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chain the end
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
地方に出向してきたサラリーマン受けが、その地元の職員攻めと交流するようになる話です。
29歳の受けは、東京で責任ある仕事を任されていたのに、人手不足で急遽飛ばされ、なんで俺がこんな田舎に…と思っています。雪だらけで寒いし、コンビニはほとんどないし、大変な模様。
ちなみにゲイで、東京では複数セフレがいました。
一方攻めは、仕事のできる受けに憧れてて、ワンコっぽく懐いています。社交的で誰とでも打ち解けて話し、思ったことを素直に口に出せるタイプ。
ある日、受けが電話で本社の社員に「こんなとこで一生働く気なんてありませんから!」と怒鳴っていたら、それを攻めに聞かれてしまいます。本音を聞かれて気まずい受けだけど、攻めは何ら怒ったりせず、にこやかな様子。毒気を抜かれたようになり、だんだん攻めに対して心を開いていく受けです。
ゲイである受けの方が先に攻めを好きになって、東京には帰りたい、でも攻めのそばにもいたい、という葛藤が長く続きます。丁寧に心の動きは描かれているのですが、片想い状態が長くてやや焦れ焦れしました。攻めは高校を卒業して約5年、という年齢なので、29歳の受けとは6歳くらい離れているのかな? 学生に毛の生えたような、おっとりワンコな感じだったけど、くっついたあとはちょっと肉食というか、腹黒い部分が出てきて、最初のうさんくさい草食ワンコな時よりよっぽど良かったです。
同時収録の短編が一編。ちょっとデリカシーのない大学生と、その友達のおっとりイケメンの話でした。
くっつくところまでいかなかったのでどちらが攻めかはわかりませんが、おっとりイケメンはセフレもいるゲイで、デリカシーのない大学生に片想いをしているようです。
どこが良くて好きなのか分からなかったし、くっつかなかったし、中途半端に終わっていて萌えはなかったです。
評価としては、表題作が萌×2寄りの萌、同時収録が中立寄りの萌です。
ほんわかした落ち着いた感じの話、落ち着き過ぎて山場って感じる部分が無かったけど、当て馬が出てきてイライラする事も無かった、個人的には好きかな。攻めがとても素直で爽やかないい男、受けはちょっと捻くれてるけど時々素直な男。
絵は全体的にさっぱりしていて見やすかったです