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ココナッツ
osusume bl techou
相変わらずの豪華さでしかも今回はランキング上位がしめてます
eBookJapanさん限定の無料お試し読みブック。だいたい一作品一話丸々読めるスタイルです。
無料ブックではこちらとChara Comics Collectionが二強かと思いますが、レーベルを跨いでいるという点でeBookJapanさんのBL手帖に軍配。
そしてこのラインナップは以前eBookJapanのサイトでとったアンケートの結果なので、その時のコメントなんかもちらほら掲載されています。投票した方はその辺りも注目ですね。
★『囀る鳥は羽ばたかない』ヨネダコウさん
→ヨネダさんのこのシリーズはヤクザ受けときいてあまり興味が持てず、ランキングを賑わせていても購入には踏み切れませんでした。
が！やはり良かった！一話だけなのにところどころで倦怠感と虚しさと切なさがグルグル巻き混ぜられていて、読みたい衝動にかられます。
これで他の登場人物がもう少しはっきりと描き分けられていると行きつ戻りつしなくて良かったのですが…
そして影山がツボすぎて、なぜメイン攻めが影山じゃダメなんだー！とハンカチを噛む勢いです。
★『恋愛ルビの正しいふりかた』おげれつたなかさん
→これは〜〜、なんだろすごーくこの一話だけだと攻め（だよね？）が嫌な奴で個人的には好きにはなれない感じです。受けのしたことはおバカだからであって、悪気じゃないのよね。それを仕方ないとは思えず割り切れなかった高校時代の気持ちもわからなくはないけど、それでも、同じ土俵に上がってどうするの。
★『四代目・大和辰之』スカーレット・ベリ子さん
→みのりの手のスピンオフで、そちらは既読です。やー、良いですね！この作画の安定感が！そして勢いが！しかも相変わらず受けなのね、彼は（苦笑）
あのお付きのおじさん攻めだったらもっと美味しかったですが、やはりそこはベリ子さん。一筋縄ではいきませんね。
★『やじるし』はらださん
→人気作家さんですが、誰かしら性格のひね曲がったキャラ（今回は攻め）がいて、読んでいて気持ちの良い読後とならないのが苦手です。
一話ではただのゲス攻めなのですけど、この攻めが今後どうなるのかは気になるもののHP減らされそうで躊躇いたします…
★『BARBARITIES』鈴木ツタさん
→ゲイ漫画界では良くあるキャラでも、BLではかなり珍しいヒゲ受け（一話では受けてませんが）。中世ヨーロッパ風なので、もしかすると今後血生臭い展開やら悲劇展開やらありそうでドキドキしますね。
天然に見えつつ腹黒な部分もあるという個人的にかなり好きなタイプの遊び人攻めなので、この先が大いに気になります。まだ完結していないのかな？完結してから買いたい作品でした。
★『BlueMoon，Blue ～between the sheets～』橋本あおいさん
→や〜、修正が甘くて素晴らしいですね！（笑
橋本あおいさんが描かれる攻めの体は少し細いのが気になってまだ購入していないので、こちらで読めてありがたいです。受けがすごく可愛いかったなあ。これでもっと年相応、キャラ相応に攻めの体に厚みがあれば…
★『gift』一ノ瀬ゆまさん
→いたたたた…切なくて痛いではないですか。これは完結してからでないと、わたしのようなヘタレ読者にはキツイ作品です。これって今後BLのLの部分が本当に出てくるのか気になる受けの不憫ぷり（涙
ボクシングの話って動きだけでもむずかしいのではないかと思いましたがさすが一ノ瀬さん、違和感ありませんでした。
★『エスケープジャーニー』おげれつたなかさん
→うーん、普通に攻めは受けに未練タラタラで大大大好きだねというのがありありとしているので、なんでこう遠回りなのかよくわからないというのが一話を読んでの正直な印象です。解決しちゃったら話にならないというのはわかりますが（苦笑
個人的には視点主の受けがけっこう無神経だなぁと好きになれなかったのと、攻めとグループの友人のトーン頭が似ていてわかりにくかったのが残念です。
高校時代にうまくいかなかったらもっと大人になるまでうまくいかないと思うので、大学生なんて大して高校生と変わらない子供では無理があった気がします。きっと同じことの繰り返しで。社会人設定にしても良かったのでは…
他には『無慈悲なオトコ』桜賀めいさんが収録です。
下記の作品は本編レビュー済み、または、他の試し読みでレビュー済みですので割愛致しました。
『テンカウント』宝井理人さん、『花は咲くか』日高ショーコさん、『恋するインテリジェンス』丹下道さん、『憂鬱な朝』日高ショーコさん、『花鳥風月』志水ゆきさん、『抱かれたい男1位に脅されています。』桜日梯子さん、『不機嫌彼氏のなだめ方』左京亜也さん、『ハートの隠れ家』夏目イサクさん。
量としてはかなりのものです。これからもこの企画ブックが続くことを願います。大変だとは思うのですが、販促にはかなりなものなのではないでしょうか。
