条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
sassato fuku wo nugiyagare
表題作はまさかの絶倫受け。これが夢見がちな攻めなら「たくさんゴム用意すればヤり放題じゃん、ヒャッホウ!!」と喜ぶでしょう。というか、私ならそんな受けがいる作品の18禁だったら枯れ果てるまで抜く。
そして、歳を重ねた今は攻めの気持ちがわかるようになりましたw 確かにこれは深刻な問題だわ...。浮気しないで済むのが一番の利点なので、このカップルは離れないでしょう。ゴム代がすごいことになりそうだなぁ...。
次のカップルは年の割には爛れていますがw 体から始まる恋って中々にもどかしいお題を描いており、おそらくこれは描写次第では直接的な濡れ場を作らなくても成立するのではと思ってしまったのが難点ですね。個人的には濡れ場が物語の重要なファクターになるくらいにガッツリでも良かったかな、と。
そして、調香師さんの物語は中々に可愛らしいですね。
しかし、不満は射精描写がないこと。全年齢だということはわかっていますが、やっぱりイってる描写は欲しいですね。
表題作はフリーター×売り専ボーイ。
ドラッグストアでバイトしてるアラサーのフリーター攻め。いつもコンドームを大量買いしていく常連客が売り専ボーイだと知り…という話です。
エロさとコミカルさが持ち味の作家さんだと思うのですが、攻めがちょっと卑屈なのが惜しかったなーと思いました。コンドーム爆買いする受けを「リア充め」って妬むのはいいけど、「店員の物笑いのタネになってるぞ」とか本人に言うのは卑屈が過ぎるような気がします。コンドーム爆買い客だって客じゃないですか。そのせいで攻めがいまいち好きになれなかったのが残念。
でも受けくんが健気だし、そのくせエロいしで、楽しめたことは楽しめました。攻めも、最初はアレだったけど、続編などではかなり男を上げていて良かったです。
他に、高校時代の元セフレと再会した大学生の話と、調香師同士の先輩×後輩のカプの話が入っていました。
ページ数で言えばいちばん短かったんですが、調香師の話がすごく可愛くて楽しめました。においフェチ攻めめっちゃ萌えます。
調香師で鼻のいい攻め。イケメンの後輩がナチュラルにタラシなので気に触るんだけど、なぜかその後輩からすごくいいにおいが漂ってくる。香水は付けていない、と後輩は言うのですが、たまらず通りすがりや会議中などにもにおいを嗅ぎまくる。
無意識ににおいを嗅いでしまうくらいたまらないにおい、というのがすごく萌えました。必死でガマンしていたのに限界が訪れ、犬のようにヨダレを垂らしながら「お前のにおいが好きなんだ!」ってハスハス嗅ぎまくっちゃう攻め。どちらかといえばツンデレなのに、受けのにおいに陥落するのがおかしいやら可愛いやら。エッチシーンでも、受けの身体中嗅ぎまくってコーフンしてるのがすごくエロかった。
できればこのカップリングで長編を読みたかった、というくらい楽しめました。
柚摩サトルさんの本は買ったり買わなかったりなのですが、レビュー読ませていただいて購入しました。調香師カプ、確かに萌えでした!
ときどき無性に読みたくなる柚摩サトル作品。作者の描く単純天然受けが大好物です。ツンデレもいいし、エロも独特の可愛さがあって、細かいことは考えずに楽しく読めちゃう作品が多いところ、ラストがあま~い雰囲気になるのも気に入っています。今作は表題作以外に2作品を収録、どれも違うタイプのお話でした。※以下、ネタバレ含む。
■『さっさと服を脱ぎやがれ』
ヘタレなフリーター(大谷・30)×ビッチな売り専ボーイ(ハルキ・26)。でも、淫乱なのはカラダだけ。実は彼、心はピュアなのです。一方の攻め・大谷は、彼女いない歴2年。会社勤めをしていたがいろいろあり...現在昼はパチスロ、夜は薬局でバイトな日々。その薬局に来ては、毎回決まったコンドームなどを大量購入していく売り専ボーイ・ハルキくん。実は大谷目当てで時間を合わせ買い物に来ていたが、ノンケの大谷には「ゴム大量購入=嫌味」にしか思えなかった…という具合ですれ違いの出会い。さてここからの展開については書かないでおこうと思います。ひとつ言えるのは、ラストまでハルキはSEXしたくてしょうがない、ということ(笑)♡ 描きおろしの、おそらく無意識ツンデレもサイコーでした。そりゃあ大谷も耐えられないよね。その翻弄しまくりハルキですが、いつもわりとキレイめな服装でリュックをきっちり肩にかけているのがキャラに妙にぴったりで可愛さ倍増。
■『オレとアイツの不可分事情』
イベントサークルで別々の大学から来ていたふたりの、思いがけずな再会LOVE。前半:大学時代再会編(攻め視点)、後半:親友だった高校時代の振り返り編(受け視点)の二部構成。高校時代が特によかったです。若いからきっと本能に従うしかないよね…気持ちはあとからついてくるはず。こちらもエッチしたくてしょうがないふたりでした。場所は遊園地。
■『悪戯なフェロモン』
匂いフェチ!天然の香り!短編ですがこれ大好きです。
ふたりともおそらく化粧品メーカーの会社員でしょうか。白衣を着ていて調香師と、助手のようにみえます。そして先輩×後輩。ふたりとも匂いには詳しく敏感でしょうが、それとは別に先輩はすごい匂いフェチ。あるとき、後輩からとんでもなく好きな匂いが発せられていることに気付いてしまい、以来そのことで頭がいっぱい!ムンムン、くんくん。健気な後輩は自分が臭いとは知らなくて「ごめんなさい」…なんて。いやぁ、Hシーンはパンツの上からめっちゃスンスンしてました!そしてプレイは・・・お楽しみに。