発酵青年

hakkouseinen

発酵青年
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×219
  • 萌10
  • 中立2
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
8
得点
143
評価数
41
平均
3.6 / 5
神率
17.1%
著者
友江ふみ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
価格
¥629(税抜)  
ISBN
9784799729489

あらすじ

礼二には大いなる野望があった。
BL本に囲まれて腐男子生活を満喫したい! と。
そして大学入学と同時に夢の一人暮らしをスタートした礼二に「俺も腐男子だよ」と1コ上の矢ケ崎先輩が近づいてくる。
初めて見つけた同志に礼二は浮かれるが、それはプレイボーイ・矢ケ崎が礼二を釣るための嘘で…!?

表題作発酵青年

大学2年生,書店の息子
腐男子の大学1年生

その他の収録作品

  • 番外編
  • 発酵青年 その後
  • カバー下表紙1【表】~4【裏】:服について(漫画)

レビュー投稿数8

可愛い受が好きな方に!

可愛くて癒される作品。
腐男子の礼二は、大学生になり一人暮らしを始める。それは腐男子生活を家族にコソコソせずに満喫したいから。BL本が買える本屋も近い。そんな夢の生活を始めた礼二だが、大学で出会った矢ヶ崎先輩は、本屋の息子だった。腐男子がバレたと焦る礼二に、「俺も腐男子だよ」と近づいてきて。。。

全てを信じ込み疑わない礼二の可愛さにクラクラきました。矢ヶ崎は何やら裏があるとは思ってましたが、そこに乗り出してきた礼二姉や、隠れ腐女子のジョウ先輩やマリー先輩がいい仕事をしている!
BLに女子はいらないと思うこともありますが、この作品では同じ腐女子として見るからか嫌みなく受け入れられます。
矢ヶ崎のクズ攻めっぷり。礼二がこれだけ可愛ければ致し方ないと、矢ヶ崎目線で見てしまいました。礼二を泣かしてしまったことで、自分の気持ちを抑えた矢ヶ崎。そのことで何か心にモヤモヤを感じ、それが矢ヶ崎を信じたい気持ちと気付いた礼二が、告白する場面もマシュマロみたいに甘々で可愛かったぁ!(本屋のレジでか!と言うツッコミは入れたくなりましたが)

あと、萌ポイントは礼二の部屋着!
なに?!この可愛さは!と思ったら、カバー下表紙にちゃんと描かれていました。

どのページも可愛くて、可愛いしか言えてないレビューですが、可愛い受が好きな方にオススメの作品です。

0

ヤリ捨て野郎くんの本気の恋

1冊丸々、表題作です。
『ハメチンポイ捨て野郎』と評判の大学の先輩と、ピュアピュアな腐男子後輩くんの、可愛い可愛いラブストーリーでした。

この先輩が、酷いプレイボーイ設定で、後輩の礼二に近付くのに仲間だと嘘をついたり、腐男子同士ではよくやることだと嘘をついてキスを習慣化したりしてるけど、実は前から片思いしてたとか浮気はしてなかったりとかで、それほど酷い男じゃなかったので良かったです。
それどころか、今までの行いのせいで、礼二が離れそうになった時のヘタレぶりや焦燥ぶりにキュンキュンしました。おまけに、礼二に惚れてからの一途さは、とても好感が持てました。

そして、ピュアピュア過ぎて何でも信じちゃう礼二が、庇護欲をそそられて可愛くて悶えます。
先輩の罠にどんどんハマっていくのが心配になるほどだったけど、お姉ちゃんに反発してまで貫いた先輩への想いに萌えました。

礼二の姉のブラコンぶりがちょっとイラッときたけど、先輩の本気の想いが分かってのハッピーエンドだったから良かったです。
腐女子あるあるみたいな場面も楽しかったし。

両思い後のイチャイチャをもうちょっと読みたかったけど、カバー下の話まで可愛い可愛いお話で、読後感がとても良くて満足です。

10

腐女子も腐男子も(◜ᴗ◝ )

腐男子が主人公のBLって割とあるけど、その中でもこれはその設定をすごく楽しく使ってるなぁと思いました。
主人公の周りの腐女子達がいい味出してて、私もその中に入ってうんうん!って会話に参加したくなりました笑
腐男子目線からも腐女子目線からも見てる感じが面白い!わたしは腐仲間とかいないし、誰にも秘密にして生きているので、主人公の環境に羨ましくあり楽しそう〜と思って読みました。

ただひとつ思ったのは、あんなに悩んで遠ざけていた2人の恋が最後あっさり告白→ハッピーエンドになってたのはびっくり。なんかページ足りなかったのかな?ってくらい急に幸せになっちゃってたな〜
もっと主人公が悩んでいた気持ちを打ち明けた丁寧な告白シーンのほうが良かったかも。。?
(あと同じくえっちシーンも、そこに至るまではまあまあ丁寧なのに、行為自体はあっさり描かれてます)

最後の作者さんの 腐女子登場人物のプロフィールが何気に面白い!すごいちゃんと設定してる〜
私もジョウと同じく生モノはだめなんだよね。腐女子でも趣味嗜好いろいろで奥が深い…

0

もっと読みたい・・・!

まず、設定がめちゃくちゃ好きです。

腐男子くんが大学のセンパイに腐バレしてそれを言いふらされないように口止めしなきゃ!となったらセンパイから「俺もだから友達になろう」と言われて地獄から天国なんですが、実はセンパイは腐ってはおらず、ただ彼を狙っていただけという・・・_(:3 」∠)_BLあるある?

センパイに唆されてBLマンガ再現時に受ちゃんのおねえちゃん(腐)に見つかってしまった時はおねえちゃんが「萌える!」と倒れ込む展開を予想しましたが、腐以前に超絶ブラコンだったのと、悪名が轟いていたせいで、【ハメチンポイ捨てヤロー】と罵られるセンパイ(BLの攻様だ!ぞ!

そっから腐友達のバリアなどがあり・・・受ちゃんにもガッツリフラれて凹むセンパイ。しかしそれすらウソだと思われ・・_(:3 」∠)_

結局誤解が解けてまあるく収まるのは最終盤です。圧倒的に!ラブが足りない!!

大好きな設定だっただけに不完全燃焼ですが、やっぱりおバカな受ちゃんが可愛いので萌2です。

0

ぽやぽや腐男子くん

大学生の礼二(受け)は、心置きなくBL本が読みたくて念願の一人暮らしを始めたほどの腐男子。腐バレが怖くて警戒しながら大学生活を送っていたが、一学年上の矢ヶ崎(攻め)が、なんと行きつけの本屋の息子だということが判明。レジのバイトをしているため、礼二がいつもBL本を買いあさっているのを知られていた。ショックを受ける礼二だったが、矢ヶ崎は「俺も腐男子だから大丈夫」と距離を詰めてきて…。


書店の息子×腐男子のラブコメディです。
攻めは、前々から実家の本屋にBL本を買いに来る受けのことが気になっていて、同じ大学に入ってきた受けに自分も腐男子であると偽って近づきます。
受けは隠れ腐男子だったので、初めてできた腐男子仲間に大喜び。攻めの嘘にまったく気づかず、「腐男子仲間ではよくするらしいよ」と言ってキスされても疑うそぶりもなく、ひたすらニコニコ腐ってます。
それが、攻めがプレイボーイだったことを知る受けの姉(腐女子)にばれ、弟が騙されていると怒り狂って2人は引き離されることに。

受けのぽやぽやさが可愛かった。腐男子なのに自分に向けられる恋愛感情にまったく気づかないのがちょっと不自然ではありましたが、プレイボーイの攻めがハマるのに不自然さのないタイプの純朴な受けでした。これで腐男子というにはちょっと上品すぎるんじゃないかな…といえば語弊がありますが。(笑)
攻めも、腹黒プレイボーイで受けを罠にはめまくりの割に、純情なところがあって可愛かったです。

4

姉がなぁ

ピュアピュア腐男子くんが、ブラコン悪魔姉の妨害にもめげずに、元ヤリ捨て野郎の先輩と結ばれるお話。
腐男子の礼二は、大学入学して念願の一人暮らしを始め、これで好きなだけBL三昧ができると、行きつけの書店で今日もBLの新刊のお買いあげ。
ところが、入学早々に、大学の学部の先輩矢ヶ崎がその書店の息子で、礼二のことをしっかり認識していたのがわかり…。
この、出会いの導入部分は自然で可愛い。
実は矢ヶ崎が前々から礼二に惹かれていて、礼二を落とすためにあれこれしてたり、巻き込まれて当て馬にされちゃった藤木くんも可愛い。
と、男子組はみんな微笑ましいんだけど、礼二のお姉ちゃんが二人の中を妨害しだしてからが、なんだかなぁ、、、
この姉は私の苦手なタイプの女の子で、後半は結構読むのがつらかったから、かなり中立よりの萌。

4

BL度数20%

少女マンガ?かと思えるほど、全てが純粋
かつ、キレイな作品でした。

まず、エロさは皆無。
最後の方にチラッとある程度なので、それを求めてる方には少々(いや、だいぶと)物足りない気がします。

そして、登場する女子の多さ。
腐女子友達が二人、主人公の姉も腐ってる、
その三人が登場多めです。
しかも、姉はブラコンなので、
二人の恋のお邪魔虫に…

そして、絵がキレイ!主人公の久保礼二くんが
とても可愛い!
ショタではないけど、ショタ好きにはたまらないのでは?
そんな彼が書店で働く先輩に言う、一言。

「先輩も俺に下さい  なんちゃって…」

恥ずかしそうに「なんちゃって」という彼に
自分、悶絶。

1

平成ならば、有り得る話

BLは基本的にロマンスである、と言うのが評者の信条です。
ロマンスと言う範疇であればどの様な調理法もありだろうし、
むしろそれ程幅があった方が実りも豊かになる、と考えて
おります。
故に、その展開を支える土台にはそれなりにしっかりして
欲しいと願ってしまう訳です。
そう言う願望の詰まったレビュータイトルです。
この物語の時代設定が昭和だったら、評者は容赦無く
ちゃぶ台をひっくり返します。
星の数はロマンスとしての本筋に対してではなく、
残念ながら土台にかかる部分が多めであると御承知ください。

で、ロマンスとしての部分を改めて考えると。
フィクションとして軽く流す方もいらっしゃいそうですが、
自覚と言う部分で躓く方がいらっしゃるのではないかと
愚考します。
一点弁護するなら、8年かけて成立した一冊です。
8年もあれば、色々認識が変化しても致し方ないかと。

4

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