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shisen no saki no amai wana
面食いで男運の悪いゲイ・智(受け)は、やけ酒で具合が悪くなったところに行き合わせたイケメンサラリーマン・泰鷹(攻め)に介抱される。後日、清掃に入っている会社で泰鷹に再会したが、智がゲイであることを知った泰鷹は「バラされたくなければ自分の恋人になれ」と脅してくる。イケメン好きのせいでこれまでに痛い目を見てきた智は、相手の本意がわからず戸惑うが…。
絵は綺麗でしたが、いろいろあっさりな話でした。
こうなるかなーと思ったとおりに展開する印象で、新鮮味がなかった。あと攻めが受けを好きだった理由も弱い気がします。受けが攻めを好きになった理由に至っては顔だけのような気もします。
本編ではエロがなく、書き下ろしの短編で本懐でした。
同時収録が二本、うち一本はAV制作会社のプロデューサーが攻め、ゲイバーで働く店員が受けです。
この話がいちばん可愛くて面白かった。受けがビクビクしてる小動物系で、攻めは結構純情。真面目そうでエリートみたいな感じなのに、なんでこの攻めがAV作ってるのか気になりました。
もう一本は音大生同士の話。これは突っ込みどころが多かった。これと表題作が中立、AVプロデューサー×バー店員の話が萌評価です。ただ絵が綺麗だったので萌評価で。
個人的に表題作品よりも二番目のお話のほうが好きでした。
AV制作会社のプロデューサーとバーの男の子きくちゃんのお話。
この男の子がなんだか小動物系で可愛い♥
レビュアーのはるぽんさんも書かれていますが
攻めの澤畠さんが黒髪の普通のサラリーマンに見えて、エッチ系の映像を作っている人だと言うのも意外でした。しかも、コスプレ好き。お仕事にかこつけて、きくちゃんにいろんなコスプレをさせて、いろんなポーズをとらせるのですが、それをブルブル震えながらも健気に頑張るきくちゃんと真面目な顔をして、きくちゃんに近づいている澤畠さんが面白かったです。雨の日に傘を持っているのに澤畠さんの傘に入って帰るシーンではきゅんとしました。