引きずるオネェのカマちゃん。行きつけのバー(ママもオネェ)で飲んでは自分を捨てた男を思って涙を流す日々。しかしある時、バーの下階の店で働く顔馴染みの従業員、ケン坊と一夜の関係を持ってしまった。しかしケン坊はあっけらかんとして、カマちゃんの語る元恋人の話を今日もニコニコ聞いている。元恋人に似たケン坊の大きな体。自分はあの夜、この背中に愛しい人の影を追っていたこともまた事実で……。
結局また元恋人を思い出して泣きじゃくるカマちゃん。泣きはらした目で店を出るとケン坊が待っていた。無遠慮に自分に触れてくるケン坊に嫌がる仕草を見せると、ケン坊は「やめない」と言い放ち、店の暗く狭い倉庫に引きずり込まれる。
ほんのりリリカルで温かいお話です。作者さん曰く裏テーマは昭和歌謡。
えっちの時カマちゃんの手をぎゅっと握るケン坊に萌えました。
【気になる花村】
高校生の尾見は最近、同じクラスの花村が気になっている。登校中に軽く触れて挨拶したらこの世の苦虫を掻き集め一気に噛み潰したような顔をされ走り去られた。その日から花村が気になって気になって仕方がない尾見。
てっきり嫌われてると思っていたのに、花村は気軽にCDも貸してくれたし、遠くから話かけたら笑顔で答えてくれた。この間はマスク越しにだが笑顔で挨拶もしてくれて、なんだこのギャップは、とき、めく……!!
もはや気になるの範疇を越えて花村のことで頭がいっぱいになる尾見。
でも再び近づいたらまたすんごい形相で逃げられる。
その日花村が保健室へ行ったので尾見が追いかけると花村に「来るな」と泣かれてしまう。仲良くなりたいのに、なんで。好かれたいのに、何が駄目なんだ。つられて涙を浮かべる尾見だが、花村には尾見に近づけない理由があった。
コミカルな要素が一番つまったお話でしょうか。尾見くんがひたすら花村くんにときめいて色々と必死です笑。そして尾見くんの家の犬がかわいいです。
この他にもちょぴり風変わりな【ウルトラミラクルハッピーエンド】や、甘い秋の匂いを思わせる【ピント】。ラッキースケベがお題の【ツイてる男】など。
正直全てのお話を紹介したいのですが、ぜひ読んでもらいたいのでこれくらいで。短編集ながらとっても読みごたえがあり、また、漫画的な表現なども面白いです。
絵柄ですが、受けの顔や体の線が丸っこくて、頬っぺたから耳まで真っ赤にしてかわいい。えっちの時に見える太ももやお尻がふくふくしてて柔らかそうで、揉みたいです。
笑いあり、エロあり、萌えありと、短編集で久々に堪能させていただきました。優しいボーイズラブ、どうぞお楽しみください。
表題作の『よなよなもしもし』の他に5作収録されていました。
どのお話も、平凡な日常の雰囲気を作り出すのが上手だなぁと読みながら感じました。でも、平凡な日常なのに独創性があって、個性的な世界観に引き込まれました!ストーリーもきれいに纏まっていたので1つ1つのお話を楽しく読むことができました。
あとコマ割りが上手!!!
独特ではありますがみせ方がうまい!!!!
じっくり見たいところをじっくり見せてくれる!!!!
すばらしい作品でした!