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junjo sunny days
表題作は、終電の駅でよく顔をあわせるサラリーマンと大学生が、ひょんなことから知り合い、仲良くなる話です。
毎日残業で終電続きのサラリーマン、樹(攻め)。顔だけは知っていた学生が、持っていた荷物をぶちまけてしまったのを助けてやったことから話を交わすようになります。
ある晩、その学生・彰(受け)が駅で酔っ払って寝ていて、仕方なく自宅に連れて帰ります。わけを聞くと、同棲していた彼氏と別れて飛び出してきたと言うので、しばらくここに住んでもいいよ、と同居することに。
攻めがいい人でした。名前も知らない相手を連れて帰り、ノンケなのにゲイだという受けを住まわせてやるとか。まあ、結構早い時点で受けのことを好きになってるので、自分ではきづいてないながらもすでに惹かれていた、という感じかもしれません。
絵柄が可愛かったです。でもサラリーマンも学生に見えるような絵柄でした。
上記の攻めの同僚2人が主役のスピンオフも載っていました。気のいい大らかなノンケ先輩×クーデレ気味の後輩というサラリーマンカプです。
ありがちではありましたが、こちらも可愛いお話でした。
あともう一作別の話が載っていましたが、こちらはイマイチよくわからない話でした。大学生×大学内のカフェのシェフ、というカップリングの作品なのですが、これは何か他の本にでも載っていた作品のスピンオフなのかな? やたらと受けの家族がたくさん出てきて、父だの兄だの弟だのが紹介されているので、長編マンガの導入部を読んでいるような印象でした。
やたら持って回った家族の説明から入った割には、受けと攻めのエッチもなくあっさり終了して、何だったのかなと思いました。
表題作からのスピンオフ。ノンケのリーマン × 可愛い大学生と、そのリーマンの先輩 × 後輩、といった2組の恋模様を描いた中編です。
ノンケのリーマン、樹さんに恋い焦がれた大学生の彰。諦めなくちゃ、と思いながらも、樹さんの優しさに惹かれてしまう。一方で樹の方でも、可愛い彰くんに惹かれて行って。一緒に居たいと強く感じるように…。どちらかというと、 彰くんの方が一線を越えることに悩みます。樹さん、大人なだけあって、そこんとこは意外にも柔軟。むしろ、彰くんをぞんざいに扱って来たであろう元カレに闘志を燃やすほどに、彰くんに欲情もしていて。ノンケに恋するのは怖い、という気持ちは、樹さんの会社の後輩、鳴瀬の方が重いかな。それをしっかり受け止める市原先輩も男前です。
彰くんは、社会人としての樹さんを想って、自分たちが付き合ってることを隠そうと…一応その意識はあるみたいなんですが、ダダ漏れ過ぎて、先輩たちにバレバレっていう。そのラブラブっぷりに当てられて、背中を押されたのかもしれません。なので、描き下ろしも先輩たちのラブラブその後。
えー⁈ 樹さんたちのバカップルぷりをもっと見たかったよ!
同時収録は、表題作のキャラクターたちとは全く関係の無い、大学生 × 大学のカフェテリアのシェフの恋。シェフのバースデーまでを描いたショートストーリー。特に山も谷もオチも無いかな。
表題作がとにかく可愛いので、それを引っ張って欲しかったです。
リーマンと大学生ものです。
大学生の彰が元カレがいたり、経験ありなのに、キスをしてもらったことがないと言うのがなんとも悲しくて、樹じゃないけど、一発殴っていいですか?と言う気持ちになりました。
そんな最低な男と付き合っていた彰がノンケだけど優しい樹と徐々にひかれあって、両想いになれて本当によかったよかった。
個人的にはこの樹の会社の先輩と後輩のお話が好きでした。素直じゃない鳴瀬がすごくいいっ!最初は樹さんの事を好きなのかと彰も勘違いしてしまうのですが、実はいつも塩対応をしている市原のことが…。
どちらもノンケとゲイのお話で、ゲイの子は自分が男の人しか好きになれないと言うことを引け目に感じていたり、隠さなきゃと思っていたりするので、たまに見え隠れする悲しさがぐっと来ます。