わがままもキミのためならいくらでも

wagamama mo kimi no tamenara ikura demo

わがままもキミのためならいくらでも
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神39
  • 萌×243
  • 萌19
  • 中立3
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
13
得点
427
評価数
108
平均
4 / 5
神率
36.1%
著者
さねもり束 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS THE OMEGAVERSE PROJECT COMICS
発売日
価格
¥675(税抜)  
ISBN
9784865892024

あらすじ

どうしても、好きなんです

学年主席の堅物優等生
×
校内一の遊び人

プレイボーイが初めて知った一途な恋

初恋は、好きになってはいけない人。
美貌を武器に複数の男と遊びの関係を持つ井田(いだ)まひろ。
ある日、生真面目なクラスメイトの米谷(よねや)をからかうためにキスをする。
チャラ男と遊ぶことに慣れていたまひろは米谷のウブな反応が新鮮で面白いと感じる。
最初は興味本位で近づいたまひろだったが、少しずつ誠実な米谷の人柄に惹かれていく。
しかし米谷はエリート一家の長男で、庶民のまひろとは住む世界が違っていた…。
まっすぐな純愛に心が温まる男子校生の青春。

他、恋愛に対して臆病な学生がスーパーモテ男に翻弄される『凍てつく光線』も収録。

表題作わがままもキミのためならいくらでも

中学3年生~高校~大学生,優等生のα
中学3年生~高校~大学生,遊び人のΩ

同時収録作品凍てつく光線 前編・後編

高校2年生~20歳,スーパーモテ男
高校2年生~20歳,恋に臆病なΩ

その他の収録作品

  • 愛しさはキミを想えばいくらでも(描き下ろし)
  • 重なる光線(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数13

少女漫画オメガバース

2CP収録。両方とも少女漫画っぽいストーリー・演出で印象的なシーンが多かったです!
インタビューで担当編集が語るようにキャラクターの表情がとにかく可愛い。

表題作の受けが攻めに嫌われたくない一心でぐるぐる悩んだり、中盤以降はいじらしい接し方をしていたのがめちゃくちゃ可愛かった〜!
攻めも中学生のころはヘタレだったのに、だんだん良い身体になったりスパダリっぽくなっていく片鱗が見えてニヤニヤしました。

カップルの何気ないやりとりで萌えさせてくれます。
お話は特に大きな出来事が起こるわけでもなく、私も別にこの話はオメガバースでなくても良かったかなと思います。
少女漫画っぽい甘いときめきに満ちたBLが読みたい時にオススメ。

6

一途で純愛です

オメガバースものです。初コミックスらしいですが、とてもよかったです。
まず表紙が美しい。中の絵も綺麗です。表紙のように泣きシーンは多々ありますが、ハピエン、一途な純愛ものです。


アルファの米谷とオメガのまひろ
2人の出会いは中学。
中学の時、顔が綺麗でモテモテのオメガのまひろは発情期が来たらどうなるのかと怯えつつ、不自由になる前にと、奔放に遊んでます。アルファにしては地味な米谷がまひろに好意を持ってることをしり、からかいがてらキスをします。その時の米谷の初々しい反応に興味をもち、同じ高校を受験だから勉強を教えてともちかけ、段々仲良くなっていきます。

いつしかまひろは米谷なしではいれなくなります。発情期がきたら?身分が違うけどどうなる?一緒にいれるのか、など悩むまひろと、まひろを大好きな米谷の純愛です。
中学の時、ビッチ設定なまひろですが、そうだった事がきにならないくらい、米谷に一途だしなかなか純粋なこで健気で、もう、かわいいんです。きゅんきゅんでした。米谷と出会い初めて人を特別に思える気持ちを米谷にもちます。
米谷もアルファにしては冴えない設定ですが高校生になって男前さがでてきます。(あれは将来スパダリになる!)これまた誠実で一途。もう、、一途同士できゅんきゅんでした。
嫌な人物はまひろにチクリと意地悪な発言した米谷の母くらいかな。あとはいません。

もう一つお話が入ってます。米谷の特進クラスの同級生モテモテなアルファのとうじもりとまひろの普通科同級生オメガのなっちゃん
こちらも純愛です。2人の初エッチシーンが付き合って3年後です。苦節3年。とうじもりよく頑張ったな。愛です。

まひろとなっちゃん2人のオメガはきっと大事にされるんだろうな。いい人に出会えてよかった。としみじみ。もっと先もみたかったですけど。あと、うなじ噛むシーンがあったらもっと満足でした。

バースものとしては薄いかな?うなじを噛むくだりやら運命の番云々の話はでてこないから。
やっぱりうなじ噛むとこまでみたかったな。みてるこちらも、これで他の人に襲われる心配ないなと安心できるから。

コテコテで発情エロエロなオメガバースものを見たい方には物足りないと思います。
が、一途、純愛でとてもいいお話で私はかなり好きでした。

5

きゅんきゅん少女マンガ展開

オメガバースです。
オメガバースと言うと衝撃的な展開とか、痛い出来事とか、そういうダーク系の作品の方が主流な気がしますが、こちらの本は王道少女マンガのような作品でした。アルファ攻め×オメガ受けなのですが、アルファの家族に冷たくされる展開なんてまんま少女マンガの身分差ものみたいでした。
それがダメというわけでは全くなく、こんなアップ系のオメガバースもいいな、という印象でした。

表題作。中学時代、可愛い容姿から人気者だったオメガの受けは、アルファなのにあまりイケてない攻めが自分のことを好きだと知り、ちょっかいをかけるように。同じ高校を目指していると知り、やがて勉強を教えてもらうようになります。
そして無事進学。セフレとして付き合ってやるよ、と受けが上から言って、付き合いは続きます。でもお家デート中、受けに初めての発情期が訪れ、オメガの発情期に逆らえないアルファのヒート(突発的発情期)が起こります。
ヒートいいなヒート。アルファ×オメガのカプにはこれがないとね、と思います。理性のない状態でエッチしてしまい、受けも攻めもショックを受けますが、仲違いというほどの仲違いもなかったし、仲直りのときの受けが可愛くてきゅんきゅんしました。あとは危機は親バレの時くらいで、それ以外はひたすら微笑ましいほんわかな2人でした。

同時収録作は、表題作に脇役として出てきていたキャラ同士の、これまた可愛らしいお話でした。
イケメンモテ男のアルファ攻め、ツンデレで奥手なオメガ受け。相手を取っ替え引っ替えの噂のある攻めになぜか迫られ、付きまとわれるので、「1週間で受けが攻めを好きにならなければもうつきまとわない」と期限を切って友達付き合いを始めた2人の話です。
こちらはあまりオメガバース設定関係ない感じで、余計に少女マンガっぽかった。もうちょっとアルファ×オメガらしい描写があったら良かったな。でも可愛い話ではありました。

評価は表題作が神に近い萌×2、同時収録作が普通の萌×2です。

6

以外にピュア

オメガバース目的で買ったがために
最終的に、オメガバースでなくても良かったんじゃ・・
という感想が先に立ってしまいましたが、
可愛いお話しでした。
ビッチでアホな子は盲目なほど一途で堅物の男につかまればいい!

お話の方はといいますと、
発情期が始まらないのをいいことに遊びまくってる
Ωな受が一途なマジメくんに面白半分に声をかけたら
冗談じゃおわらなくなってさぁ大変!?

高校生かと思いきや中学生なのね。
さわやかにビッチをひけらかしているのだけれど
その表現がライトすぎてなんだか現実味がない。
α・Ωな世界感だからかあんまり倫理観とかないのか否か。
そんなさなか、「あいつお前の事好きだろ」から始まった
優等生との関係。αなのに純粋ピュア。
傲慢なイメージのαとは一歩ちがった存在。
キス一つに頬を赤らめて。。。刺激を求める遊びにはもってこい
とおもっていた受が、あまりにまっすぐな攻にノックアウトされてしまうところが可愛い。
攻の母のひとことでボロボロ泣いちゃうところとか。
あんなにビッチでへらへらしてたものが
こんなに可愛くなってしまうのかと思うとまたw
経験積んでこなれていく攻もまた面白かったです。
読後は冒頭に書いた通り。
初めての発情期で暴走する攻は良かったのですが
正直あと一歩。エチシーンの描き方がちょっと薄いので
そこがもう少しレベルアップするともっと見ごたえのある
作品になる気がいたしました(応援w

後半は、前半戦で受にちょっかいかけていたナンパ君攻。
男前でプレイボーイ。
付き合ってもすぐに別れてしまう。
誰もが知っている色男。
そんな男に口説かれたって信用できるかくそ野郎っ!
なお話しなのでありまが、実は実わな
攻が受を好きになった理由が意外にピュアで萌えた。
前半の作品もそうですが、遊びまくってる男が一人にとらわれるって
設定がなんとも萌です。
逆に一人に固執している男が複数にっていうのも好きではあるのですがw

4

可愛いオメガバース

ちるちるインタビューの時から気になっていた作品です。
他のオメガバース作品もいくつか読んでますが、この作品は可愛らしくて、オメガバース要素はちょっと薄めかな?と思います。
でもとにかく絵やキャラが可愛くて個人的にはイチコロでした( ˊᵕˋ )♪

ストーリーは学生もの。
まだ発情期のこないΩのまひろは、それを良いことに遊び中。そんなまひろに熱い視線を送るのは真面目そうなαの米谷。
まひろは面白半分に「俺のこと好きなの?」と米谷に声をかけてキスしちゃいます。
米谷のウブな反応が可愛くて、それからも勉強を教えてもらったりと関わりが増えて…。
段々米谷との仲も深まっていくものの、Ωの自分とαの米谷の違いに気づいて…。

真面目なのが伝わってくる米谷のウブな反応が可愛いし、始めはチャラそうだったまひろがどんどん可愛くなってくのが良かったです( ˊᵕˋ )♡
軽い気持ちで近づいたのに、どんどん米谷のことを好きになっちゃって…でもαとΩの違いに悩んで、米谷のことが好きと泣きながら言うとこなんて可愛すぎる〜
恋人になってからのストーリーがあったのも良かったです。どっちも相手のことが好き好きなのがキュンキュンしました。

表題作が4話分で、残り2話分はまひろの友達Ωの那月と米谷のクラスメートαの當寺森のストーリーでした。臆病で恥ずかしがり屋のなっちゃんを遊び人當時森がストレートに口説いてきます。こちらも可愛い2人でした。

オメガバースとしては、種別差で悩むものの、発情期やヒート要素はそこまで深くなく、甘くて可愛らしい印象の1冊だと思います。
個人的にオメガバースとしてというより普通に可愛くて好き。ちょっと切ないとこもあって、泣き顔やキャラクターが可愛くて、何より純粋なピュアさが可愛かったです♡
今回が初コミックスということで今後の活躍も楽しみな作者さんです♪

電子の修正は白いです…(._.)カバー下はおそらくなくて裏表紙はありです。

4

甘々なオメガバース物

絵がキレイですね。表紙もキレイで凝ってます。
初読みの作家さんです。オメガバース物だったんですね。

『わがままもキミのためならいくらでも』
甘いですね!米谷がまひろを大好きで、まひろが米谷をからかってもうぶな反応で。
まひろが飽きるまではセフレということでしたが、まひろは米谷がいなくちゃダメなくらい好きになっちゃって。

Ωのまひろは米谷に相応しくなくいつまでも一緒にいられない切なさもあり、それを二人で乗り越える絆の強さもあり。米谷がまひろを離さず、まひろも 米谷を諦めず良かったです。
まひろはいつもいっぱい泣きましたねえ。
どれだけ好きなの~?というくらい甘々でした。キュンときました。
指輪の代わりにマジックで指に書くところとか可愛かったなあ。

『凍てつく光線』
こちらもΩとαのお話ですね。まひろの友達なっちゃんと當寺森カップルです。
遊び人の當寺森から付き合ってと言われて面倒で1週間だけならとそれでも好きにならなかったら二度と顔を見せるなと。なかなか強気ななっちゃんですね。
こちらも甘々で當寺森の彼氏力たるや。なっちゃんも段々気持ちが傾いて。
一波乱ありましたが晴れて両思いに!
しかし當寺森がなっちゃんを好きになった理由がベタですね。αだからこそなんですかね。

巻末の短編では三年たってようやく結ばれる二人でした。當寺森を安心させてあげてね。

二組とも大学生になってもまだ番にはならないんですね。結婚みたいに適齢期とか社会人になったらとか節目があるのかな?

1

可愛い〜オメガバ

久しぶりに、再読〜。
すっかり、内容を半分くらい忘れてたわ。

2人の出会いは、中学。
そこから大学生までの大体6~7年間のストーリーかな。
幼さなかった米谷が、どんどん作中で気持ちも身体も〜成長して行く様子が丁寧に描かれている。
一方、まひろも遊んではいるものの〜Ω性に対しての格差やヒートに入った時の日常への不安を抱えて生活している。性に奔放なのは〜それが、原因。
しかし、米谷と出会った事で葛藤はあるものの、少しづつ解放されて行く様子に〜萌える!
結局、最初から最後まで〜ラブラブな2人なのよね。

しかし、番になるまで読みたかった!

もう1つの、短編も面白かった。

0

テーマを伝える装丁の素晴らしさ!内容は可愛らしいラブストーリー。

装丁が素晴らしい…!ぜひ紙の本を手に取っていただきたい一冊です。
表紙の男の子(主人公のまひろくん)の瞳と涙がホログラム加工されていてキラキラなんです…!彼の涙がこの漫画の良さの8割を占めていると言っても良い内容なので、本当にこのカバーデザインは神がかってると思います。
最近の漫画はカバーデザインが凝っていて、電子コミックが普及する中、"紙の良さ"を十二分に活かしたものも出てきていて…紙漫画の新しい未来を感じさせますね。
バンドデシネみたいに、一冊¥1,000を越えても良いので、カバーだけでなく全ページ紙ならではの質感などにこだわった漫画が出てくるといいなと思う今日この頃です。


漫画の内容は、可愛らしい少女漫画のようなラブストーリー。エロ多めなのはBLらしい、オメガバースらしい要素ではありますが、基本的にはほのぼのとした甘酸っぱい若者の恋のお話です。

主人公の男の子はちょっとビッチな…というキャラ付けですが、その設定はあまり活きていない笑…というか普通に一途で純情な可愛らしい子です。
攻めの米谷くんは、聖人君主の如き良い子で、ヘタレ・地味って設定のようですが、その設定も活きていません笑 普通にカッコいい良い子です。

話だけをみると、オメガバースの世界観・各キャラクターの性格などの設定全てがぼんやりしていて、今ひとつ盛り上がりに欠けて引き込まれないな…と思ってしまうのですが…

まひろくんの泣き顔だけは、物凄い印象に残りました。
泣き顔がすんごい上手な作者さんなんです…というか、絵が…表情がすごくお上手で…。
また、まひろくんが毎話のように泣くんですよ…。
それを見ていたらささくれ立ったオバさんの心は癒されました…こんな、ピュアな涙を恋愛で流したことなんか…もう何年もないですよ…。
ただただ、この良い子×良い子のカップルが恋に一生懸命になっている姿を見守りたい…という気持ちにさせられました…。

正直、ストーリーはとても薄いですが、
可愛い子の涙に癒されたい方にオススメです。
あとは、装丁フェチの方へ…ぜひオススメしたいです。

こちらがデビュー作とのことで、これだけ絵に説得力があるならば、お話が深〜いものになればとてつもない神作品になると思います。2冊目も出ているようなのでそちらも読んで見たいです。今後の活動に注目してゆきたいと思います。

3

あまあまな青春ラブストーリー

表題作「わがままもキミのためならいくらでも」は、儚い青春系BL。
中学から高校までの2人が恋をして、付き合って、そして第二性(攻の親やヒート)に翻弄される。
装丁の美しさのとおり、透き通った純水のような、最後はハッピーエンドな物語。

基本、甘々だけど、最後の方で米谷(攻)の親に言われた一言でまひろ(受)が悶々と悩んで攻を避ける。
それでも、米谷は諦めない。彼の心は最初からずっと一途で真っ直ぐ。
「まひろの我儘なら全部ききたい」と、まひろをどんなときも最優先に考えてあげている。
ワンコ系彼氏にして、スパダリな優等生。常にまひろに「かわいい、かわいい」言ってて受のこと大好き。
まひろは初めて好きになった男に嫌われたくないけど、基本性質ニャンコだからついつい我儘言っちゃうのね。でも、そのあとに「嫌われてないかな…?」ってなるの。かわいいかよ。

ラブラブであまあま、包容力ありまくるワンコ系攻と、わがままなニャンコだけど攻が大好きな受の青春ラブストーリー。

同時収録作品は50ページ程。
まひろの同級生であるΩの那月が主人公。本編でまひろをナンパしてきた男が攻。
同じ世界線で、メインCPも作中に登場する。スピンオフってやつかな?
こっちも青春ラブストーリーって感じで、丸々一冊甘酸っぱいんだぜ…。

2

ほどよいオメガ

オメガバースと言うものは、聞いたことも読んだこともあったのですが漠然としか理解してなかったので、冒頭の解説ページをじっくり読んでから本編に取りかかりました。

が、結果としては他のレビューアーさんも書かれているように、そこまでどっぷりと言うほどのオメガバース作品じゃないのかもしれません。と言うのも、私があまりオメガバースは萌えないのと、何となく抵抗があったのですが、この作品はそれほど抵抗なく読めたんです。身分差みたいなものがあって、切ない恋の展開はあるものの、男同士と言う偏見がなくて、秘密の恋とか、禁断の恋的なドキドキが少ないのも重くなりすぎなくて良かったのかな。オメガバース初心者には取っつきやすい作品かなと思います。

絵もきれいで、キャラも特徴があってよかったのですが、二組目の受けの子が告白するときの表情が女の子にしか見えなかったのは、少し残念です。もう少し少年ぽさを加えてほしかったかな。

1

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う