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ninkyo no otoko ni kawareteimasu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
表題作も『監禁ですか?同棲です。』も、監禁モノ2作品!とっても面白かったです。
『任侠の男に飼われています。』
雪広くんの「煙草の煙で発情する」というのは作者様の思いつき、とのことですが、私ははじめて出会った設定でした。媚薬モノに近い感じ?と思いました。
絵柄がかわいいせいか、わたしはダークな雰囲気はあまり感じませんでした。コーヒーこぼして監禁って…と最初の展開は驚きますけど、組長、なんだかんだで雪広くんにメロメロだし。
雪広くんと付き人のヒロトくんのフツーに仲良しな様子も可愛いです。
面白かったので2巻も同時購入しました。(もうすぐ3巻発売、楽しみです)
ちょうど本の半分ずつくらいの分量で、
作者曰く、毛色の違う “ 監禁もの ” 2本立て、という内容です。
描き下ろしは、ほのぼのテイストで両作品がそれぞれ1Pずつでした。
■表題作「任侠の男に飼われています。」3話
小さな組の組長(表紙左) × 特異体質でぼっちの大学生(表紙右)
煙草の煙を吸うと発情してしまう…という特異体質の受けは、
友達づきあいもままならない寂しいぼっち君で、ヘタレ。
ある日、攻めにぶつかってスーツを汚してしまい、
煙草を吸う攻めの舎弟たちに囲まれた受けは、その煙で勃起☆
それを見たバイの攻めは、面白がるようにして、
煙草の煙を吹きかけながら嫌がる受けの後ろを弄ってイカせて……
攻めはヤクザらしく、逃げようとした受けに怒って、
ペットとして飼って躾けると初対面で監禁するような、俺様ドSな人。
だけど、受けには暴力はふるわないし、セックス以外の時は優しい。
今までぼっちで寂しい思いをしてきた受けは、
次第に攻めにほだされていくのだけれど、
違う組の組長にも目をつけられて、攻めの留守中にその魔の手が……
攻めは結構悪い事もしている感じですが、その辺はぼやかされてて、
ヤクザものだけどそんなにハードではありません。
というか、絵柄のせいもあって、
迫力を感じにくい & ほのぼの寄りに見えるような…?
そこがちょっと物足りない気もしましたが、
恋を自覚した俺様ドS組長の顔はとても可愛いくて、よかったです。
ただ、煙草の煙で発情…の設定は、う~~ん、
なんだか体に悪そうで、わたしはちょっと萌えづらかったな…(-_-;)
■「監禁ですか?同棲です。」3話
これは、正確には監禁モノではないかなぁ。
大企業の副社長の攻めが、工事現場で働く受けに一目ぼれをして、
受けが近くにいたら僕も頑張って働けそうだから、
高いお給料出すから、僕のペットになってよ!!と言いだして、
人里離れた屋敷に一緒に住むことになって…という、
ちょっと強引展開めなお話です。
ただ、ペットと言っても、すぐにエロいことを~~とはならなくて、
一緒に暮らしていく中で距離を縮めていく様子とか、
最初のふたりの噛み合わなさとか、受けの作る料理の数々とか、
ほっこり要素が満載でした。
攻めはお金持ちすぎるせいなのか、子供っぽくて不思議ちゃん。
だけど時々大人っぽい顔を見せたり、
初エッチでは、受けの頑張りを褒めてあげたい、愛してあげたい…
そう言って包容力を見せてくれて…と、そのギャップがいい。
色々と現実味がないような…とは思いましたが、
最後はあたたかな気持ちになれて、読めてよかったです。
監禁…身ぐるみ剥がされて手足施錠、首輪で繋がれ口も塞がれるのかな…?食事も排泄もその場でさせられて……。
自分外道でした…すみませんすみません…orz
煙草の煙で発情する雪広(受け)…あぁ、オメガバースに似てるね。
煙草の煙さえあれば誰にでも発情するなんて!なんてオイシイ設定!!
夏(攻め)が妙に雪広に執着しているが、どこで好きになったのか分からない…。泣き顔かな?
初めから攻めがゲイと公言していればそうなのね~で読めのに何処にも無いんですよね…。
指挿れて受けが泣いた時「気持ち良かったろうが!?え!?」なんか凄んでて必死www男のプライドか。
ヤった次の朝、逃げ出さないように受けのものは全て預かり渡したのが白シャツ1枚w彼シャツwww今度は男のロマンかwww
攻めが出掛けている間に受けは吾妻に襲われます。
煙草の煙で発情!嫌だけど発情!!
シカタナイヨー、オイシイヨー。
…攻め戻って来ちゃったから何もなかったけどね。
煙草の煙無しでも感じるようになった受け。もう確定だね。
早く大学とバイト先に連絡しなね。
◆監禁ですか?同棲です。
才能と金のある人間は考え方も人並み外れているんだよ。
行動が突拍子無くても社会(付き人の中臣)が許す!→貢献しているからね~。
天音(攻め)「働きたくない」出だしからストレートな凄い台詞。
真央(受け)施設育ち。「生まれた時から腹いっぱい飯を食ったこ事がない」…切なすぎる。
工事現場て働く受けを見て理想のペット…らしい。
給料相場の5倍で子猫ちゃん(世話係)になります。
携帯が圏外になるような洋館で二人きり…大した材料もないのに受け生活力高い。
食事美味そう!
天候が悪くなって外回りしようとした受けに外に出るなと人が変わったように言う攻め。
怖くなった受けだが、ちゃんと話すと「…僕は寂しいと思います!心配だし…!」
受けうれしくて笑ったところで攻め「仕事が終わったら真央とえっちがしたい!!」
受け一気にパニックwww
女子としたこともねーのに…ねw
受け「俺が男に勃たないっていったら」
攻め「真央は挿れられる側だから問題ないんじゃない?」
受け「俺が挿れられる側ーーー!!!」
うん、読者は皆分かっていたからキミ勃たなくても大丈夫☆
仕事終わったバンザーイのコマw
どうしてこうなった?のスタイル。
二人とも全裸(受け首輪)で攻め乗っかってるwww
あくまでも攻めの解釈は監禁ではなく同棲らしい。
ただ、このままだと受けは5倍の給料貰ってもなかなか使えないねー。
そこんとこ、気付いてる?
2作品ともシンデレラストーリー的な?
お姫様はお城で幸せに暮らしましたって事になりますかね。
描き下ろしを見てもそんな感じだし、誰も不幸じゃないから良かったんじゃない?
…あ、雪広のバイト先は困っているだろうね…。
主人公の雪広はヤクザにぶつかってコーヒーをこぼしてしまい、その代償に身体を要求されちゃいます。と、ここまではなんか他にもありそうな展開なのですが、特筆すべきは雪広が煙草の煙で発情しちゃうということ。
いくら煙草の煙で発情しちゃっているとはいえ、まだ20そこそこの大学生がヤクザに無理やり抱かれて監禁されちゃうなんてさぞ怖い思いだろうな!と最初は可愛そうしかなかったのですが、そのヤクザの夏さんが嫌いになれないキャラでして。
なんだかんだと雪広に執着して、だんだん甘々になってく様が可愛い!ヤクザ的展開もありつつ、そこまでハードじゃなかったので読みやすくて良かったです。
そして同時収録作品も監禁もの。
監禁と言っても、上のような無理矢理感とかではなく、いつのまにか住込みのバイト始めちゃう主人公の話です。ほわほわしてます。
真央くんがしっかりしつつも意外とうぶで流されキャラなところがツボでした。無駄に家事レベル高いし笑
真央くんはノンケなので、恋に発展するには早いかな〜とは思いましたが、全体の雰囲気は好きな話でした。どちらの作品もキャラが良かったです!
「…白神雪広…ね、真っ白な名前だな。汚したくなる。」
「堕ちて来い、雪広ーーー」
もぅ2巻とか、続編まで読了した今となっては、何言っちゃってんのーーー⁈夏さん!
アナタ、雪広にメロメロでしょうが‼︎と、ツッコミたくてたまらん‼︎
1巻て、シリアスだったのね。若干のシリアス展開だったのね。って言う。
今となっては、夏さんの二枚目ぶりが唯一見れる貴重な巻となっております。
あと、仙丈組のシマ内でのトラブル解決とか、ヤクザの仕事らしい事をしてる(その間に雪広は吾妻組長に襲われます‼︎)のも1巻のみです。笑。
煙草の煙で発情する、なんてトンデモ設定から出会う2人ですが、この後恋になり、唯一無二のお互いの居所、居場所になっていくまで。ぜひ続編まで楽しんで頂けると思います。
夏さんはこの後デレ続けますよ〜♡
表題作
『ドSな組長に飼われています。 ~煙草で感じる淫らなカラダ~』の書籍化
ザ・電子書籍って感じのヤマやオチのない薄い話です
ヤることはヤってるんだけど、日常系漫画っぽい線の細い画で色気はあまりないかな。
煙草が苦手なので、どうにも実際に匂いを想像してしまって気持ち悪くなってしまいました。
『監禁ですか?同棲です。』
長髪の天然・天才プログラマーで副社長の攻の「子猫ちゃん」として、軽井沢の別荘に軟禁される受の話
タバコの煙で発情してしまう特異体質の雪広(受け)は、ある日ヤクザの組長である夏(攻め)にコーヒーをかけてしまったことから拉致られ、その体質を面白がられて犯されてしまう。監禁されていいようにされる日々だったが、逃げようとしたところを見つかり激怒されてしまい…。
とりあえず、ヤクザ怖すぎ…という印象でした。コーヒーをかけただけで拉致られて監禁されるって、人1人行方不明になって何も問題ないってことも理解しがたいし、気持ち悪すぎる。そこに愛が生まれるのも気持ち悪い。攻めのほうはともかく、受けのほうはストックホルム症候群かな?
これならまだ、親の借金で息子がカタに取られ連れてこられた…とかいう設定の方が納得もいくし、萌えられたと思います。
くっついた後の2人はラブラブで可愛らしかったけど、結局ラストになってもまだ監禁されてるし。受けの大学は?
同時収録作は、こちらも同じく監禁ものでしたが、ちゃんと手順を踏んで連れてきているのでマトモでした。
企業の副社長(天才プログラマー的な)攻めが、工事現場で働く受けを見初めて雇い入れ、屋敷に閉じ込めて…という話。監禁というよりはペット扱いで、大事なペットが逃げてはいけないから閉じ込めてる的な感じでした。
攻めがイマイチ理解できないトンチキなキャラでしたし、攻めの部下が全然様子を見に来ないのがすごく不自然でしたが、表題作の訳わからなさと比べたせいか、それほど気にはなりませんでした。
評価的には、表題作がしゅみじゃない、同時収録作が萌で、平均して中立です。
うーん、任侠の男、怖いですねー。最初はガキ相手にーなんていって見逃してくれそうな雰囲気だったのに、マスクで半分隠した雪の顔に興味が湧いたのですかねぇ。興味本意で連れてきて、そのままなしくずし的にレイプ、監禁です。ほんと、関わったら大変な人でしたね。今となってはコーヒー代をくれたおばちゃんを恨むしかない。
ただ、最初は、無理だわーと眉間にシワを寄せていた私ですがよその組の組長吾妻に「おもちゃなら貸してくれ」と言われたときに、「俺のもんだ!」と啖呵を切ったり、吾妻に雪がやられそうになっているところに助けにはいって怒り狂ったり、何より雪が助けてくれた夏の胸に飛び込んでいくところまで来ると、なんかこれまでの極悪非道がすっと無かったことになるから不思議です。
後半のお話は、天才プログラマーで副社長なのにどっかぶっ飛んでる天音と貧乏でお金ほしさに怪しげなバイトを引き受けてしまった真央のお話でした。ぶっ飛んでるから仕方ないと言いますか、最初のお話よりは出会いから仔猫ちゃん扱いで、好き好きビーム出しまくりだし、怪しい話に乗ってきた真央も自業自得と言う気もして、同じ監禁でも受ける印象はかなり違いました。個人的にはこちらの方が好きですね。