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tonde hi ni iru narsu no neko
健気でかわいいケモミミ受けを描かせたら右に出る者は居ない、と個人的に思っています。
3組の物の怪にまつわるオムニバスでしたが、どのお話もしっかりと読み応えがあります。
健気受け好きとしては、1組目と3組目がとても好みでした。
2組目は貞操観念のないビッチ受けでしたので、そういうものがお好きな方にも楽しんで頂けると思います。
1組目の受けは、純粋さを持ち合わせる健気受けです。
土蜘蛛であるハイド先生に糸で縛られながらおもちゃプレイされる猫又のナツがとてもえっちでかわいいです。
マタタビのせいて前後不覚になり気を失ってしまうのですが、
その後介抱しながら頭を撫でてくれるハイド先生の手を、猫として生きていた頃のご主人のものだと夢の中で思い込むナツの姿に、幸せな結末を願わずにはいられませんでした。
目を覚ましたときにびっくりしつつもハイド先生のシャツの裾を無意識に握ったままでいる赤面のナツが大層かわいく、健気な様子も滲み出ていて非常にお気に入りの場面です。
3組目の受けは、儚げな印象を受ける健気受けです。
2人は最初のお話から登場しており、本誌連載の頃からその仲を勘ぐっていましたので主役として出会えてとても嬉しかったです。
初めて類を見たときから受けキャラだといいなぁとずっと願っていたので、その通りになってくれたという個人的な思い入れもあります。
人間界で蔑ろにされていた元人間の類が幻世でギンさんと出会い、また、人間界での唯一の友達であった猫のおはぎと再会し、
おはぎにギンさんの文句を言いながらも少しずつギンさんの優しさに触れていき…という王道の流れではありますが、
だからこそ安心して読めましたし最後はとてもあたたかい気持ちになれました。
「僕にはギンさんがいるから」と本当に嬉しそうに言う類の笑顔がとてもかわいくて大好きです。
めっちゃ面白かった!3話構成になって収録されていました、全編通して同じ世界観で、友達や知り合いというようにリンクされてます。
全編に共通して言えるのが、メインの登場人物が全員セクシーいうか色っぽい!Hは多めかなぁ〜 多すぎるのは苦手だけど、苦になる事もなく楽しく読めましたよ。
1話目、土蜘蛛×ネコマタ 土蜘蛛がカッコいい!髪を上げてても下ろしてもカッコいい!
2話目、三本狐×ウワバミ 三本狐は眼鏡してても外してもいい!普段真面目なのにHの時に人格?が変わるのもいい!
3話目、黒猫×元人間 黒猫が色黒でワイルドな感じがいい!
攻めの事ばかりになってしまったけど、受けも勿論いいですよ、3話とも受けには可愛い色気がある感じ❤︎
1話と2話は楽しく読めて、3話はちょっとだけ可哀想な感じかなぁ ハッピーエンドですけどね❤︎個人的には3話目が一番好きです。
モノノケ!!
まぁ、モノノケじゃなくても可愛くて楽しいお話でした。
個人的にはやっぱりウワバミ君かな。
エッチでビッチ。おつむ緩そうなウワバミくん。
ここはひとつ人間とヤったりしたいじゃない☆下界にゴー☆
と思ったがなんと地味な男「ヤマダ」に阻止されてしまう。
ヤマダくそ野郎!なんて思ってたのもつかの間、
あれよあれよという間にヤマダの手のひらで~な下りがすごく可愛い。
実はすごいやつヤマダ。
実は絶倫ヤマダ。
実はドエスなヤマダ。
エロはしつこくエロエロでした。
アホなふりして実は心貧弱なウワバミも可愛かったです。萌
他2篇。
どちらも可愛くて好き。
ずっと評価が入らなかったのが、思った評価が入った!!
過去のも訂正に行ってみよ!
大好きなケモ耳モノ。
ただの動物じゃなくて妖怪ケモ耳は初かも。(ケモ耳って既にただの動物じゃないけど)
表紙の土蜘蛛×猫又
裏表紙の妖狐×ウワバミ
火車×人間
短編集でサラッと読みやすい。
好きなカプは
甘々な猫又チームかなぁ。
ビッチなウワバミもツンデレなとこが可愛いんだけど、ウワバミって妖怪なんだね。。
カバー外したとこのマスターとギンが良い。
表紙は猫のギンで重くてうなされるマスター。
裏表紙はヒトのギン。全裸なんだけどエロエロしいんじゃなくて、そこはかとなくエロい。
モノノケ達の世界・幻世を舞台にしたオムニバス。
「飛んで火に入る夏のネコ」
住むところもない新人記者のナツ(ネコマタ)は、官能小説家のハイド(土蜘蛛)宅にゴシップ狙いで家政婦として入りこむけれど、バレてしまい、小説のモデルとして性奴隷のように扱われ…オチも蜘蛛らしい!
エッチのとき、ネコマタの尻尾2本がビクビクしてたり、土蜘蛛の背中には蜘蛛の巣の刺青?があったり、人外設定を活かした絵がいいです。
頭をなでられ、かつてのご主人を思い出して気持ち良くなってるナツがかわいい。
「こちらが新世界の入り口です」
お役所勤務のおかたいヤマダと、ビッチなウワバミ(蛇)のレンジ。
ムカつくヤマダを惚れさせて捨ててやると目論むレンジは、薬を盛ってヤマダをモノにしようとするけれど、ヤマダは妖力の強い三本狐で…ミイラ取りがミイラにw
ビッチのレンジが豹変したヤマダにメロメロにされてます。
「宵闇と黒猫と僕の騎士」
これまでのカップルを見守ってきた黒髪バーマスターのお話。
命を狙われた資産家の息子・類が意識不明になって幻世に迷い込み、出会ったバーマスターのギンに仕事や生活の面倒をみてもらうことに。
子供の頃にかわいがっていた黒猫・おはぎとも再会し、類が幻世の暮らしに慣れた頃、ギンから人間界に戻るか幻世に留まるか選択を迫られ…
類を守り、人間界でもきっちり決着をつける黒猫はまさに騎士!
前2編は力のある攻めに受けが翻弄される話でテーマが似てる気がしましたが、3編目は純愛です。
フジマコさんは少ししか読んでないのですけど、中堅作家さんで固定ファンもそこそこいそうという認識です。けども、もーちょっと「漫画が」上手ければいいのになーと思ってしまいました。
キャラクターの絵柄そのものや、表情は良いなと思うんですが、人物の体形含むポージングや効果線、擬音の言葉や形の選び方、背景/具体的に言えば建物や石畳、グラスや灰皿といった小物、モロモロが古い少女漫画みたいだなと感じます。髪の毛の描き方もそうですね。好みと言われればそれまでなんですが、全体的に古臭く見えてしまうんですよね。
それと一番気になったのは、やたら俯瞰ゴマが多いこと。効果的でもないし、上手くもないのに何故これだけ俯瞰を多用するのか。これはコマ割り編集が得意でなく、ずっと横カットが続くとマンネリだからそろそろ俯瞰入れようかなと意味もなく思い込みで配置しているようにしか見えません。
そもそもシーンごとのコマ割りがちょっと気になる。必要なカットは足りないのに、不必要なカットを丁寧に描いていたりする。だから話が詰まったり間延びしたり、話の流れとして気持ちよく読めない。映画のカット割りなど見て参考にしたらいかがかと言いたくなる。
ついでに全部言っちゃいますが、コマに対する構図もそうとう甘いんですよ。寄りと引きのバランスが悪くて、ここはもっと寄っていいでしょうとか、もちろん逆も。カメラとして考えたらもうちょっと右パンしなさいや、とかね。ここら辺は元々持ってるセンスも必要かもしれませんが、意識して描くことで構図の勘を培う事は出来るはず。
BL業界って優秀な編集さんってあんまりいないの?こういうのって一緒になって(あるいは指摘して)良くなっていくものなんじゃないんでしょうか。出版業界に夢見過ぎ?