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yongou keibi
ついに・・・終わってしまうのだなぁと、「彼」が撃たれた時に思いました。バッドエンドはありえないと思っていたので心配はしていなかったけど、このクライマックスなら、やっぱり終わっちゃうんだね・・・って思いました。そう思うと泣けてきました。
コミックスでいつも読んでいたのですが、色々な事件が起きるし、キャラも多いし、このままずっといろんなネタで続くのだと(根拠なく)思っていたので、もう皆に会えなくて残念です。
正直、ワンコ受けは好きじゃないし、下克上が自分の好みではあるのですが、桐野クンと滝は唯一そこから外れても好きなカプでした。いったいどこにハマッたのか自分でもわからないのですが、辛いことがあった時など、一巻から順に読み返したりして、心の安定剤になっていました。
葛井先生、素晴らしい作品をどうもありがとうございました!!
最終回らしく、メンバーが勢ぞろいで大きなミッションに挑みます。
しかし、ストーリーは普段よりむしろ弱めな感じがしました。
勇希の過去、恩のある人を守るという大事なミッションなのに、何だろう、今までのようなドキドキ感があまりなくて、前半は固くて難しい感じもしました。
いつもみたいにキャラが動いてストーリーを作っていくというより、文章で淡々と進んでいるような…。
大好きなシリーズだったので、最後だし、言いたいことはたくさんあります。でも最後の最後は、やはりモノローグや心理描写がとてもズシンときまして、冒頭が淡々としていた分、最後にもっていかれた気がします。
長いシリーズだったのでやっぱりキャラが成長していると思うし、作者さんの描くキャラの心情が途中からぐっと重みを増してきて、どんどんうまくおもしろくなってるなあと感じる作品でした。
特に因幡とか・・・とても成長したと思います。最初はみんな嫌い!って感じだったのに。こういうキャラの成長が見える作品って素直にスゴイと思います。
最初は自分を「犬」だと言う勇希に、自分の事をそんな・・・て思ってましたが、今では全く違和感を感じない。
そしてまた一巻に戻ったような新鮮なラストがとても良かったです。
髪を切って、また新人から始めるという勇希のいじらしさにジンと来ました。
でももちろん最初に巻き戻ったわけでなく、勇希は成長していますよね。
自分は一人だと言っていた勇希が、滝に、お前はかけがえのない存在だと言われても今まではイマイチわかってたのかどうなのか。
それが今では、「自分がいなくなれば滝はもう人を好きにならないだろう」と言い切る姿にものすごく彼の成長を感じました。
自分が周りにとってどういう存在なのか、シリーズを通して勇希が作った居場所というものが出来たことを、改めて良かったなあと思います。
しかし、最後なのに駆け足過ぎだと感じるのも確かです。
秋月とか、林さんとか、これからまだまだ広がっていきそうな伏線を割りと放置な気も…。そしてせっかく最後なのでこれまで出来上がったカップルの甘いシーンを少しずつでも入れて欲しかったなあ。
特に自分は土佐と祥のカップリングが大好きなので、最後にそれが見られなかったのが残念でした。
やろうと思えば何時までも続きそうな設定だし、まだまだ続いて欲しかったのが本音ですが、10巻も続くのはなかなかコミックではないですよね。
長い間楽しませて貰った大好きなシリーズなので感謝を述べたいと思います。
シリーズも長期となればより刺激を求めてみたり、脱線してはバッググラウンドを垣間見て奥行を感じたり。
たまに薄味過ぎてあれやこれやと言いたくなったりするものですが、あっさり終わりと言われるとやっぱりなんだか寂しいものです。
そんな訳で完結のテン・ゴング。
何気に初心に戻ったような展開となりました。
これまでの登場人物たちが惜しげもなく総出演。
そうして滝に拾われ、飼われて躾けられ、愛されて少しずつ成長してきた勇希の最終試験。
周囲にもしっかりと愛されているせいか、ヒントどころかカンニングすれすれの感じですが…。
自分とは違う人との理解を深めて、繋がり信頼し、手にした絆。
揺るぎなく見据える眼差しが頼もしく感じられるラストとなりました。
しかし。
良くも悪くも一筋縄ではいかない滝にのせられたままで完結とは納得し難い気持ちも渦巻きます。
なにかあるはずと、深読みしては翻されてばかりなシリーズでしたが、冷静に振り返ってみるとなんだかんだと楽しませていただいた作品でした。
「11以降のサブタイトルを思いつかなかったので10で終了です(笑)」という近況は本当なんだろうか?あとがきなかったしな…。 最終巻っていう感じは全くしないです。今までのように次の巻は誰が主役かな?って感じ。私としては社内カウンセラーや芳賀のところの続きがいろいろと気になっているのですが、取りあえずはここでいったん終了なんでしょう。桐野が撃たれたので別シリーズの川邊先生とか山崎さんも登場してたりと、顔ぶれだけはいろんなキャラ出てきてます。でもそれだけのキャラが登場の割にはストーリーが物足りなく「え~っ、これで終わりなの?」というのが正直なところです。
シリーズ最終巻。コミックで一気に読んでいたから焦らされた感じはありませんが連載で読んでた方にはそれなりに思い入れがあるんでしょうね。
私個人としてはやはり長編、シリーズものは大好きなので、絵が古かろうが設定が王道だろうがやはり大満足な完結編でした。
シリーズといっても巻ごとにメインのカップルが変わるのでそれぞれ色んな過去があったりトラウマがあったりでとてもバラエティに富んでいましたし、髪型や髪の色、眼鏡などのアイテムもうまく使い分けて登場人物を描き分けてくださっているので頭がごちゃごちゃになることもありませんでした。
この巻のストーリーは最後がバタバタっと終わってしまったような気もするものの、最後までぶれないワンコぶりと甘やかされてる感じが伝わってきて息子の成長を見守る母親のような気分になっていました。
欲を言えば、愛人の息子の明弘の心を救ってあげて欲しかった。それと、肺が半分て、結構大変なんじゃないの?!そこは防弾チョッキで良かったんじゃ?!とも思いましたが、それこそベタすぎるし、意外と痛め付けるのがこのシリーズでもあるのでこの方がやっぱりいいんだなぁと思いました。