条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
flat
攻めがMで受けがS
しかも年下攻め、女王様受け
いろいろ要素が混在してるのに、散らかってなくてキャラクターもブレない
読みやすくて、面白かったです
絵もキレイで、ストーリーも良かった‼︎
なのに、残らない‥
あっさりしすぎてる、というのか面白いのにガツンとこないというか
エッチなシーンもふんだんにあって
いやらしい描写もたくさんあるのに
もったいない
感情移入出来ないからかな
攻めが可愛いらしい年下ワンコで潜在的なMって設定を詰め込みすぎてるのかな
自分の中で回収しきれない作品でした
明るい変態って感じのお話です。
SM主軸のプレイなのですが、
攻めがMで受けがSなのが斬新で良かったです。
憧れの音大講師・弓近に惹かれて告白するも玉砕した弦。
弦の叔父・響史郎と弓近がSMパートナーだと知り、
弦は、自分もパートナーにしてくれと懇願し、
なんとかプレイパートナーとして認められていく。
弦が明るくポジティブな性格で、
弓近のおかげで自分の性壁に気付きますが前向きです(笑)
全く色気のなかったチェロの音にも感情が生まれ、
チェリストとしても成長していくのも良かったです。
弦に弓近を取られそうになって焦った叔父が暴走するのですが、
けっこうなサイコパス状態です…
自分のことしか考えていない叔父さんが愚かであり、
弦に一括された姿は哀れでした。
ワンコのような弦に心を溶かされ、
恋愛や音楽にも前向きになった弓近は表情が明るくなりました。
結果的に互いを高め合い成長することができ、
尚且つプレイの相性も抜群となれば言うことなしですよね!
結構ちゃんとSMしてるのですが、全然嫌じゃなかったです。
叔父さんが野外で突然ハーネス状態を晒した時は、
少し笑ってしまいましたが…
作家さん買いだったのですが、SMというテーマになんだかコレジャナイ感。
どうもこう……SMというには中途半端な感じがあって、
なんだろうなぁと思っていたのですが、
私は、受けがSというところに違和感を感じていたようで。
これは私の個人的な好き嫌いなので、
大丈夫な方には充分萌なのだと思いますが、私はダメでした。
そう、受けがSだからダメなんじゃなくて、
攻めがMなのがダメなんだ!
そこがモヤモヤの原因!
それと、SってMに凄く気を使って、Mにご奉仕する側だと思っているので、
その辺もSMモノとして物足りなさを感じる。
先の方が書いていらっしゃるように、
オオヒラさんが優しすぎるのね、と。
弦の叔父さんの響史郎も、なんだか中途半端。
格好いいんだか、ただのダメオヤジなんだか……
後半の弓近との絡みが非常にカッコ悪くて残念。
もっといい男に描いてくれたらさっぱりしていて良かったかも……
色々扉を開いて、弦がチェリストとして開花していく過程は面白かったので、
辛うじて「中立」!
SMの魅力が全然伝わってこなかった。
こんな精神的になよなよ弱いS?キツイ言葉も取り繕った感じでただツンツンしてるだけでは?!ちょっと無理があったのではないでしょうか・・・。
Mの響史郎と弦の違いが明らかにされていたのは凄くよくて、
直接自分の欲望を満たそうとするMと、相手に従うことにより欲望を満たすMとの差が 面白かったです。
一冊で2種類のMが堪能できました。
でも、響史郎はMかなぁ~(笑)
作家買いしているお一人ですが、
今回は色々設定に無理があったように思います。
オオヒラヨウさんがきっと優しい方なんだろうな~。
pixivコミックで1話を読んで、公園で目撃されてSM関係が甥(生徒)にバレても、あっけらかんしてる叔父さんと講師が清々しくて、主人公の講師への片思いと三角関係がどうなるのか気になって、続きが読みたくて仕方がなかった!
音大生の弦は、講師の弓近に思い余って告白するけれどアッサリ振られてしまう。なんとか友達から近づこうと頑張っているところ、指揮者の叔父と弓近が公園でキスしてるのを目撃!
じつは叔父はMで、弓近がSMのパートナーだと判明するけれど、弦はめげずに弓近に「SMのパートナーにして欲しい」と迫る。
弓近はSなのに、Mとして扱われ捨てられた過去があり、もう恋はしないと影を背負っているけれど、男に恋しても、振られても、叔父さんとの関係を知っても、自分にM気質があると気づいても、悩まず前に進んでいく弦の明るさが作品全体をコミカルに引っ張っています。
Mには、己の快楽を追求するタイプと、奉仕や要求にこたえる事を喜びとするタイプがいるというのになるほどと思いました。叔父さんは前者で、弦は後者。
弓近が、弦の一途さにだんだん絆され、惹かれていくのがわかります。
そして弓近との距離が近づくにつれて、弦のチェロの音も変わっていきます。
ムチで叩かれたり、道具を使ったりはしてますが、ハードなSM描写はほとんどないので、痛々しくはないと思います。
年下ワンコ攻め(タレ目)×クール美人って王道な組合せですが、受けがSで攻めがMって逆転関係が二人の関係をおもしろくさせてます。タレ目の上目使いでおねだりする攻めがかわいい!エッチの主導権が受けにあるのも良いです!
あまあまコミカルでおもしろかったー!
SMものって、初めて読んだのですが、私が想像していた通りの正統派なSMものでした。
Sの受けであるフサカ先生は色々あってのSでしたが、弾正くんは、今思えば…と小さい頃からのあれこれに合点が行くと言うMを自覚したばかりの人。なるほど、そんな風に考えて結論が出るんだぁと今更ながらいろんな性癖の人がいることに驚きますね。
物語そのものもキャラの設定がそれぞれ良くできていて、SMだけではなく、音楽家としての才能も開花させていく先生と生徒という設定も良かったです。憧れていた叔父さんとライバルと言うか、間接的に関わっているというのも複雑だし、いろんな意味で衝撃的な設定でしたが、そこに愛があると言うこと、合意の上だと言うことでそれほど嫌悪感なく読めました。
素敵な叔父様が最後の方で焦ってみっともないことをするところはちょっとガッカリでした。昔で言えばロマンスグレーの素敵な叔父様なので出来れば最後まで大人の余裕で退いてほしかったですね。
チェロを学ぶ音大生の弦(攻め)は、叔父が教授を務める音大で、昔コンテストで一度だけ会ったことのある弓近(受け)という講師に出会う。憧れの存在に再会できて、嬉しさのあまり告白するも撃沈、友達になってくれと頼んでようやくOKをもらえたが、それで喜んでいたのもつかの間、実は弓近がSで、弦の叔父である響史郎とSM上のパートナーだということが判明して…。
SMものです。攻めがMで受けがS、という珍しいパターンです。(SMものだということは本の帯や表紙、裏表紙からもわかるので、核心的なネタバレではないと判断しました)
ワンコな攻めが可愛くて、SMとはいってもなかなか爽やかな雰囲気でした。ファーストプレイでバラムチが出てきたのでちょっと引きましたが、痛さを味わわせる系のプレイよりは焦らしプレイが主だったので、あまり痛そうなのが得意でない私でも楽しく読めました。
ただ、ワンコで可愛い攻めと比べて、受けがあまり好きなタイプじゃなかったです。卑屈なMはいいけど、卑屈なドSって萌えなかったなぁ…。
あと、受け攻めよりも、攻めの叔父の響史郎氏がすごいインパクトでした。ビジュアルがすごく好みだったのですが、イケメンダンディな世界的指揮者にしてドM、だという強烈なキャラでした。全部叔父さんに持って行かれたような感じがします。
オオヒラヨウさん、デビュー10周年ということで、
おめでとうございます (≧▽≦)♪
10周年記念のコチラの本は、
SM風ラブコメながら、とてもオオヒラヨウさんらしい1冊でした。
舞台は音大。
その音大の学生で、有名な指揮者を叔父にもつ、
小さい時から音楽に接してきたチェロ奏者が、攻め(表紙右)。
チェロの腕前は、ヘタじゃないけど表現力がかなりイマイチ。
それが受けへの恋心や嫉妬、Mな自分を意識することによって、
開花していくのも面白くて見どころです。
対する受けは、その音大で講師をしている同じくチェロ奏者(表紙左)。
一見、普通で優しい感じなのに、
実はSで、エッチでは強気な女王様キャラです。
小さい頃、攻めが初めてのコンクールで緊張していた時に、
受けに優しい言葉をかけてもらったことがあり、
そんな受けと大学で再会して、攻めの恋心は膨らんでいきます。
だけど、告白しても玉砕、
おまけに、憧れの指揮者の叔父と受けは、
夜の公園でSMプレイをするような仲だと知って、大ショック!
それでも前向きなワンコな攻めは、
自分も受けのSMのパートナーにしてもらおうと奮闘し~~……
拘束・ムチ・ギャクボールも出てきますし、
攻めの後ろにディルドが入れられたりもするんですが、
SMエッチの時は比較的サラッとした描かれ方なので、
(気持ちが通い合った後のエッチは、ノーマル&軽めなSM風)
SM描写を期待して読むとちょっとガッカリしてしまうかも。
三角関係モノでもあるこの作品は、
受けのSMパートナーだった攻めの叔父は最初だけではなく、
後半まで絡んできて、叔父には奥さんもいるし、
よく考えたら結構ドロドロ要素満載なのに、
叔父×受けはSMプレイはしていても挿入までは描かれてないので、
重苦しさはあまり感じません。
攻めの素直で真っ直ぐなワンコぶりが際立っていて、
SMでも三角関係でも、ホッコリとまとめあげられているのが、
さすがオオヒラヨウさん作品~という感じです。
頼りなさげな攻めが、
叔父に物怖じせずに正論をぶつける後半のシーンでは、
受けの幸せを願う強い気持ちが感じられて、心があたたかくなりました。
人によっては物足りなく感じるかもしれないですが、
どんな作品でも癒し効果があるなんてとてもステキな個性、
これからもオオヒラ節を大いに発揮して頑張ってほしいです。
萌え×2寄りです☆☆
単行本化にあたりカタカナで開かれたタイトルに
なったとの事ですが、その機縁が物語の旨味を
更に深めた様な気が致します。
普段の評者ならSMと言う設定に関しては余り食指を
動かさず、割に薄眼で読みつつ外堀から何とか埋めて
お茶を濁しているのですが、この作品はしっかりと
味わう事が出来ました。
それは何故かと言いますと、作品のタイトル通りの関係も
また成立していたからです。どう言う所が、とまで
踏み込むとネタバレになりますのでここまでにしますが、
この作者さんの他の作品を読まれている方なら
何となくお察しになる筈です。
美味しゅうございました。