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empty heart
発表は2004年、しかし収録作は1994ー1997辺りの作品となっています。
絵柄など荒削り、甘さはなく暴力的な内容。
「Empty Heart」
1冊の半分ほどを占める表題作。
バンドのギタリスト・キョウスケが好きなナオユキ。
そんなキョウスケはヤクザのノミ行為を手伝っていて、女性と同棲中。そして彼女はどうやら妊娠したらしい。
金が必要なキョウスケのために、ナオユキは勝手にそのヤクザの口利きでカラダを売る…
心の痛みと共に変容していくナオユキ。
恋の残酷。
「サバーバン・キッズ」
ケンカした時は飼育係ゴッコで仲直りさ。病気の動物をエロく飼育するプレイで。
これぞケンカップル…?ワイルドなエロ、野生の趣き。
「ライトサイダーB.」
語シスコ先生の真髄、エロと暴力のエッセンス。
愛してるから過去の男に巻き込みたくない。愛してるから全て話してほしい。そのせめぎ合い。
お母さん。
それは男にとって最大のトラウマなんだね…女でいることが怖くなる話だと思うね。
「デトロイトロックダウン」
タイトルはKISSになぞってるけど、内容はもっとパンクだ。
家庭、兄弟関係、何もかも崩壊している世界観。それでも「兄」と「弟」の関係性は切っても切れない。
BLの体裁を取っているけど、この1編は世界の中のヒリつきを表現しているんだと思う。そして、最近のBLにはこういう視点がないな…と思う。
「アパッチ愚連隊談」
語シスコ&捨井タスコの対談。
面白すぎます。が、レビューで表現できる気がしない。自分で読んで感じて。don't think,feel…