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幼なじみだからって、こんなことしないでしょ!!
naisho no tobira to boku
表紙の2人はどっちも受けに見え、粗筋も適当に読んだだけだったのでどっちがどっちだと思いながら購入。
攻めの子は思っていたより男らしくしっかり攻めで良かったです♪
致すまでの過程がしっかり描かれていて2人のやり取りが可愛くて楽しかった分、最後まで致してないのが凄く残念でした。
見たかったな〜…
他タイトルの「ミス・コントロール」はLOVE!って感じではないですが、独特な変わったお話しで面白かったです。
「イージーオープンエンド」は2人のキャラも好きだしお話しも良く、ものすごく短いお話しなのに面白くて続きが読みたくなりました。
隣に住む幼なじみのチカ(受け)のことがずっと好きなカズ(攻め)。昔からチカの部屋に入り浸ってきたが、あるとき「カズが大学生になるまでは部屋に立ち入り禁止」と申し渡された。しかしいざ大学生になってもなかなか部屋に入れてもらえない。実はチカはオタクかつプロのエロ漫画家で、立ち入り禁止はその秘密を隠すためだった。
本の帯に「エロ漫画家と大学生」と書かれていたので、受けの職業は一応核心的なネタバレではないと判断してレビューを書いています。
さて作品ですが、受けの22歳エロマンガ家が、何というかおぼこすぎて、ええ〜これでエロマンガ家⁉︎ と思ってしまいました。実体験がないから性的に未熟なのはわかるけど、自他の恋愛的な感情すらまったく理解できないみたいで、よくこれでエロマンガ描いてるなと思ってしまいます。
一方攻めのほうも、ずっとひたすら一途に受けのことを好きで、部屋の窓から見える受けの横顔をオカズにしてた、と告白したりしてるんですが、そのくせ女の子とは普通に付き合って非童貞ってのが…。どこが一途やねん、と突っ込んでしまいました。受けに対する有り余る性欲を他で仕方なく発散してた、というわけでもないようで、童貞の受けにも平気で「彼女いた」とか言ってるし。
あと、受けがオタクだということ(と職業)が攻めにバレるとき、受けが携帯につけていたストラップを攻めが見て「それ去年の冬の会場限定販売セットについてたストラップでしょ」っていう流れでバレるんですけど、えっ攻めもオタクなの?
作者さんの脳内で一体どういう設定になってるんだか訳がわからなかったです。あと会場限定って何の会場? コミケとかのこと? のちのち攻めの友達がマンガ描いてるということは出てくるので、「その友達とコミケに行ったことがあり、そこで売ってたストラップのことも知った」ということにすれば話は通じるけど、それならそうとちゃんと書いてくれなきゃ…。
ほかに同時収録の作品が2点。こちらもかなり説明が足りない感がありました。チンピラみたいなほぼ詐欺師(この設定からしてややこしい)と、金持ちなんだけど周りの人を不幸にする受けの話で、こういう話にしたい、というのが先にあってそこに話を持っていくためにせっせと設定をこじつけているような印象。あと最後に詐欺師が「運だめしな」とか言って宝くじを一枚買ってるんですが、それが一体どういう意味があるのか、とイライラしました。当たると言いたいのか、それならどうして当たったと書かないのか。
そして本を読み終えたあと、カバー下をチェックしたら何と、その宝くじが当たってたおまけマンガがありました。本編で書いてよ!(笑)