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itoshi no monster
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
超ブラコンの幼なじみ・千明(受け)と付き合っている雅史(攻め)。恋人であるはずなのだが、恋人の頭の中には愛する弟のことしか入っていないようなブラコンっぷり。月に二度のノー弟デーを設定し、その日は弟のことは口にしないと取り決めをしているが、守られることなくお仕置き三昧の日々で…。
モンブラ(モンスターペアレントならぬ、モンスターブラザー)の受けに振り回されている攻めです。受けは元ビッチで、山ほどセフレがいたのですが、「弟にバラすぞ」と脅して恋人になってもらった、という引け目が攻めにはあります。でも脅して恋人になってもらった割には、幼なじみだし仲のいい受け攻めです。
そんな2人の間には、あまりに受けが弟のことばかり言うので、月に2日だけ「恋人の日」というのが設定されています。ノー弟デーで、弟の名前を口にしたらお仕置きというルールです。
でも受けは異常なレベルで弟のことしか考えていないので、そのルールは破られっぱなしで、いろんな(主に性的な)お仕置きをされまくります。
ローターとか、焦らしプレイとか、そういうお仕置きがお好きな方は楽しいかと思います。基本アホエロな話なので、攻めはたまに思い悩んでますが、切ないトーンはほとんどありません。ラスト近くでは放置プレイや、おもらしや、尿道責めなどもありました。
8割方このカプの話なのですが、受けの弟くんもかなり絡んでくるし、弟×恋人の話も間に入ってました。
こちらは高校生同士のカプで、兄カプのようにお仕置きや変態要素があるわけでもなく、まあオーソドックスな話です。
まるで兄弟もの?と思うようなノリの作品なのですが、実際は弟が大好きすぎる男を恋人にした攻めの苦労・・・みたいな作品でした。
受けの千明は弟が大好きで、四六時中弟のことを考えており、出かけてもGPSで追跡、という、こんなに弟に執着しているのは不思議な気も。
攻めの雅史はもとはセフレなのですが、弟のことで千明を脅して恋人の地位を手に入れた、という設定です。
とにもかくにも最初から千明のベクトルは弟に向いているため、なんだか恋愛ものを読んだなぁという率直な萌や楽しさは薄かったかも。
雅史がとにかく二の次なので、可哀想な感じでしたね^^;
雅史もしたたかに、何かと理由づけては千明に「お仕置き」をして楽しむのですが、恋愛ものとしての起承転結は弱い気もします。
いちゃいちゃやお互い大好きという雰囲気が味わいたい方には向かないかもしれませんが、やはり上川さんの描くえろシーンは絶妙に色っぽいので、それ目当てなら楽しめると思います。
千明が淫乱であるという設定も、「弟大好きなおにいちゃん」というカタチから違和感を感じなくはないですが、(その淫乱である実の理由もなんだか不思議な感じがしました)淫乱キャラ好きなら楽しいと思います。
とにかくベッドシーンが濃くて色っぽかったです。
モンスターペアレントならぬ、モンブラ。モンスターブラザー兄、千明は恋人がいながら、常に弟の事しか考えていない。雅史は全て分かった上で 千明と付き合っているものの、面白くは無い。
千明が愛してやまない弟、泰生に過去、千明がビッチだったことをバラすなどと脅して手に入れた恋人の座でもあるので、雅史としても容認せざるを得ない。そして、千明も脅されたとは言え、幼馴染でずっと側に居てくれた雅史を一番信頼してるからこそ、常に弟の話しをしてしまうのだ。
という、とっても面倒くさい兄のお話…かと思いきや、恋人の雅史も結構独りよがり
面倒くさい男で。実は割れ鍋に綴じ蓋的なカップルでした〜、という様な帰結を迎えるので、そのお互い様感がとっても楽しかったりします。
千明のモンブラっぷりに呆れながらも、本当は弟を好き過ぎるが故に、その愛情と劣情を俺で発散しているのでは⁈ などと勝手に切ながる雅史。
しかも中盤では、千明と泰生は実は血の繋がりが無い義兄弟だと分かります‼︎
けれど、千明の愛情とは兄弟として。家族として。血の繋がらない家族を持てた事をとても大切にしているのだと、ちょっぴり温かな気持ちにさせてくれるエピソードを挟んだりしていて。
雅史も千明も性に奔放で、エロエロなんですが、そのエロさとは裏腹にピュアっ子なんです‼︎っていう。
修正は、局部どころかその半径30cmは隠してるよね⁈ というくらい大きな発光白抜き円⁈ なので、
エロエロ言う程のエロさも実際には無いです。
弟たちの恋愛もちょこっと編集。彼らの馴れ初めは、「カモネギ恋愛事変」に収録されてます。
さすが、千明の弟。ドンくさいまでに彼もまたピュアっピュア。
色っぽい馬場くんに煽られちゃいます♡
モンスターブラコン・千明と恋人・雅史がメインですが、
弟カップルも登場します。
『カモネギ色恋事変』のスピンオフ作品です。
前作未読でも問題ありません。
読み始めは、千秋の面倒臭さと雅史に対する愛のなさに嫌な気持ちになり、雅史がとても不憫に思えました。
千秋の生い立ちもわかるのですが、
ちょっと異常かなと……
だけど読んでいくとなかなか可愛い話で、
雅史の包容力とカッコよさに読者の私が絆されました^^;
雅史もなかなかの変態ですが、
千秋にはあれくらい必要でしょう!
なかなかよかったかな……と思っていたら、
描き下ろしでまた引いてしまいました(^^;;
弟カップルの部屋の鍵を勝手に複製って……
さすがにプライバシーね‼︎
雅史にお仕置きされる千秋に納得してしまうラストでした。
ネタバレになってしまうので書きにくいんですけど、千明さんのモンスターブラザーっぷりに笑えました。
そして、そのあまりに過保護にして心配している千明をそれをネタに脅して恋人にしている雅史。焼きもちをやくあまりに、ルールを守れなかった千明にお仕置きをします。そのお仕置きがかなりのもので、千明には変態だと思われています。
やってる内容も描写もそういうプレイが地雷の私には引くほどなのですが、それ以外の部分のちびキャラでのやり取りがコミカルなのでかなり救われます。
なんだかんだ言って、雅史と千明がラブラブでお互いによくわかっているところもお仕置きを愛あるものに感じられて良かったです。
弟カップルも爽やかカップルなので、シリーズとして出ないかなぁと期待してしまいます。