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aishisugiru hito
会社員の柚希(受け)には幼なじみの蒼真(攻め)がいる。いまだに家に入り浸り、家事や生活の世話を焼いてくれる蒼真に、何となく焦燥感が募り、自立しなければと思い立つ柚希だったが、彼女を作って自立すると言うと蒼真は「わかった、もう来ない」と連絡を絶ってしまい…。
攻めに長年散々世話を焼いてもらっていた受けが、急に自立を目指そうとする話です。
そもそもなんで「自立」と「彼女を作る」が同じ次元にくるのか理解できないです。今度は彼女に世話を焼いてもらおうと思ってるのか、と思ってしまいました。
腹黒攻めが自分への精神的依存状態を作り上げていたのですが、攻めはいいんですが受けにはあまり萌えられないです。自立を目指したものの、攻めがそばにいない状況に耐えかねた受けが泣きつき、「やっぱりお前がいないと耐えられない」「じゃあその代わり僕の言うことを聞いて?」って展開になるのも萌えなかったです。
同時収録作が二本。
鉄道の駅の売店で働く攻めに見初められた、その売店に荷物を納入している業者の受け、という話です。
これに限らず、この本に入っていた作品はすべて体格差カプでした。作者さんがお好きなのかな?
納入業者が体格の良い攻め、売店店員が受け、というとありがちかと思いますが、逆なのはちょっと新鮮で良かったです。
もう一作は、引っ込み思案な書店店員の受けが、日本に観光に来ていたイギリス人と仲良くなる話でした。
タイトルが『僕が愛した英国紳士』って言うんですが、攻めは旅行に来ているイギリス人大学生でした。英国紳士なのに大学生…そこはせめて社会人でないと、と思ってしまいました。そしてイギリスへ帰る攻めが「卒業して迎えに来るよ」というオチで、その後実際に迎えに来る番外編にて「ホテルのスイートを予約したよ、日本で住むことに決めてもう家も探してあるよ、ボクのお嫁さんになって」「はい!」って展開。
攻めはお金持ちの家の子なのか、もしそうならそう書いておいてくれないと、いくらなんでもありえなさ過ぎて笑ってしまいました。