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houkago no jouji
王道ですかね。
誘導系腹黒先輩に翻弄される、優柔不断系後輩の話です。
漢文なみに漢字ばっかり。
風紀委員会の議長を務める柴田に、委員会中に居眠りをしていたのを気付かれた藤本。
誰もいなくなった会議室で、見回りの最後の教室で、柴田のされるがままになってしまう藤本は…。
自分の気持ちは言わず、聞かれても「どう思う?」と質問返しではぐらかすような腹黒くんと、頭の中は活発で雄弁なのに、いざ面と向かうと何も言えないもじもじくん。
こういう設定は一時期よくあったような気がします。
もじもじくんに気持ちを自覚させるために、わざとやきもちを焼かせる方法も王道。
王道を外れているのは、短い話なので当て馬が出てこないくらいでしょうか。
もう1話あったら、当て馬も出てきて、ザ・王道だったのかなという作品でした。
表紙と冒頭の議長のビジュアルが違いすぎて、もじもじくんが誰とでもなビッチかと勘違いしてしまう可能性があるので、ご注意ください。